劇場公開日 2021年8月6日

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「”映画”への良いセリフがあるからこそ……気になる部分が許容できなかった」サマーフィルムにのって kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0”映画”への良いセリフがあるからこそ……気になる部分が許容できなかった

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タイムスリップ+映画作り+青春。
好きなポイントはあるものの全体では正直かなり微妙。

特にキャラの距離感がチグハグなのが気になった。敬語タメ語がコロコロ変わる。
仲間になる、仲良くなっていく過程も雑で……うーむ、違和感が。

”映画”に対しての良いセリフもある。”映画っていいよな”って改めて思わせてくれる言葉。そこは好き。
ただ”映画”をテーマにした話なのに、本作自体が映画として微妙な気が……。
先述の口調だったり、描写の丁寧さだったり。
キャラが映画とは?を語るほど荒が際立つ。

展開も中盤はよかったのだけど前半、後半は自分には合わず。

”映画”への良いセリフがあるからこそ……最後まで曲げないで描いてほしかった。余計に歯がゆい。
その展開にすると語ってきたモノがパーになるんじゃ?
丁寧に描けばアリかもだけど表現不足に感じてしまった。

このまま書くとマイナス批評ばかりになってしまいそうなのでここくらいで。
や、ここまでネガティブな感想ばかりになるとは自分でも思わなかった。
光るモノがあるからこそ気になる部分を許容できませんでした。

板橋 駿谷さん(37)が老けた顔の高校生役を演じてるのは面白かった。
いや、あれは高校生を演じる気がないな笑

kizkiz