「若干ネタ切れ気味か⁈」ガールズ&パンツァー 最終章 第3話 Recordさんの映画レビュー(感想・評価)
若干ネタ切れ気味か⁈
今回気になった点
・戦車のスピード上がってね?
スピード感ある戦闘シーンは良いのですが、もはや戦車の域を超えたバトルはどうなのかと笑
他の戦車のスピードがUPしてるせいで、ローズヒップの速さがぜんぜん際立ってないです
スピード感は画面映えしますけど、戦車戦ならではのもっと早く動いて〜的なハラハラドキドキもあるにはあるので、やや大味な感じになってる気はします
即効性はあるのですが、ガルパンおじさんに受けた深みが薄れてきてる気はします。
テレビ作など一話とかもっと移動スピード遅かった気はします。
ふつうに倍速、早送りで見てる感覚になります。
・ジャングル戦がよくわからない
ジャングルでの戦車戦をしたかったんでしょうけど、いまいちお互いがどういう作戦で戦ってるのかさっぱりわかりません。なので、大洗が追い詰められている状況が分かりづらくハラハラドキドキしません。
ジャングルでの戦いならではの怖さも伝わってきません。川も大ジャンプで易々と渡ってしまいます。
ここまで見続けてる人なら違和感ないんですけどね笑
・黒森峰の戦術が酷すぎる
圧倒的戦力で力押しが伝統芸なのでしょうが、作中の戦法はさすがにアホ丸出しすぎて、酷い扱い
他校の戦いも、さすがにネタギレの類似の戦いとなってます
すでに優秀の美を飾っているガルパンの続編ですからネタギレなのは仕方ないのです
最終章ではチートな動きを戦車にさせすぎてる気がします。それは特定のチームやキャラがしていたので、まだ許せていましたが、福田やらの脇役チームまでチートな戦車の動きをさせるのはやり過ぎかと。
自動車チームが改造しちゃったとか、ローズヒップが暴走しちゃったとかは笑えて許せて、他のキャラやチームとの差別化となり深みが出るんですけどね。
ガルパンおじさん達は福田とバレーチームの戦いがもっともっさりしてても充分に楽しさを理解できる人達だと思っております。
目先の即効性より後々まで爪痕を残す戦車戦が今後見れることを期待してます。
泥臭い汗まみれの息苦しい狭い空間で、秒単位で危機が迫る圧迫感のある戦車戦を女子校生がしているっていう面白さの原点が見られることを!