「いしもりがかり」ハニーレモンソーダ ONAKAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
いしもりがかり
似た系統の「胸が鳴るのは君のせい」は個人的にハマり、「ライアー×ライアー」は全くハマらずと、ジャニーズ恋愛映画は1勝1敗という感じでの3本目。ラウールの演技は全く見たことがなかったので、期待半分不安半分での鑑賞。
思っていたよりも良かったです。割とグダることなく、ちゃんと純粋な恋愛を描き切っていると思いました。
演者の演技がお見事だったと思います。ラウールは可もなく不可もなくと言う感じですが、特別下手とは感じなかったです。少々飛びすぎたセリフもありましたが、ラウールのときめかせ力は凄いと思いました。
ヒロインを演じた吉川愛さん、とても良かったです。過去作では「十二人の死にたい子どもたち」や「のぼる小寺さん」、「ラーヤと龍の王国」の吹き替えなどに出演されていましたが、申し訳ないことにあまり印象に残っていませんでした。ただ今作ではすごい真っ直ぐな目をしている臆病な少女から、たくさんの人とコミュニケーションを取れるようになり、成長ぶりがとても眩しいです。
脇を固める演者もお見事で、物語がしっかり成り立っていたのも、地に足立った演技のおかげです。
王道の中の王道を行く作品ですが、スポンサーの関係でずっとキリンレモンを持っているのがじわじわきました。ラウールの今後にも期待です。
鑑賞日 7/13
鑑賞時間 16:25〜18:30
座席 D-4
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