「炭酸が抜け気味のボンヤリとした映画」ハニーレモンソーダ ジリオロッソさんの映画レビュー(感想・評価)
炭酸が抜け気味のボンヤリとした映画
SnowManと吉川愛ちゃんのファンなので楽しく観ました・・・と言いたいところだけど、あまりにストーリーが緩慢なのが残念。
いじめられていた女の子がカッコいい男子に助けられたことから恋が始まる・・・のは王道だけど、主人公含め出演者達の家族が1人も出てこないから物語に奥行きが感じられない。
終盤になってラウール君がバーテンダーとして夜の仕事をして生計を立ててるとか、家族の秘密が明かされたけど、え?女の子の方も一人暮らし設定?部屋がお洒落すぎるし、観葉植物とか多すぎない?等などツッコミ所が満載すぎた。
ただ、ラウール君の初々しさは魅力的。初めてのキスシーンを枕で練習したそうだし、あまりにシャイなので吉川愛ちゃん曰く「試写の時に自分のシーンが映ると、椅子からずり下がって頭が見えなくなるw」とのこと。
なるほど、これかな?あれかな?と思ってニヤけてしまった。
そして、吉川愛ちゃんは昔の山口百恵さんや斉藤由貴さんといった女優を思わせる存在感があって素敵だなと思う。
今は透明感とか曖昧な雰囲気が良しとされるけど、久しぶりに王道の若手女優さんを見つけた気がしたので、星を1つおまけしました。
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