ハニーレモンソーダのレビュー・感想・評価
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漫画、ジャニーズだろと侮るなかれ。近年一の傑作演技派青春映画
原作を知らない人には、この夏ひとつ映画を見るならこれを迷いなく勧めたい。原作ファンも実際観たら少なくとも半数は感動で衝撃を受けるはず。感動というのは決して泣けるという意味ではない。凄く良質な映画。原作の人間ドラマ性の濃い部分だけを集めて作り上げられた映画で、出演者が【主演含め】全員相当な演技派で、少女漫画展開ではありつつもひとつひとつのセリフと感情に説得力があり過ぎる。こんな(漫画原作の)恋愛映画今まで見たことがない。実写ものというか普通に映画としての完成度がとても高い。出演者の綺麗な顔を拝んだりイチャつくシーンを楽しむためのものでは全くない。それは主演のsnowmanラウールが万人受けするタイプの美形ではないことからも明らかだろう。ただ実際彼は映画の中でとんでもなく美しく、また素晴らしい演技をしている。ラウールと吉川愛、堀田真由の名演技を見る為に何度も通いたいくらいだ。他のメインキャスト3人も漫画ものっぽいキラキラ感を醸しつつ一つの作品に集結するには十分過ぎる演技力の高さでヒロイン達を手堅く支えている。また映画の長さが内容の濃さに対して足りないくらいなので無駄な綺麗カットやいちゃつきシーンは一切無い。1s残らず全てが作品にとって重要なシーンだ。こんな濃く素晴らしい作品をよくあんなチープでライトな予告にできたもんだ、ってくらい予告じゃ何も見えていない。(←賛辞)予告は原作の本来の読者層に向けたものだろうが、この映画はそんな純な児童から人生を重ねた大人までの心にくるだろう。個人的には、大人の方が演出や演技の深いところまで掴めてこの映画が深く深く響くと思う。見るまでは吉川愛とラウールの顔立ちが原作のキャラのむしろ逆を言っているところやスタイリングの解釈違いになんで!?という気持ちだったが、見たらこれが画期的な正解だったと分かった。ふたりの顔の華やかさが、原作のしゅわしゅわした美しいイラストを生身で映像化していて衝撃的だった。未だかつて実写邦画が成し遂げたことのない域では?横向きのカットなどで普通の役者が演じたら生きた日本人感が出てしまうところを、このふたりでは一生漫画の美しさだった。観たらこの感想がわかってもらえるだろうと思う。ふたりの顔立ちの原作とのギャップだが、このふたりの映画での佇まいと演技力を前には、驚くほど全く存在していなかった。このレビューを見たからといって別にこの作品に期待しなくてもいい。だが、これを映画館で観れる機会を偏見で逃してしまうのは余りにも勿体ないことだと思う。本当に良作でした。観劇後、心は綺麗に洗われて、人を大事にしたい、優しく温かい気持ちに満ちていました。そんな期待しないで、試しに見てみたらどうでしょう。
前評判よりは良かった!
漫画が好きで読んでいて、実写化には反対だったのですが。
実写化は漫画とは少し違うオリジナル要素があると聞き。
まあ、2時間で収まるような内容では無いことは重々承知だったので、別物意識して観に行きました。
やはり、ハニレモファンなので、前評判悪くても見てしまうのです。
まあ、でもやはり内容は羽花ちゃんと界くんのあの8ヶ月の内容を、大事な二人のあの時代をもう少し長く、丁寧に描いて欲しかったなと。
胸キュン台詞、シーンにとらわれすぎかなと。
あと、芹那ちゃんの過去と界くんの過去をもう少し深掘りしてほしかった。
どれくらい依存してたとかさ。
もう少し濃くかいてほしかったかな。
役者のせいではなく、完全に脚本がダメだった。
もしかしたら、2時間でおさめるために編集で削られたのかも知れないけど。
役者は本当に期待してなかったけど。
ラウールくんはまた界くんとは別のオーラや、キラキラ感を出してた。
吉川愛ちゃんは、羽花ちゃんは本当にめちゃくちゃ可愛いんだけど、愛ちゃんも凄く可愛いく映ってて。
以外とすんなり観れた。
三次元の界くん、羽花ちゃんと思えば、すんなりと観れる!
いや、ただただ、オーラと顔がよかった!
映像も音楽も綺麗だったので、三次元ハニレモとしては、まあ、良かったと思う!
でも、やはり脚本が悪いかなと思う。
映画をみて漫画をみたいと思いました。
ラウール君が初主演なので見に行きました。
スクリーンに映っていたのは、恥ずかしがり屋で人見知りのラウール君ではなく
界くんがそこにいました。
人は自分の思っていることを表現する際、いろんな表現の仕方で伝えることができます。
ラウール君は小さいころからダンスをやっているので、感情を表現する際、パッションで伝えることを得意としています。なので、界くんというキャラクターを監督と原作により近づけられるように、監督と話しあって感情の部分から自分の中で作り上げていったのだと思います。
だからこそ、ラウールくんの演技から、界くんが再現され、私たちの心にささったのだとおもいます。
映画を見ればみるほど、もっとみんなのことが知りたいと思うようになりました。
そんな気持ちにさせてくれたということは、漫画の実写化は大成功ということじゃないでしょうか。
いろんな青春映画がありますが、みなが、自分が経験してきた中で演じてきたもの。
ラウールは現役高校生ですが、仕事をしながらなので制限されることも多いと思うので、この映画を通じて、素晴らしい青春を体感できたのではないかと思います。
このフレッシュな体験は、これからアイドルというお仕事をやっていく上では、最高の宝物になったかと思います。まだまだ演技等々未熟なところは多いかもしれませんが、これから間違いなくスターになるオーラは感じました。
界くんと羽花ちゃんと同じようにラウール君も成長し、人は変われるんだってことを教えてくれた内容もキャストも素晴らしい映画でした。
思ったより楽しかったです
胸キュン映画は苦手ですが、楽しめました。前半、詰め込みすぎかと思いましたが、全体としてみたときバランスよかったと思います。
青春が詰まったキラキラ映画ですが、後半に人物の成長を持ってきたことで、キラキラだけではないので、大人でも楽しめるかと思います。
まあ、全体としてはキラキラ映画ですが、見終わって、あ、楽しかったなって思える作品でした。
日本人はあの金髪似合わないので難しいところがあり、ラウールくんも色々言われていましたが、本当に漫画の人みたいでかっこよかったです。吉川愛ちゃんの演技の塩梅がよくて、うじうじした羽花ちゃんなのにイライラせずみることができました。
エンドロールも含めて、作品をどう魅せたいかという制作側の意思がみえる、とても考えられてつくられた良作でした。
元々原作を読んでいて、こんな夢のような話が現実にもあったらいいな。...
元々原作を読んでいて、こんな夢のような話が現実にもあったらいいな。と、羽花ちゃんや界くんへの憧れを抱き、夢見ながら読んでいました。
あと、青春時代を思い出して、こんな風に繊細な時代もあったな。と、所々共感もしつつ。
物語じたいあまり強弱のない物語なので、普通の恋愛漫画のドロドロした部分や、俳優さん目当てで行った人、映画ファンの人には物足りなさを感じる部分もあるかもしれませんが。
この物語は日常でありそうでない。
でも、女の子が憧れたり、夢見たりした世界が広がってます。
羽花ちゃんを通して擬似体験をしている人も多く、それが人気になってる要因でもあります。
なかなか言葉に出来ない想いだったり、人には打ち明けられない悩みを抱えていたり。
そんな自信を持てない人や、悩みを打ち明けられない人へ、頑張るチカラと勇気を与えてくれる内容に仕上がってました。
なかなかあの物語を2時間でまとめるのも大変だと思いますが。
ちょっとはしょり過ぎかな?って部分もありますが、界くんの心情までを描くのであれば、仕方ないのかな。というところです。
原作知らない人には少し駆け足かなって思ってしまうかも。
原作とのイメージは少し違いますが。
私はいつも原作通りの実写化はないので、別物語として観ているので、原作は原作。
映画は映画バージョン。と割りきって観ているので、特にアンチみたいに荒れたりしないのですが。
吉川さんの今までと違った可愛らしく、繊細な演技に心つかまれ、ラウールさんの素直な演技に心奪われました。
ラウールさんはほぼ演技経験がないと。
演技は経験の積み重ねなので、これからが楽しみな存在だなと思いました。
今大女優の方々も始めの方は皆叩かれてましたからね。
ラウールさんも、経験をつめば化けると思います!
この映画に出てる俳優さん全てこれからも活躍していくだろうなと思いました。
男性の方は、原作好きな人をあまり見かけたことがないので、原作知らない一部の男性の方は、共感しにくいかもしれませんね。
あと、主人公達の変わりたいと思う心に共感できない人とか。
110分の映画に詰まった色々な問題提起。
今年78本目(合計142本目)。
原作は見ていないです。最後のエンディングロールで、少女漫画に原作があることを知りました。そのため、男女でいえば女性のほうが圧倒的に多い状態。
大阪ステーションシネマ、一番大きい1番シアターでも、9割埋まっていました。
原作は見ていないですが、展開はわかりやすいし未履修の方でもわかりやすいように最初の説明はありますし、何より、コロナ事情で何度か延期になったこの映画も、何度も「レモンソーダのようなさわやかさを~」という触れ込みでCMをずっと流していたので、「まぁ、高校生どうしの恋愛を描くのだろう」ということは誰でもわかりますね。
人にはそれぞれ、たとえ友人や、それこそ極論、彼氏・彼女の関係になっても、知られたくない過去、個人の秘密というのもは、あります。一方で、過去や個人の秘密を変えていくことはできません。できることは、それを前提に未来を変えていくことです。
この問題提起は後半の30分ごろまで出てこないのですが(うっすら出てくるが…)、そのことは高校生であれば(民法上の成人でなくても)理解して行動していくものであり、そういう前向きな人がたくさん出てくること、それ「自体」が実は「ハニーレモンソーダのようなさわやかさ」なのかな…と思いました。
特に減点対象とすべき点はないので、5.0としました。
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(減点なし/他事考慮) 大阪ステーションシネマさん…。この週の人気作と踏んだのか、一番大きい1番シアターを振ってくださっているのですが、それでも9割埋まりという状況。しかも大阪市は21時までというルールなのに、21時までいっぱいいっぱいの映画なので、帰りは完全に「密」です。この辺、整列退場を促すようなアナウンスは必要ではなかったかなぁ…と思います。
(※) さらに、「映画の終わりに表示されるQRコードを読み込んでアンケートに答えるとアマゾンギフトカードをプレゼント」という企画もやっていたため、階段付近はそのQRコードを取るお客さんが続出して、下手すると将棋倒しのような状況になってました。
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女の子の友情がいい!
スノファン 原作履修済み
20代女性 SnowManファン
ラウールくんが主演をするということで、元々漫画好きなのもあり、原作を現在発売されているものを全て読んだ上で鑑賞しました。
率直な感想としては、ベタな少女漫画を約2時間の三次元世界に押し込めたらこのレベルになるよなって感じです。
スノファンですが、正直とても退屈でした笑 ラウールくんファンか原作ファンじゃないと楽しんで観れないと思います。
脚本 うーん…良くない
演出 ベタすぎて観てて恥ずかしくなる(特に劇中の音楽)
役者 皆さん良い演技。自然に観られる。こんな酷い脚本なのに良く頑張って演技してるなあ、といった感じです。
石森役の吉川さんはとても頑張っていて、演技も良いと思いますが、もっと適任の役者が居たのではないかと思います。
いじめられっ子にしては可愛すぎる。
ラウールくんはどんな酷い演技なんだろうとビクビクしていましたが、全然良かったと思います。カッコいいセリフを言う時に吐息が多すぎて、ちょっとクサすぎる場面もありましたが。ファンだから評価が甘々になってしまうのかもしれないですが、ラウールくん頑張ったねえと褒めたくなってしまいます笑 原作の界くんのイメージとそこまで離れてないと感じました。2次元スタイルだからでしょうか。
気になったのはやはりストーリー展開です。2時間におさめると、ストーリーが駆け足になってしまうのは仕方がないとは思いますが、うかちゃんの強くなっていく成長の様子や、2人が惹かれあっていく過程がすっ飛ばされている感じでした。あれじゃ、石森はほんとにいじめられてた隠キャだったの?って感じです。
普段少女漫画原作の映画は全く観ないのですが、みんなこんな感じのクオリティなんですかね?少女漫画の世界観は2次元だからこそ、成り立っているんだと改めて感じました。
3次元にすると、一気に冷めちゃいます。
原作とはまた違った魅力に溢れてました!
原作を元々読んでいて、映画化が決まり、ドキドキしていました。
基本好きな漫画の実写化(特に映画)はあまり観ないようにしているのですが。
ちょっとキャラクターのイメージとは違った部分もありますが、出演者が好きな人ばかりなので観に行きました。
内容は、原作と違う部分もありますが、あの物語をよく2時間で始めてみる人にもわかりやすく表現されているなー!と思いました。
また、界くんのあのオーラはラウールくんにしか表現出来なかっただろうし、いじめ役のイメージのある愛ちゃんが、完璧に羽花ちゃんを演じていて、ラウールくんのオーラと愛ちゃんの雰囲気に一気に映画の世界に引き込まれて行きました。
映画ならではのオリジナリティーも凄くよくて。
実写化にあまり感情移入したことがなかったのですが、この映画は本当に目が離せませんでした。
好きな人ばかりだからではなく、繊細に主人公達の心を描かれてたので。
漫画でもそうですけど、弱い部分を認識していて、変わりたいと思ってる。
一歩踏み出す勇気が欲しい。
共に支えあって、共に成長していきたい。
そんなパートナーと出会ってみたい。
そんな生き方をしてみたい等々。
夢見てる人が、主人公と共感出来る人が、ハマっていった漫画なので。
映画もそう思ってる人にはハマると思います。
個人的に告白するシーンで、界くんの好きな台詞が無かったので。
0.5だけ星減らしてます。
すみません。
シュワキュンできた
面白くはあった…
とにかく台詞が不自然でウケました。
演技力以前の話で、
途中からスカッとジャパン見てるのかと思いました。
吉川愛と友達が弁当食べるシーンで、自分語りを始めたり
出会ってすぐ初対面の相手に「変わりたい」とか言い始める。
ラウールのくさいセリフとかより、そっちのほうが気になりました。
撮影1週間くらいでやったの?ってくらい適当でした。
花火大会で、ラウールが吉川愛を見つけ出すシーンとかあまりにも雑。
その他オモロシーンです。※ネタバレ※
・ラウールが熱を出して、連絡もなしに家凸する吉川愛
・熱出てぶったおれるラウール(そのくせに玄関まですぐ来れる)
・堀田真由が友達に水をぶっかける
・ただのバーテンのことを「別の世界」、「恋愛する資格ない」というラウール
・備品倉庫のことを「ほこりっぽいだろ」って自分の部屋のように紹介するラウール
・堀田真由と濱田龍臣の妙に大人ぶった会話
・なんの伏線でもない吉川愛のへったくそな絵
・なにへの怒りかわからないけどコンビニ弁当ぶんなげるラウール
・どこで服を買うかの質問に対して「駅前」のラウール
・そもそも石…とは?身体が硬直してしまうってこと?
そんなことでいじめないと思う。リアルさが足りない。
よかったことは、
ラーメン食ってるラウール、トゥンカロン丸飲みしてるラウールが可愛かったことです。
質問ノートのくだりで、色々なシーンを畳み掛ける演出はよかったですね。
横浜とキリンレモンをよくアピールできてる映像ではありました。
ラウールという逸材に魅せられた
映画見終わった時のざわめきとキャー具合が過去一凄かった。監督がラウールに英語学んで世界に行ってほしいと言っていた意味が分かった。
久々にこんなに華のある人を邦画で見ました。
予告のイメージと違い、全世代楽しめて感動できるドキュメント映画になってて本当に素晴らしかった。久々に心が潤う作品だった。
ラウールに良い意味で裏切られた
原作漫画を111分に纏め上げているので正直駆け足感は否めないが、エピソードの取捨選択が出来ていて、できるだけ世界観を壊さないようにとの制作陣の誠実さが伺える。
ヒロインの吉川愛は羽花の成長ぶりをさすがの実力で演じており非常に安心して見られた。
そしてラウールには良い意味で裏切られた。彼は金髪が良く似合い、手足が長くまさに少女漫画から飛び出してきたようなビジュアルとカリスマ性があり、三浦界はかなりのハマり役だと思う。若手だと恐らく彼しかできないのではと思わされた。台詞回しはさすがに経験不足な点は否めないが、初主演でこれだけ表現できれば素晴らしいと思う。
三浦界の影の部分の表現が特に上手かったので、アイドルではあるが、今後クレイジーな悪役を演じてほしい。
ラウールの役者としての今後の成長が楽しみになる一作でもある。彼は今後役者として化けてほしいなあ。
映像がとにかく綺麗
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