ハニーレモンソーダのレビュー・感想・評価
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思ったより楽しかったです
胸キュン映画は苦手ですが、楽しめました。前半、詰め込みすぎかと思いましたが、全体としてみたときバランスよかったと思います。 青春が詰まったキラキラ映画ですが、後半に人物の成長を持ってきたことで、キラキラだけではないので、大人でも楽しめるかと思います。 まあ、全体としてはキラキラ映画ですが、見終わって、あ、楽しかったなって思える作品でした。 日本人はあの金髪似合わないので難しいところがあり、ラウールくんも色々言われていましたが、本当に漫画の人みたいでかっこよかったです。吉川愛ちゃんの演技の塩梅がよくて、うじうじした羽花ちゃんなのにイライラせずみることができました。 エンドロールも含めて、作品をどう魅せたいかという制作側の意思がみえる、とても考えられてつくられた良作でした。
元々原作を読んでいて、こんな夢のような話が現実にもあったらいいな。...
元々原作を読んでいて、こんな夢のような話が現実にもあったらいいな。と、羽花ちゃんや界くんへの憧れを抱き、夢見ながら読んでいました。 あと、青春時代を思い出して、こんな風に繊細な時代もあったな。と、所々共感もしつつ。 物語じたいあまり強弱のない物語なので、普通の恋愛漫画のドロドロした部分や、俳優さん目当てで行った人、映画ファンの人には物足りなさを感じる部分もあるかもしれませんが。 この物語は日常でありそうでない。 でも、女の子が憧れたり、夢見たりした世界が広がってます。 羽花ちゃんを通して擬似体験をしている人も多く、それが人気になってる要因でもあります。 なかなか言葉に出来ない想いだったり、人には打ち明けられない悩みを抱えていたり。 そんな自信を持てない人や、悩みを打ち明けられない人へ、頑張るチカラと勇気を与えてくれる内容に仕上がってました。 なかなかあの物語を2時間でまとめるのも大変だと思いますが。 ちょっとはしょり過ぎかな?って部分もありますが、界くんの心情までを描くのであれば、仕方ないのかな。というところです。 原作知らない人には少し駆け足かなって思ってしまうかも。 原作とのイメージは少し違いますが。 私はいつも原作通りの実写化はないので、別物語として観ているので、原作は原作。 映画は映画バージョン。と割りきって観ているので、特にアンチみたいに荒れたりしないのですが。 吉川さんの今までと違った可愛らしく、繊細な演技に心つかまれ、ラウールさんの素直な演技に心奪われました。 ラウールさんはほぼ演技経験がないと。 演技は経験の積み重ねなので、これからが楽しみな存在だなと思いました。 今大女優の方々も始めの方は皆叩かれてましたからね。 ラウールさんも、経験をつめば化けると思います! この映画に出てる俳優さん全てこれからも活躍していくだろうなと思いました。 男性の方は、原作好きな人をあまり見かけたことがないので、原作知らない一部の男性の方は、共感しにくいかもしれませんね。 あと、主人公達の変わりたいと思う心に共感できない人とか。
110分の映画に詰まった色々な問題提起。
今年78本目(合計142本目)。 原作は見ていないです。最後のエンディングロールで、少女漫画に原作があることを知りました。そのため、男女でいえば女性のほうが圧倒的に多い状態。 大阪ステーションシネマ、一番大きい1番シアターでも、9割埋まっていました。 原作は見ていないですが、展開はわかりやすいし未履修の方でもわかりやすいように最初の説明はありますし、何より、コロナ事情で何度か延期になったこの映画も、何度も「レモンソーダのようなさわやかさを~」という触れ込みでCMをずっと流していたので、「まぁ、高校生どうしの恋愛を描くのだろう」ということは誰でもわかりますね。 人にはそれぞれ、たとえ友人や、それこそ極論、彼氏・彼女の関係になっても、知られたくない過去、個人の秘密というのもは、あります。一方で、過去や個人の秘密を変えていくことはできません。できることは、それを前提に未来を変えていくことです。 この問題提起は後半の30分ごろまで出てこないのですが(うっすら出てくるが…)、そのことは高校生であれば(民法上の成人でなくても)理解して行動していくものであり、そういう前向きな人がたくさん出てくること、それ「自体」が実は「ハニーレモンソーダのようなさわやかさ」なのかな…と思いました。 特に減点対象とすべき点はないので、5.0としました。 ---------------------------------------------------------------------- (減点なし/他事考慮) 大阪ステーションシネマさん…。この週の人気作と踏んだのか、一番大きい1番シアターを振ってくださっているのですが、それでも9割埋まりという状況。しかも大阪市は21時までというルールなのに、21時までいっぱいいっぱいの映画なので、帰りは完全に「密」です。この辺、整列退場を促すようなアナウンスは必要ではなかったかなぁ…と思います。 (※) さらに、「映画の終わりに表示されるQRコードを読み込んでアンケートに答えるとアマゾンギフトカードをプレゼント」という企画もやっていたため、階段付近はそのQRコードを取るお客さんが続出して、下手すると将棋倒しのような状況になってました。 ----------------------------------------------------------------------
女の子の友情がいい!
Snow Manの曲が映画館で聴きたくて、2回見に行きました。 学園ものはもうあんまり見ないのですが、とてもたのしめました。 ラウールくんが、マンガからでてきたみたいなビジュアルでびっくり! 普段とは正反対のキザな演技も、思った以上にハマっていたと思います。良かったです。 吉川愛さん、堀田真由さん、岡本夏美さんの友情というか、それぞれの演じる女の子が魅力的で。 年甲斐もなく感情移入してしまいました! 他の出演作とみたくなりました。
スノファン 原作履修済み
20代女性 SnowManファン ラウールくんが主演をするということで、元々漫画好きなのもあり、原作を現在発売されているものを全て読んだ上で鑑賞しました。 率直な感想としては、ベタな少女漫画を約2時間の三次元世界に押し込めたらこのレベルになるよなって感じです。 スノファンですが、正直とても退屈でした笑 ラウールくんファンか原作ファンじゃないと楽しんで観れないと思います。 脚本 うーん…良くない 演出 ベタすぎて観てて恥ずかしくなる(特に劇中の音楽) 役者 皆さん良い演技。自然に観られる。こんな酷い脚本なのに良く頑張って演技してるなあ、といった感じです。 石森役の吉川さんはとても頑張っていて、演技も良いと思いますが、もっと適任の役者が居たのではないかと思います。 いじめられっ子にしては可愛すぎる。 ラウールくんはどんな酷い演技なんだろうとビクビクしていましたが、全然良かったと思います。カッコいいセリフを言う時に吐息が多すぎて、ちょっとクサすぎる場面もありましたが。ファンだから評価が甘々になってしまうのかもしれないですが、ラウールくん頑張ったねえと褒めたくなってしまいます笑 原作の界くんのイメージとそこまで離れてないと感じました。2次元スタイルだからでしょうか。 気になったのはやはりストーリー展開です。2時間におさめると、ストーリーが駆け足になってしまうのは仕方がないとは思いますが、うかちゃんの強くなっていく成長の様子や、2人が惹かれあっていく過程がすっ飛ばされている感じでした。あれじゃ、石森はほんとにいじめられてた隠キャだったの?って感じです。 普段少女漫画原作の映画は全く観ないのですが、みんなこんな感じのクオリティなんですかね?少女漫画の世界観は2次元だからこそ、成り立っているんだと改めて感じました。 3次元にすると、一気に冷めちゃいます。
原作とはまた違った魅力に溢れてました!
原作を元々読んでいて、映画化が決まり、ドキドキしていました。 基本好きな漫画の実写化(特に映画)はあまり観ないようにしているのですが。 ちょっとキャラクターのイメージとは違った部分もありますが、出演者が好きな人ばかりなので観に行きました。 内容は、原作と違う部分もありますが、あの物語をよく2時間で始めてみる人にもわかりやすく表現されているなー!と思いました。 また、界くんのあのオーラはラウールくんにしか表現出来なかっただろうし、いじめ役のイメージのある愛ちゃんが、完璧に羽花ちゃんを演じていて、ラウールくんのオーラと愛ちゃんの雰囲気に一気に映画の世界に引き込まれて行きました。 映画ならではのオリジナリティーも凄くよくて。 実写化にあまり感情移入したことがなかったのですが、この映画は本当に目が離せませんでした。 好きな人ばかりだからではなく、繊細に主人公達の心を描かれてたので。 漫画でもそうですけど、弱い部分を認識していて、変わりたいと思ってる。 一歩踏み出す勇気が欲しい。 共に支えあって、共に成長していきたい。 そんなパートナーと出会ってみたい。 そんな生き方をしてみたい等々。 夢見てる人が、主人公と共感出来る人が、ハマっていった漫画なので。 映画もそう思ってる人にはハマると思います。 個人的に告白するシーンで、界くんの好きな台詞が無かったので。 0.5だけ星減らしてます。 すみません。
シュワキュンできた
原作未読。 前半は羽花ちゃんの成長、後半は界くんの成長と二部構成。駆け足感は否めないが、思春期ならでは葛藤を友達や恋人といった狭い世界で解決していくリアルが感じられて、胸が痛くなった。 二人が心を通わせたとき、嬉しくて涙がこぼれた。 主演のラウールくんも、周りのキャストも青春映画らしく、輝いてみえました。 帰ってからも余韻が抜けず、もう一度見に行きたいと思っています。 少し残念だったのは、羽花ちゃんの私服がもっさりしていたところ。あゆみちゃん、せりなちゃんはキャラにあった可愛い洋服が多かったが、羽花ちゃんはどの洋服もあまり似合っていなかった。表情は抜群に可愛かったので少し残念でした。
面白くはあった…
とにかく台詞が不自然でウケました。
演技力以前の話で、
途中からスカッとジャパン見てるのかと思いました。
吉川愛と友達が弁当食べるシーンで、自分語りを始めたり
出会ってすぐ初対面の相手に「変わりたい」とか言い始める。
ラウールのくさいセリフとかより、そっちのほうが気になりました。
撮影1週間くらいでやったの?ってくらい適当でした。
花火大会で、ラウールが吉川愛を見つけ出すシーンとかあまりにも雑。
その他オモロシーンです。※ネタバレ※
・ラウールが熱を出して、連絡もなしに家凸する吉川愛
・熱出てぶったおれるラウール(そのくせに玄関まですぐ来れる)
・堀田真由が友達に水をぶっかける
・ただのバーテンのことを「別の世界」、「恋愛する資格ない」というラウール
・備品倉庫のことを「ほこりっぽいだろ」って自分の部屋のように紹介するラウール
・堀田真由と濱田龍臣の妙に大人ぶった会話
・なんの伏線でもない吉川愛のへったくそな絵
・なにへの怒りかわからないけどコンビニ弁当ぶんなげるラウール
・どこで服を買うかの質問に対して「駅前」のラウール
・そもそも石…とは?身体が硬直してしまうってこと?
そんなことでいじめないと思う。リアルさが足りない。
よかったことは、
ラーメン食ってるラウール、トゥンカロン丸飲みしてるラウールが可愛かったことです。
質問ノートのくだりで、色々なシーンを畳み掛ける演出はよかったですね。
横浜とキリンレモンをよくアピールできてる映像ではありました。
ラウールという逸材に魅せられた
映画見終わった時のざわめきとキャー具合が過去一凄かった。監督がラウールに英語学んで世界に行ってほしいと言っていた意味が分かった。 久々にこんなに華のある人を邦画で見ました。 予告のイメージと違い、全世代楽しめて感動できるドキュメント映画になってて本当に素晴らしかった。久々に心が潤う作品だった。
ラウールに良い意味で裏切られた
原作漫画を111分に纏め上げているので正直駆け足感は否めないが、エピソードの取捨選択が出来ていて、できるだけ世界観を壊さないようにとの制作陣の誠実さが伺える。 ヒロインの吉川愛は羽花の成長ぶりをさすがの実力で演じており非常に安心して見られた。 そしてラウールには良い意味で裏切られた。彼は金髪が良く似合い、手足が長くまさに少女漫画から飛び出してきたようなビジュアルとカリスマ性があり、三浦界はかなりのハマり役だと思う。若手だと恐らく彼しかできないのではと思わされた。台詞回しはさすがに経験不足な点は否めないが、初主演でこれだけ表現できれば素晴らしいと思う。 三浦界の影の部分の表現が特に上手かったので、アイドルではあるが、今後クレイジーな悪役を演じてほしい。 ラウールの役者としての今後の成長が楽しみになる一作でもある。彼は今後役者として化けてほしいなあ。
映像がとにかく綺麗
そこまで期待せずに娘の付き添い?で行ったが、とにかく全てがキラキラしていて映像が美しかった。キャスト全てが輝いて見えたが、主演のラウールのビジュアルが特に常軌を逸していた。まさに漫画から飛び出してきたような顔面。歯の浮くようなセリフも説得力がある。演技は初主演でそこそこなのかもしれないが、周りのキャストの演技によって自然に思えてくる不思議。 まさか感情移入するまいと思って見ていたけれど、後半のかいくんの抱える闇のようなものに少し苦しくなった。なるほど、つくり手はただの恋愛映画にしたくなかったのかもしれない。キラキラ王道恋愛映画なことは間違いないが、色々考えさせられる作品だった。
心の傷と闇を抱えた人間のキラキラ青春ラブストーリー
この映画、メインテーマが「恋愛」じゃないなと感じました。
人間の成長、そして「心の傷を癒す」ということがこの映画の主題ではないかと思います。
いじめによって負った羽花の心の傷が、界や仲間と一緒に過ごすことで癒され、本人も成長し強くなる。そして今度は強くなった羽花が界の心の傷を癒す。
心に傷と闇を背負った人間のキラキラ青春ラブストーリーという異色の作品です。
------ここから詳しいネタバレ-----
特に秀逸だったのが、ある意味立場逆転ともいえる羽花と界の行動のリンク。
「羽花が界への想いを伝えるため自転車を爆走させ→みなとみらいのあの場所にたどり着き→想いを伝え→キス」の流れ、最後のシーンの界が全く同じ行動を同じ流れでするんですよね。
界によって癒された羽花に、界の心の傷が癒される流れが、「2人は真逆のようで同じ」という事、そして羽花の成長が感じられ感動しました。
勿論、エンドロール等純粋に「胸きゅん」「恋愛」を求めている人が満足できる演出はたくさんあります。
そして私がこの映画で1つ学んだことは、「家族構成というのは気軽に聞いていいような事ではない」という事です。当たり前に両親に愛されると分からない。気をつけよう。
キスシーンで釣りすぎてる
現実問題、コロナで未成年の高校生に何度もキスさせてこれでいいのかっていうこともあって野放しに楽しめなかった。 二十歳前後の俳優女優を集めてがっつりキスさせまくるということがインモラルな気がして。これがニューノーマルなの? キスシーンで釣りすぎてる。 原作がそうなんだろうけど、後から知ったけど子供が読むような漫画でも表現がエロくて引く。 友情とか成長とかがテーマで素敵な映画として受け入れられているけど、やってることはモラルに欠くし、タチが悪いな。
あの濃密な原作がリズミカルに纏められた111分
生粋の少女漫画オタクとして言うが、私は実写化に対するマイナスな固定概念が大嫌いだ。実写が決まるたびに起こるいき過ぎた“コレじゃない論争”。これほど醜い論争があるだろうか。 この作品で言うなれば、村田真優先生が描く界や羽花、その他登場人物はただ一人だが、私が想像する界と、読者Aが想像する界にはきっと何らかの違いがあるはずで、理想とする像が当たり前に読者同士でマッチするわけでは無い。 だからこそ、実写映画には様々な楽しみ方があると思う。その俳優が理想像とマッチしているのなら実写として純粋に楽しめば良いし、キャストが好みならもう一つの作品として楽しむという方法もある。それこそ、誹謗中傷してしまうほどキャストが好みでないのなら、見なければ良いだけの話。(まあ、実写を見たことで、原作の世界観が壊れてしまうほどやわな原作ではないように思うが。。 私個人的の感想としては、吉川愛さん演じる羽花は髪色以外理想とする像そのままだったし、彼女の演技力にねじ伏せられた。界を演じたラウールさんは、素材としての圧倒的な説得力が圧巻だったように思うし、あの2次元のようなスタイルとリアルな身長差には惚れ惚れする。堀田真由さん演じる芹奈も非常に印象的だった。 もう少し心情への細かな配慮が欲しかったが、111分しかない尺の中であの濃密な原作をよくここまでリズミカルに纏めたと思う。 最後に、ラウールさんの顎のラインの綺麗さには友人共々驚かされました。
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