アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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AIとの共存とは
吉浦監督らしい、今の現実世界に近い”AI”が等身大に描かれている。
もうちょっと先の日本でこのシオンのようなAIが、一人の少女に”シアワセ”になってもらうと願うなら・・・。
あちこちに散りばめられた伏線(これが楽しい)を、ラストに向かって回収されていく様、AIなのに人間以上にハートフル。そして心をつなぎ合わせていき、一致団結する主人公たち。
社会として、正論としては、支社長たちが執ったことは何も間違っていない。そうあるべきであるとも思う。でもそうじゃ無いんだよ!
消えたシオンが、最後に語りかけてきた場所は、忘れることは無いだろう。この世界の全てを幸せにするまで!!
なんだこれ?って思うかもしれませんが………
始まって数分くらいで、何だこれっ、ておもうかもしれませんが、耐えていくとかなり面白くなってきます。
最後まで見たら、きっとすっきりして、これは傑作って思い直しているはずです。
吉浦先生と大河内先生のタッグはすごい!
もう最高でした!
イヴの時間書いた方とコードギアス書いた方のタッグとか見るしかないじゃないですか!
内容としてはミュージカル×A.I×愛情(友情?)って感じでした。
他の方が書いておられましたが、ミュージカルが苦手な方は合わないと思います。
ご都合主義的な展開が少しあるのも触れておきます。
それでも!これは感動、そして終わり方良しのいい作品だったと思います!
面白かった‼︎
詩音役が土屋太鳳ちゃん、さとみちゃん役が福原遥ちゃん。
あの歌も土屋太鳳ちゃんが歌っているの❓上手すぎ‼︎
サトミの声もなかなか合っていてさすが福原遥さん。
内容も起承転結はっきりしていてただひたすらスクリーンに釘付けでした。
幸せってそういう意味もあったのね。
話の作り方、持っていきかたうますぎ。
天才か‼︎
スクリーンで見るのはやっぱりいいね。
最後はハッピーエンドでかなりの良作でした。
良かったー‼︎
幸せにしてくれる!
先週末は観たい作品が何本もあり、本作の鑑賞は平日の仕事帰りとなりました。でも、おかげで120席以上のスクリーンをほぼ独り占めという贅沢を味わうことができ、作品世界にどっぷりと浸ることができました。
事前情報なしでの鑑賞でしたので、キービジュアルから青春ものかなと予想していましたが、そこにSFと淡いラブストーリーを加えたような作品でした。ストーリーもなかなか凝っていて、最後まで楽しめます。
物語は、人間との集団生活の実験のため転入生として高校に送り込まれた、AI搭載の人型ロボット・シオンが、クラスで浮いていたサトミに「幸せにしてあげる!」としつこく関わり続ける中で起きる騒動を通して、高校生たちの友情や恋愛を描きます。本作の中心として描かれるシオンは、いきなり歌い出したり、サトミに何度も「幸せ?」と尋ねたりと、意味不明な行動が多く、周囲の人物を困惑させます。そんなシオンの不可解な行動の裏にある、トウマとサトミと母にまつわる秘密が徐々に明かされ、ラストで冒頭のメルヘンサイバーな世界へ繋がっていきます。冒頭から仕込まれた伏線が回収される展開が、なかなか心地よかったです。
とにかくシオンのキャラが魅力的でした。その魅力は、かわいらしい容姿だけでなく、屈託のない笑顔と建前のない接し方にあるのではないかと思います。変な気遣いや勘ぐりから、互いに傷つかない適度な距離を保って生活することが大切だと思われている現代。なんだかAI搭載ロボットに、人として大切なものを教えられた気がします。
メインキャストは、シオン役が土屋太鳳さん、サトミ役が福原遥さんと、劇場アニメにありがちなタレント起用です。しかし、お二人とも、脇を固める興津和幸さん、小松未可子さん、日野聡さん、大原さやかさんらに引けを取らない見事な演技で、キャラの魅力を引き立たせていたと思います。特に土屋太鳳さんにいたっては、物語の大切なファクターとなる歌声もすばらしく、多才な一面を発揮していました。トウマ役の工藤阿須加くんも、…まあがんばっていたと思います。
評判に違わぬ良作で心が温まりました。アニメが嫌いでないならおすすめです。
もしかしたら、今年一番好きなアニメかも
町全体がほぼそこの企業関係の人というのは、ファナックとかムラタ、大塚とかでありそうだし、こんな感じの町をみたことがある。そんなに無くはない環境。フリーガイやロンにある、AIは素敵なのかもというポジティブな感覚が全体を覆っている。女性描写も相当に意識的で、女性が観て不愉快に思うようなことはないはずだけれど、私を含めて劇場内はほぼ男性だった。会話の切り返しで意図的に少しずれた距離なのも面白い。
違和感も次第に消えた(個人差はあります
ミュージカル特有の唐突に歌い出す違和感は当然最初はバリバリにあるんだけど、メイン5人が揃った辺りから「まぁ隠す気ないしこれで良いのか」と観る側も開き直った。
無理に奇をてらったどんでん返しはなく、すんなりと良い感じの落とし所に落ち着いていくストーリーなので、SFっぽい舞台設定ではあるものの根っこはミュージカルなんだなーと実感。
ただ、よく分からんのは「え、あの花火どうやったの?」というか(細けえことはどーでも良いんだよ
あと土屋太鳳さん歌上手えなぁ
吉浦監督らしさが現れている良作
まず、吉浦監督作品である「イヴの時間」が好きな方であれば、問答無用でこの作品を見ることをオススメします。科学技術がさらに発展した近未来の日本でAIロボットとの共存がよく描かれていて世界観から吉浦監督らしさを体感できます。また、作品前半の伏線も後半で綺麗に回収し、AIシオンがさとみの幸せを願う理由が明らかになっていくストーリー展開も素晴らしかったです。一人で見に行くもよし、大切な家族や友人と見に行くもよし、心温まるストーリーに是非触れてみてください。
ミュージカル風が沢山のアニメ
人工知能搭載のアンドロイド、シオンが正体を隠したまま高校に転入して色々引っ掻き回していくアニメ。
イヴの時間の吉浦監督と聞いて見に行きました。
ミュージカル、結構ミュージカル風になります。
正直イマイチでした、絵も歌も悪くないのですがシナリオの作りがかなり甘く感じました、芯の部分は悪くないのですが肉付けが雑でした。
SFで現実的
AIが今より普及した近未来で
人間に近い思考を持ったAIロボットの実証実験が行われる学校での物語です
SF色の強い設定ながら
AIを含めてキャラクターの心理描写がしっかりしていてどこまでも現実と受け入れられる内容になっています
AIを作る人の意思や意思を持たされたAIの心の在り方に心が温かくなりました
またミュージカル要素もあります
どこかポンコツなAIロボットが歌うミュージカル曲だからこその小気味よさが良いアクセントになってます
現実味のあるSFから一足飛びにファンタジーへ
会話可能なロボット家電が一般的になった今、朝起きてロボットと会話しながら支度をする光景は近未来ではなくほぼ現実のものとなった。しかし、ひと昔前のロボットと会話するSFでは、その光景はなんだかよくわからないグネグネした建物やカプセルベッドとセットだった。一方、この映画ではごく普通の和風一軒家や学校にロボット家電がなじんでいる。
現実がSFに近づき、SFが現実をフィードバックし、相互作用によって現実的なSFが生まれた。冒頭数分の描写に過ぎないが、その描写にすごくぐっときた。バックトゥザフューチャーやドラえもんに出てくるアイテムが実現した時と同じような感動。珍しくワクワクしてしまった。
しかし話の本筋、軸となるAIロボットの詩音は結構ファンタジー。人間とそん色ない思考アルゴリズムを備え、何も問題がなければ生身の人間とばれないほどの再現度。いわゆる不気味の谷がないどころか、魅力さえ感じさせるほどという。それはまだまだ先なのでは…?と思いつつも、これこそがAIロボットSFの醍醐味。これこそが次に目指すAIロボットの姿なのだと。つまり、そんなファンタジーも私は好きだ。
とはいえ、詩音を救い出そうとする決断してから先はファンタジーが強かったか。急に難しい単語だけ出してけむに巻くような描写が増えたような気がした。緻密なSFはもちろん賞賛に値するが、よくわからんし細かいことはいいんだよ!なSFもアリだと思う。
ちなみに、周りのロボット家電とコミュニケーションすることで操作するところは現実的。IoTの発展形と考えればよいだろう。
惜しむらくは悪役上司のキャラ造形。「女のくせに出世しているから」と「AIは危険」だけではなく、もうちょっと何かほしかった。対立の理由がもっと。
楽しめました。
少しばかりわかりにくいところもありましたが、娯楽映画としては十分楽しめたのでよかったです。ツッコミどころもありますが、ツッコミどころの全く無いアニメ映画は記録映画を見ているようで面白くない気がします。娯楽作品はツッコミどころの有無では無く、鑑賞後に見てよかった、楽しめた、料金を支払った価値があったと思えたらそれで良いと思います。
三つ星以上で90パーセントを超える評価のある映画は凄いと思います。
前半の荒唐無稽な振る舞いまでも伏線だったとは
前半はコミカルな、どちらかといえばギャグよりのコメディぽい展開に違和感を感じますが、しかしその違和感のある言動もしっかりとした伏線となっていて後半で回収される。
後半のネタバラシで唸らされました。
非現実なAIロボットと、ありえそうな近未来の高度情報化された社会と、現実的な等身大の若者の悩み。
虚構と現実のミックスされたバランスも素晴らしい。
歌声も、美しい映像も素敵な、今年1番の映画でした
なんか雑な感じ
とても面白い題材で、オチも良いのだけど
唐突に歌い出すにしてはミュージカルになって無いし、歌も好みでなく、流れ的にも、個人的には雑に感じました
声優があわなかったのか?
今ひとつ絵が一昔前の出来だったのか?
結構良かった
ツッコミどころ満載だが本質はそこでは無いから、まあいいか。
これは青春オペラなんだね。なんで突然歌い始めたのか、その他の奇怪なAIの行動も最後まで見れば理由が分かる。
あーなんか色々ツッコミたい、ネタバレしたいが、見てもらった方が良いだろうな。
AIに対する誤解が多いし予告映像で体からユニット飛び出したり突然歌ったりエキセントリックな印象を受けたけど本編も大体同じノリでドタバタ劇だ。それも結構面白い。ストーリーもいい感じにできている。色々な意味で色々考えさせられる。見て損はない。
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