「三浦春馬の目力を感じられた作品 残念でたまらない」天外者(てんがらもん) カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
三浦春馬の目力を感じられた作品 残念でたまらない
五代友厚という偉人の話しだった。
三浦春馬が演じた。ストーリーは青年時代の恋や龍馬、結核を絡ませて、映画としてはいい感じだった(本当は結核ではなく、糖尿だったらしいけど、それじゃカッコ悪いよな)。三浦春馬の目力に、最近の日本の役者には見られなくなった、日本人を感じた。たとえは適切ではないかもしれないが、子供の時に感じた緒形拳の目力を思い出した。でも、遅かった。非常に残念だ。
あの時代に世界情勢を機敏に感じとり、日本を欧米の植民地にさせてなるかと粉骨砕身、努力した天才がもうひとりいたことを学ばせていただいた。
天外者(てんがらもん)はただの変わり者ではなく、天才を意味するらしい。エゲレスの艦隊の大将を相手にした大立ち振舞いには大いにスッキリした。みずからが捕虜になっても、藩と日本を守った。そして、あの子が助けてくれた。いいね。
新しい技術を見通す目も素晴らしい。
大阪の商人を代表する協会の代表になり、演説する場面は、消臭力のTMレボリューションのあの方の堂々たる演技と腹の底から発せられる活きのいいセリフが三浦春馬に勝っていた感じだったが。え?ヤタロウ?弥太郎?えっ、岩崎弥太郎だったの?と驚いた。大物がちっちゃい脇役で固められていたのがちと残念だった。しかし、消臭力のおじさんは度胸があるというか、舞台(コンサート)でつちかった場数を踏んだだけの味があるなぁと感心してしまった。それじゃ、駄目じゃん。三浦春馬頑張れ!と応援したくても、本人がいないのでは、やるかたないとしか言いようがない。かえすがえすも残念。
最後に、昔の偉人や政治家は自分の財産をなげうってでも、なすべきことをした。今は違う。人のお金を黙って自分の懐にいかに合法的に入れることだけを考えておる。昔の人は偉かったで、済ましてはいかん。
こんばんは♪
突然失礼致します。
ー4/5、TOHOシネマズ68劇場にて「天外者」春の特別上映vol.2実施決定ー
とありました。
もしよろしければどうぞ❣️詳細はお近くのTOHOシネマズか他実施劇場にて。返信不要です。🌷