「上映回数が減っていることが残念」天外者(てんがらもん) ayuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
上映回数が減っていることが残念
三浦春馬さんのファンということもあり、何度も観ています。
夫や息子・友人ともそれぞれ1度行きました。
全員が「良い映画」という評価でした。
私はファンなので、公平なレビューはできないかもしれません。
映画という意味では、2時間では五代友厚の偉業が伝わり難かったと思います。
夫が「大河とかでやってほしかったよね。すごくよかったからもったいない。」と言っていました。
春馬さんをはじめとする演者さんの演技・熱意は星5つです。
特に三浦春馬さんの演技は本当にどの場面も美しく、何度でも見たいと思います。
有志の映画で予算が少なかったことを思わせる、セットやCGなどは多少気になります。
また、ハルとのエピソードが少し長すぎたかも・・・もっと豊子が支えた実業家の五代友厚像をしっかりと描いてほしかった。と何度も見て感じます。
そういう意味での4.5です。
国の未来を考えて生きた、五代友厚のような人たちに支えられて今の日本があるということを改めて感じ、感謝の思いが強まりました。
予告にある「夢のある未来が欲しいだけだ」というセリフは、何度聞いてもつらいです。
三浦春馬さんが30歳以降の夢をたくさん語っていたので、彼がいない。夢のある未来がもうない。と重ねてしまいます。
今年に入って上映回数が減り、会社帰りに観られる映画館が近くに無くなってしまいました。少しづつ若い方が増えてきたように感じているので、夕方の上映が無くなるのは残念です。東京はそれでも上映館があるので、足を伸ばしてあと数回は映画館で観たいと思っています。
ファンとして三浦春馬さんを応援できる最後の機会だと思っているので。