劇場公開日 2021年9月17日

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由宇子の天秤のレビュー・感想・評価

全186件中、181~186件目を表示

4.0天秤の如く揺れ動く正義のあり方

2021年9月18日
iPhoneアプリから投稿

社会の闇を裏表すべて曝け出す秀作。報道の偏りと情報化社会による正義の暴力。自分の尺度で正しさを振り翳すことが正解か否か。天秤のように目紛しく移り変わる視点が凄まじく、胸騒ぎが常におさまらない。ラストは今年の映画の中でも随一の衝撃。素晴らしい映画を観た。

『サマーフィルムにのって』の河合優実さんめちゃくちゃ良かったな。それと今作は食事シーンが多くてとても印象的だった。食を共にすることで、乱れた均衡が元に戻っていくような…

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ムービードープ

これはいい天秤

2021年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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デブリ

4.5社会派?では無くダークエンタメ

2021年9月14日
iPhoneアプリから投稿

CGをガンガン使って、超人気俳優を惜しみなく起用して、なんて大作からすれば真逆。でもこんなに心揺さぶられる作品はそうは無い。正しさとは?と堅苦しい副題がついてはいるが、社会派の作品と言うよりかは個人的には「ダークエンターテイメント」

由宇子とは生き方も行動も相入れない自分には、ラストの展開は「そらみたことか」と。そこで気づかされる観る側の業。エンドロールをぼんやり見ながら、ああ、あの登場人物たち、あんた達がある意味正解だわなと。こりゃ本当に「正しさ」とは何なのかなと。今年一番の意欲作。ぜひ映画館で。

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eiga

4.0多面的な正義感

2021年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

春本監督は云います。
「人間を描くことこそが、社会をあぶりだすんだ」と。

まさにこの映画は、現代日本の在り方を描いた映画でした。

事無かれ主義に同調圧力で問題をうやむやにし、誰も責任を取らず、何もなかったかのように本質をすり替え、やり過ごす。

警察官僚がレイプしたお友達ジャーナリストの逮捕状を取り下げたり、財務省の決算文書改ざんを苦に自殺した赤木さんしかり、当の本人は、真っ当な成敗を受けることなく、歪んだ正義の代償が陰惨な形でそこら中で溢れ出ているように思います。
まさにこれらは、氷山の一角であり、ただただ表に出ていないだけで、うまくやりすごされた例は五万とあるように思います。

だが、もし自分がその当事者になったらどうするのか。

右の正義か、はたまた左の正義か。
真実に蓋をすることは出来ません。

この映画は、最後カメラを視聴者に向け問いかけます。

あなたならどうしますか? と。

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RYO

4.0私ならどうする❗️

2021年4月21日
Androidアプリから投稿

先ず、役者が良い。瀧内公美の代表作になるかも?事実、スペインの第20回ラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。CIMA審査員賞とW受賞してる。
無駄なSEが無く、役者の演技に引き込まれる。
脚本が良いのか、物語にぐんぐん没入して行き、由宇子が岐路に立たされた時には自分もその場に立っていた❗️
映画祭で先行上映として観たが観客も水を打った様に固唾を呑んで画面に釘付けに成っていた。
題材も現代社会の問題を提起していて秀逸。
惜しむべくは録音のせいか?会場のせいか?台詞が聴き難い場所が有ったが、海外版なので英語のスーパーが出ていたので良かった。
9月から国内上映らしいが、必見です。
配給ビターズエンド

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Marilyn

3.5何が真実なのかは、本当に分からない。 裏側からみたらそれはそれで真...

2021年4月18日
iPhoneアプリから投稿

何が真実なのかは、本当に分からない。
裏側からみたらそれはそれで真実だし、
まさに天秤を考えさせる作品だった。

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おれ