由宇子の天秤のレビュー・感想・評価
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見終わった後もずっしり来ますね。 自分だったらやっぱり丸く収まる方...
見終わった後もずっしり来ますね。
自分だったらやっぱり丸く収まる方策を模索してしまうと思います。
光石研がそんな事するとは最後まで思えませんでしたが。
飽きるほど長い
ダラダラと長い
最後の決闘裁判と同じ尺なのはなぜ
もっとかいつめたよねぇ!?
言いたいこともわかるし訴えたいこともわかるが、既に使い古されたマスコミ批判と児童虐待を題材にし、特に新しい視点があるわけでもなく、かと言って是枝さんみたいに淡々と描くでもなく、いや描こうとして失敗してる
生徒にイタズラした高校教師を学校が吊し上げた結果生徒の方が自死してしまい、マスコミの執拗な攻撃に耐えられず教師も自殺してしまい、マスコミと学校の悪事を教師側と生徒側の遺族の視点から炙り出すドキュメンタリー撮ってるけど私生活が結構大変なドキュメンタリー監督のお話
全てが中途半端
最後のシーンなんか特に中途半端
何がしたいのかわからない
題材は良いよ
マスコミの切り取り合戦、性虐待、遺族に対する被害、片親の貧困
でもね、持て余しちゃってんのよ
全ての問題をサラッサラッと取り上げてるからどの問題に対しても中途半端な終わり方
これに2時間半かぁというのが感想
バランスを失う天秤
事実を明らかにすることと隠すこと。
なんとかバランスを保つ天秤がバランスを失い、その後のさらにひどい展開を予想させて物語は終わる。
BGMのない152分、退屈せずずっと集中して見た。ありきたりな表現だけれども、瀧内公美の存在感のおかげだと思った。
モラルと矛盾が天秤のように揺れ動く世界で、行動する由宇子が魅力の社会派ハードボイルド映画の傑作
テレビドキュメンタリーの敏腕ディレクターとして顔と父親の経営する進学塾で講師の顔の二つの異なる世界で生活を送る由宇子は、自殺した女子高生と教師の取材を精力的にする側、父親の塾でも大きな問題に巻き込まれる。
若干ネタバレあり
行き過ぎたマスコミ取材により世間から偏見の目向けられて自殺したとされる女子高生と教師とドキュメンタリー作家としてのモラルや同じマスコミ界での矛盾を主軸に置く物語として観てゆくとドラマにいくつかの変化とドンデン返しうけるミステリー的構造になっているが、個人的には、瀧内久美が演じる「由宇子」のハードボイルドな行動を交えて魅力に描く社会派ハードボイルド映画の傑作であった。
常にフラットで中立な心情と行動を規範にしている由宇子が仕事と私生活における出来事によってモラルと矛盾が、天秤の様に揺れ動く様を、瀧内久美が「由宇子」になり切って演じておりとても冷静かつハードボイルドな姿と行動が魅力的。
冷静沈着なだけではなく、筋の通らない事柄にも反発や不快感を表明する熱もあり、人に寄り添う優しさもある。(打算がない訳ではないがあの行動は一朝一夕には出来ない)
サラ・パレツキー原作の探偵V・I・ウォシャウスキーみたいな役を演じて欲しい。
ちなみに自分的ハードボイルドの定義は、探偵や刑事が悪党を殴ったり蹴ったり射殺したりする話ではなく、苦闘し揺らぎながらも自分の心情や行動規範の行う人の話です。(悪党を殴ったり蹴ったり射殺する映画も好きですが!)
監督と脚本の春本雄二郎氏は、2本分できる題材を一本の映画に巧みにまとめ上げて、「由宇子」視線を絶妙な距離感を保ちながら丹念に描写する演出で唸る出来映え。
経歴を見ると池波正太郎の人情ハードボイルド時代劇の鬼平などの助監督などを務めていたとあり「由宇子」の性格や行動にも反映されているのでは?などと想像してしまう。
登場する役者も瀧内久美や光石研はもちろんだが、塾の生徒の萌役の河合優実のアイドルにも向いている容姿にも関わらず、難役演じており萌の寂しげな佇まいと絶望を体現している。(サラサラした黒髪で少し幼い感じは、アニメ声優系やアイドル系のオタク達に人気が出そうなのに、彼らが最も嫌悪するタイプの役柄をやっているので、俳優としてやってゆく決意表明なのかも?。おや?誰か来たようだ・・)
由宇子協力者で医者役の池田良の化粧途中の歌舞伎役者の様な不気味な色気を感じる雰囲気と仕草や、萌の父親役の梅田誠弘もDVな父親な側面と娘を思いやる姿の硬軟合わせた変化みせてどちらも印象的。
以前見た『いとみち』も青森のメイド喫茶舞台にしたモエ?の入った単純なご当地映画に見せかけて、その実はしっかりとした女性応援歌だったが、本作もマスコミ批判は元より登場する殆どの女性達が世間の偏見や社会や組織の冷酷さや男達の身勝手にさらされて貧困に落ちたり傷つけられる姿を由宇子の目を通して暴いている。塾の女子高生たちさえも、軽薄な男子に対し苛立ちをあらわにしている。
上映時間が2時間半もある作品だが、瀧内久美演じる「由宇子」の魅力とそれを引き出す丁重な演出と変化のある展開で、引き込まれる良作。
これはスゴイ
これはスゴイね。登場人物の心情が全員「わかる」ってうなづくしかないし。
それが描ける事情の作り込みもすごい。
由宇子のキャラクターがいいね。
塾の先生の優しさと、ドキュメンタリー作家としての厳しさを併せ持ってて、自分の正義を貫くのかと思えば弱いところもあるし。
観終わって「じゃあ、この映画はなんだったんだろう?」と思うと、ちょっと良く分からない。
ドキュメンタリーの話と女生徒の妊娠の話があって、どちらも『嘘』という共通項はあるんだけど、扱うテーマが違うんだよね。それでテーマがぼやけたところはあると思うの。
「じゃあ、どっちかに絞れよ」って話かというと、絞ると人間の描き方が甘くなるよね。だから、これでいいのかなあ。
観てて「人って嘘を吐くよな」と思った。それで話が難しくなるんだよね。
しかし嘘を吐き続けるのは苦しくて、どこかでゲロっちゃう。そこみると「嘘を吐くなら墓場まで持ってけよ」と思ったな。ゲロった人が楽になるだけで、誰も救わないんだよね。
ドキュメンタリーに対するテレビ局側の態度も面白かった。脚色しちゃいけないんだけど、番組としての分かりやすさを求めるとそうなるよね。そこがテレビの限界で、そもそもテレビは報道機関じゃないんだよ。
そんなこんなを思いながら、とにかく「人間描くのスゲエ」って作品だったよ。
バックの音楽もなく ドキュメンタリー的な 淡々としたカメラ回しが ...
バックの音楽もなく
ドキュメンタリー的な
淡々としたカメラ回しが
この作品とマッチしていて良かった
いつもクールな由宇子
私が同じ立場だったら
父親の件は難しいけれどやはり
同じ選択をしたと思う
最後は作品のオンエアがなくなったから
彼女なりにケジメをつけたのかな
それにしても
何があっても取り乱すこともなく
冷静に判断できて、惚れ惚れするね
演じてる瀧内公美さんも良かった
若い頃の田中美佐子さんに
雰囲気がちょっと似てる感じがした
これからも注目していきたい
2021年ベストムービー!⭐️✨
なかなか強烈な2時間半だった。
ラストに明かされる2つの真実に鳥肌が立った…。
2人の"不幸な"女子高校生(「自殺した女子高校生」と「主人公の父の子を妊娠してしまう女子高校生」)へ思いを馳せないと、この作品は薄っぺらく面白くも何ともないなと思った。
萌に最後まで寄り添えなかった由宇子の立場が、何とも歯痒くて、悲しい。
*しかし、この作品の登場人物はみんな、何て不幸なんだろうか…笑
地味なのに新鮮。独自の美学で作られた映画
上映後の対談で監督が登壇し、間延びしないテンポ感を意識している事と、セリフよりアクションが重要でどういう動きになるかを想定して脚本も書いているという話をしていた。そういう意味では全てがアクション映画だという話にもなっていたが、手法としては、手持ちカメラ+主観映像+編集のテンポ感+BGMなしでドキュメンタリー監督をドキュメンタリー風に撮っている。加えてストーリーも良いテンポで展開していくので、低予算映画ながら最後まで集中力が切れる事なく楽しめる映画だった。次回作も気になる監督です。
自分ならどうする?
ストーリー展開のテンポ良く、出演者たちのセリフの間も良く、自然な流れで没入しながら最後まで一気に観た。
人間のエゴや良心、贖罪etc..自分ならどうするのか?観終えた後もずっと考えていた。
天秤は、所詮いつかは、バランスを失う。
「天秤」と言うからには、二つの相反するものの対立・対比・比較・平衡が主題となっているはずで。
報道加害を追いかけていたドキュメンタリー作家である由布子が、報道被害を恐れ、事実を隠す側に回る。隠された真実を追う姿勢と、事実を隠蔽する側に回ったと私的行動の対比。
作品であるドキュメンタリーが世に出るまでだ。と言う自己弁護により、かろうじて平衡を保っていた由布子の天秤は、萌のついた嘘への疑惑と、矢野志帆の真実の暴露によって崩れる。放送が中止となった夜、真実を明らかにすべきと考えた由布子は絞殺されそうになるが、息を吹き返してスマホを手に取る。おそらく、自分自身の天秤の経験を、これから記録として残していくために。
てな感じなんでしょうか。
まずは、長い。次に、息苦しい。救いも無い。詰め込み過ぎ。陳腐。暗い画面に、ダレダレな展開。滝内公美が良かった、としか。
せめて120分以内。息を吹き返した後の由布子の生き方・行動の変化があるのか無いのかの具体的な描写。が欲しいなぁ、って思いました。
割と期待していたので、正直物足りなく。
で、この後に連続して、アフリカン・カンフー・ナティーースゥ、を見てガハハになって帰って来たんですわ。足して二で割ったら、良い感じだったのに。って、足せるか、この二本?
2つの出来事
を通して事件を起こしてしまった人や、その周りの人の苦しみを描いています。マスコミや、その報道を受けての一般の人々の執拗な責め。怖さを感じます。最後はみんながマイナスになったまま終わってしまったので、その点は残念です。瀧内公美さんは前から作品を見てますが、密やかな色気と強さを持った良い女優さんですね。
誰にも共感できない
マスコミによる不正な報道を追求するドキュメンタリー監督自身が、同様の事件に巻き込まれてしまい、悩みつつも解決を目指すというお話だが…
登場人物の全員が陰と陽の姿を持ち、誰も正しい答えを出せそうにないが、その中で生きていかないといけないという試練にさらされる…
見ていると疑問に感じることもたくさんあるのだが、結局は誰も答えを出せないまま…
あなたならどうしますか?と問われ続ける気がした。
脚本は素晴らしいと思います。
でも、見ていてどの登場人物にも嫌悪感ばかりを抱いてしまった。
こんな状況でこんな言動無理でしょ、と思うことが多かった。
自殺した先生の嫁さんは、秘密を墓場まで持っていくべきだったでしょう。
そのために番組を没にした監督は、筋は通していると思いますが。
気になったことは、
ちょっと冗長なシーンがいくつかあったこと。もう少し短くできるかも。
ラストシーン、あれいう必要あったかな?DNA鑑定して結論出せばいいだけでは(お金かかるし同意とれるかどうか難しいが)
妊娠初期であれば(医者の言っていたように)同意書を偽造して堕胎するのが現実的かも…と感じました。ばれないようにできなくもないです。ドキュメンタリー監督ならその辺は調べればすぐに分かったのでは。
俳優さんたちの演技は素晴らしいと思うがもう少し感情を露出するシーンが欲しかった(トイレで声を殺して泣くとか、父親をぶん殴るとか)
もう少し撮影の時間があれば、もっと良い作品になっていたかもしれません。
父娘そろって聖者ではなかった話
事前に評価を観て、鑑賞を決めた。
マイナス評価がほぼなかったので、かなり期待感を持って渋谷ユーロスペースに向かう。
しかし結果として、正直期待外れ。
内容とは関係ないが、開始早々上映トラブル。しばらく暗転のまま。
終了後も何かのトラブルで、別の映画の予告の音声が大音量で流れるなど、期待外れ感を一層増加させた。
ヒロインの心が逡巡するのは仕方ないとして、なんか正義に対する一貫性がない、というか、やはり「自分の都合」で「正義」の定義をころころ変えてる事に共感できなかった。
「お父さんは自分の都合だけで決めてる」、だぁ?
命と放送を天秤にかけたら、どう考えても命でしょ?
完全にあんたの都合で決めてるやん。
教師の奥さんの告白を隠そうとしたのは何故?
はっきりとはわからないのに、赤ん坊の父親を自分の父親だと決めつけたのは何故?
なんかこう、考えの一貫した熱いジャーナリスト像を勝手に期待してただけに、
ブレブレの普通の人間らしい主人公に、ちょっとがっかりした。
それから最後のシーンも、もちっと考えてほしかった。
あのまま動かないとか、ピクピクして生死が分からないままでエンディングを迎えるとか。
その方が鑑賞側としては面白味が増したと思う。
そして申し訳ないが、一番興ざめやったのは、映画が終わった後、出口でニコニコしながら名刺を配ってた、この映画の監督。
いや、そんなにニヤつかんでよ。
こっちは、「うーん、この映画なぁ~」と真剣に考えて難しい顔してんのに、作った方の監督がニヤついてるって、どうなんよ。って感じ。
テレビ放送される可能性は低いやろうなぁ。
放送されたら観るかなぁ~。観んやろうなぁ~。
鑑賞する側だけでなく、本作の作り手にも「天秤」を突きつける一作。
表題の「天秤」とは、物理的な秤ではなく、善悪の評価を示す概念です。主人公のドキュメンタリー作家、木下由宇子(瀧内公美)は、ある事件についての番組製作を手がけ、真相を追求するために被害者側、加害者側の双方に肉薄していきます。その過程で彼らが報道によって傷つけられ、懊悩していることを知ることになるのですが、職業的使命に基づいて真相を追求していきます。しかしある件により彼女自身がまさに追っていた当事者の立場に立たされ、さまざまな決断を強いられるようになります。
作中、彼女が様々な場面で行う選択は、強固な意思と確信的な言動によって、それなりに正当性があるように見える一方で、偽善的であったり、非道徳的としか言いようのない面もあります。どのように振舞っても何かの歯車が狂う状況に、彼女も、その周囲も追い込まれていき、それを目撃している観客側も、彼女の選択を受け容れるべきなのかどうか、わからなくなってきます。このように本作は、ネット社会の問題点をえぐるといった次元に留まらない、「正しさ」とは何か、「正しさを基準として行動選択することが常に”良いこと”なのか」という、普遍的な問いを内包しています。それでいて物語としての面白さをきっちり保っているところに監督の優れた力量が示されています。
本作は、高所に立って観客の道徳観に揺さぶるをかけるといった性質のものでもなく、その批判は明らかに映画の作り手である側に向けられています。本作で扱っている事件一つひとつには、モデルとなった現実の事件があり、被害者や苦しみを抱えた人が存在しています。もし本作でこうした事件を単に物語的な要素として使い捨てたら、その批判の矛先は作り手に向かうことになります。そうした批判を受ける可能性を知りつつ、しかしその責任を引き受けて描き切ったところに本作の最大の意義があると思います。
明日は我が身かも
映画館は熟年男性陣が7、8割で多かったように思う。なんでかな?
ある報道の真実を追う側の自分と、リアルに不都合な真実に巻き込まれる自分と。
まさに自分の本質が試される非常に見応えのある話の展開。152分堪能しました。
この天秤で何を諦め、何を手に入れるのか。何を失い、何を背負わなければいけないのか。すごく、深く重い天秤。由宇子の正義感や潔癖さ、ジャーナリスト魂と、情と、それらがせめぎ合い葛藤している由宇子の内面。
私なら逃げ出したくなる。でも由宇子は逃げない。そこが強くて情もある。でも弱さでもあるのか?
演じている瀧内さんのリアルな立ち位置に自分を重ねました。
人生何が起こるかわかりません。何を諦め、何を手に入れるのか。自分の天秤はどうなのか。考えさせられました。
オヤジのサロンパス
いつもの映画館で
今週から夕方の回が設定されて見易くなり
しかも今日は金曜日のサービスデー 行くしかない
1時間早退
いい曜日時間の割に観客は少な目 5~6人
なぜかオラの列に4人
町山智宏氏がラジオで今年一番だと絶賛していて
楽しみにしていた
なるほど かなり心は揺さぶられた ラストは衝撃的
と思いきや…いい間だった
エンドロールに音楽なし ん? 全編通してなかったか
映画の中で あぁこういう瞬間が一番幸せだよなぁと
思わせられたシーンがいくつかあった
・ババ抜き
・オヤジのサロンパス
・焼き飯
・映画のチケット
こういう些細なことにヒトは幸せを感じながらも
心のどこかにトゲが刺さっている
トゲを抜くと自分は楽になるかもしれないが
幸せを保っていたバランスを崩すおそれがある
タイトルいい
ドキュメンタリー番組で間接的に関わる事件と
リアルに直面する出来事
自ずと違う天秤を使う
主人公の最後の行動天秤が狂ってしまったのか
使い分けていた天秤がひとつに統一されたのか
塾生募集の看板を塗りつぶしたのは誰で何の理由でとか
あのエピソードは何を表しているのか…とか
疑問も残ったがこれから想像するのも楽しそうだ
語り合える知り合いはいないので各種レビューも楽しみだ
最近スクリーンで観る日本映画比率が高くて且つ質がいい
嬉しいことだ 「脚本 監督 編集」の共通点がある気がする
ゴージャスな洋画にも頑張ってほしい
終了後いつもの駅前ベンチで缶ビール
これもささやかな至福の時間だ
新コロ緊急事態が解除されて街に活気が戻って嬉しい
重すぎる天秤
暗い重い。でも2時間32分があっと言う間に経過。それだけ集中できた良作です。
テレビ放送中止は残念、由宇子の不本意な形でも放送して欲しかった。
それにしても由宇子の精神力は凄い。普通の人間ならとても片天秤でも持たないでしょう
正しさを貫くことは
本人の満足度は高いが、それにより多くの人が巻き込まれて不孝になる。劇中に「楽になりたいんでしょ」ってセリフがそれを実感させます。瀧内公美さん主演は「火口のふたり」以来の作品ですが、綺麗ですし、男前です、瀧内さんは。
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