「三浦春馬映画として見た。」天外者(てんがらもん) Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
三浦春馬映画として見た。
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映画自体は、普通の出来だと思う。
三浦春馬の演技は、素晴らしい。
映画星3つ、三浦星1つ。
あんまり不満は言いたくないが、
この映画のキモは、最後の演説だろうと思う。
ここで、キレイな言葉で夢を、語っても大阪商人は
説得できない。
そこで、昔の自分の初心に返って、故郷の言葉で、
本心を心を込めて語る。そこまではいい。
しかし、以前とは違う。自惚れるほどの自信は必要だろう。
だが、
今は、自分だけの力で日本を変える事は、不可能な事も学んでいるはず。
そこで、大阪商人の心からの協力を得る事が出来る
素晴らしい演説の内容が、薄い。
こうすれば、こうなるぞ的な事。
自分だけの利益で行動しても
結局それだけの事!大阪の力で、日本をより発展させ、
日本の地位を世界の中でより大きなものにするべき!
結局、それをする事が日本の利益、大阪の利益、
商店自体の利益になるはず。
そしてついでに、名誉も上がるぞ!
と、アジって欲しかったな。
だが、自分は、名誉も金も要らないっていう結末。
ひとりの不幸な、花魁に助けられた命の価値。
おいそれと、無駄には出来ない。
映画は、そう言ってるけど、
もう少し上手く演出してほしかった感じ。
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