アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
全153件中、81~100件目を表示
繰り返し観ないとストーリーの良さが理解できない作品
一部レビューで評価が低いものがあり、それが気になって仕方なかったです。3回目の視聴で、この作品の良さが理解出来ました。繰り返し観る事で良いところと細かいところが見えてくるのです。(粗じゃなく感動できる場面が増えてきます。)
後半は突っ込みどころあるかも知れませんが、シオンの秘密がわかり、人工知能が一歩進歩したというハッピーエンドなところが爽快感を感じます。ただ、この作品は、意外と難解なところがあるため観る人を選ぶ傾向があるが、自分にとっては人工知能ロボットを扱うアニメ作品では、たくさんあります。この作品が一番だと思います。
ミュージカル風の歌を歌うアンドロイドというのは初めての体験で、これはいけるとおもいました。
で、トウマ君はもしかしてプログラムの天才かも知れません。
ごめん...私には合わなかったよ.....
なんだか滅茶苦茶に高評価で気になったため鑑賞。
個人的にはあまりハマれなかったタイプの映画でした。おそらく始めの子供向けっぽい感じについていけなかったというのが大きいですね。
最初からしんみりするのは良くないのでまず良かったところから。
やっぱり土屋太鳳の歌声。筆舌に尽くしがたき素晴らしさでしたね。個人的に役者で歌わせたら土屋太鳳は1,2を争うレベルだと思っています。
あと作画ですね。男も女もお母さんもみんな可愛かったです。
うん...正直そんなところです。
前述したとおり序盤の子供向けミュージカルのような展開にどうしても入り込めなかったのが原因だと考えます。シオンの行動には「子供向け映画」が深くかかわってくるので仕方がないのかもしれませんがそんなことを知らない初鑑賞時はただただ退屈なだけでした。そのせいでラストでキャラに感情移入しにくかったのは悲しかったです。
個人的にはあまりハマりませんでしたがハマる人がハマるのは分かる映画でした。もうすぐ終わりそうですが見ていない方はご覧になっても良いのではないのでしょうか。
愛の応援歌
2021年映画館鑑賞97作品目
11月14日(日)イオンシネマ石巻
1人だけいや1体だけミュージカル映画
お前も歌うのかよ
3人が顔出しの俳優で脇で声優さんが固める形だが特に違和感なし
先生がカズレーザーとは気づかなかった
キャラクターデザインも悪くない
AIのおかげですっかり便利になった海辺の長閑な地方都市景部市に住んでいる女子高生サトミが主人公
景部市に高層ビルを構える大企業星間ではサトミの母がAIの研究者として働いている
サトミの母が開発した女子高生風アンドロイド詩音がサトミの通う高校に転校してくる
母からすれば法律スレスレ極秘のテスト期間中だったがサトミにはロボットだとすぐにばれてまう
サトミだけでなくサトミがスマホで強制終了させちゃったからたまたま出くわしたイケメンとイケメンの彼女とメカオタクと柔道部杉山にもバレてしまう
サトミの願いで詩音の秘密は5人だけで共有することになる
詩音に振り回される5人
ありがちなコメディー
前半はせいぜい星3つ
詩音が星間に取り上げられるところからジワジワと高まった
もちろん5人は詩音を奪い返すため立ち上がる
クビになりそうなサトミの母も計画に協力
詩音ってそもそもなんなの?ネタバラシから一気に星5に昇華した
こういう話に弱いんだよね
詩音はお星様になりました
イケメンの彼女が自称80点のイケメンにマジの告白をするシーン好き
イケメンがブランドバックじゃないぞと嘆くシーンも好き
杉山だからサンダーっていつの時代の高校生だよ
若い人は普通は知らんぞ
ニックネームなんて安直だけどさ
ピアノも星間製
ヤマハがモデルか
バランスが良い脚本
伏線回収される中盤以降、感動が止まりません!
各方面からいいと評判の『アイの歌声を聴かせて』を観てきました。
序盤はポンコツAI詩音が繰り広げるドタバタ学園もの。その中で残るちょっとした違和感。それが回収される中盤からの展開は圧巻で、最後は歌の力の素晴らしさを感じ涙、涙。
本当に最高でした。
ミュージカル映画かというと歌うのは基本的には詩音だけなので、ミュージカル映画ではないかも。エンドロールで土屋太鳳さんが歌っていたと知りビックリ。何も知らずに観てました…(^_^;)
個人的には、今年のアニメーション映画では「竜とそばかすの姫」より好きかも。
見終わってから、AIと言えば「イブの時間」という映画があったなと思い出しましたが、なんと同じ吉浦監督だったと気付き、二度ビックリでした!
僕は吉浦監督の作り出す空気感が好きなんだなとわかりました!(^o^)
この映画、おすすめです!
近未来を彷彿させるワクワク&感動映画
脚本の共作に大河内一楼さんが参加されていると知ったのが
本作に興味を持ったきっかけ。
大河内さんは昭和から続くアニメシリーズに違和感なくIT技術や
仮想通貨などを組み合わせて、現代的な作品に仕上げた方。
この方がAIと人間の関係を描くのを得意とする吉浦康裕さんと
タッグを組んだら、どんな化学反応が起きるのか楽しみだった。
化学反応の結果生まれたのが、ワクワクと感動を届けてくれる本作。
AI・シオンが歌う歌はどれもメッセージ性が強くて心に響く。
シオンの周りを囲む5人のヒトにもそれぞれ高校生らしい悩みがあって、観る人は誰かしらに共感できるのではないかな。
どうしてシオンが歌うのかやサトミの幸せを願うのかについては、
しっかりと最後にパズルのピースがはまるように
伏線回収されるストーリー構成がすごく良かった。
全てを理解したあとに改めて聞くシオンの台詞
「サトミ、今しあわせ?」で泣いた。
大河内さんがきっかけで興味を持った映画、
期待以上に自分好みで、何度も楽しみたくなる作品だった。
星2
あんまり話題になってないが
【AIロボットのシオンが、転入してきたクラスのサトミにいつも、”幸せ?”と聞いて来た訳。頑張る人、優しき人は、いつか必ず報われる。 今作は、鑑賞後に爽やかな気持ちになれる作品である。】
ー 舞台は遠くはない、近未来。
サトミは、高校でも、自宅でもいつでも独り。(朝は、星間産業でAIロボット開発に夜中まで、没入している母と会うが・・。)
そして、見ていると彼女が、心優しき女子高生だという事が分かって来る。
AIロボット開発に頑張る母親を応援する気持ち。
学校では、アヤさんたちから、”告げ口女”と揶揄されても、気にしない。ー
◆感想<Caution 内容に触れています。>
・シオンが、景部高校に編入してきた本当の理由。
そして、シオンが周囲の友達に”幸せ?”と良く聞く理由。
ー 後半、この理由がキチンと描かれている。巧い。ー
・サトミが”告げ口女”と揶揄されている理由も後半、分かる。
ー 一途な想い。ー
□ この作品が良いのは、高校生達の関係性がキチンと描かれているところだろう。
・アヤを始めとした女の子にもてる、後藤君“ごっちゃん”の悩み。
”運動でも、勉強でも俺、全部8割。2位か3位。なりたいモノや目標もない・・。”
・アヤは後藤君の事が大好きなのに、素直になれなくて、すれ違い。
で、苛苛してしまい、サトミにキツク当たる。
・柔道部員のサンダー君は、試合に勝ったことが無い。
・サトミの幼馴染だが、今は距離が出来てしまっている機械いじりが好きなトウマ君の、サトミを遠くから見ている眼。
ー 彼らの悩みを明るく吹き飛ばし、結束していく力を”歌の力”で与えたのが、AIロボットのシオンだ。人間の心の微妙な機微を持たない彼女は、何でもストレートに聞く。
”それを遣れば、貴方は幸せになる?”
そして、後藤君とアヤは結ばれ、サンダー君は、シオンとの稽古のお陰で、初めて勝利する。皆、幸せになって行く。
サトミと、トウマ君意外は・・。ー
・徐々に明かされる、サトミと、トウマ君の幼き頃の関係性。
機械好きのトウマ君がサトミの”大切なモノ”をカスタマイズしていた事実。
ー シオンは、昔からサトミと、トウマ君の姿を見て来たのだ。二人の想いも・・。ー
<愚かしき、星間産業の所長と、サトミの母より5歳年上の主任の歪んだ顔、姿、行為。
それに対し、”自分達に幸せを齎してくれた”シオンを助けるために、必死に行動する若者達の姿。
何かを頑張る人、人を大切に思う人は、いつか必ず、報われる。
誰かが、その姿を見ているのだ。
今作は、鑑賞後に爽やかな気持ちになれる作品である。
AIと人間が、共存して生きていける未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれないな、と思いながら・・。>
AIとの共存とは
吉浦先生と大河内先生のタッグはすごい!
面白かった‼︎
幸せにしてくれる!
先週末は観たい作品が何本もあり、本作の鑑賞は平日の仕事帰りとなりました。でも、おかげで120席以上のスクリーンをほぼ独り占めという贅沢を味わうことができ、作品世界にどっぷりと浸ることができました。
事前情報なしでの鑑賞でしたので、キービジュアルから青春ものかなと予想していましたが、そこにSFと淡いラブストーリーを加えたような作品でした。ストーリーもなかなか凝っていて、最後まで楽しめます。
物語は、人間との集団生活の実験のため転入生として高校に送り込まれた、AI搭載の人型ロボット・シオンが、クラスで浮いていたサトミに「幸せにしてあげる!」としつこく関わり続ける中で起きる騒動を通して、高校生たちの友情や恋愛を描きます。本作の中心として描かれるシオンは、いきなり歌い出したり、サトミに何度も「幸せ?」と尋ねたりと、意味不明な行動が多く、周囲の人物を困惑させます。そんなシオンの不可解な行動の裏にある、トウマとサトミと母にまつわる秘密が徐々に明かされ、ラストで冒頭のメルヘンサイバーな世界へ繋がっていきます。冒頭から仕込まれた伏線が回収される展開が、なかなか心地よかったです。
とにかくシオンのキャラが魅力的でした。その魅力は、かわいらしい容姿だけでなく、屈託のない笑顔と建前のない接し方にあるのではないかと思います。変な気遣いや勘ぐりから、互いに傷つかない適度な距離を保って生活することが大切だと思われている現代。なんだかAI搭載ロボットに、人として大切なものを教えられた気がします。
メインキャストは、シオン役が土屋太鳳さん、サトミ役が福原遥さんと、劇場アニメにありがちなタレント起用です。しかし、お二人とも、脇を固める興津和幸さん、小松未可子さん、日野聡さん、大原さやかさんらに引けを取らない見事な演技で、キャラの魅力を引き立たせていたと思います。特に土屋太鳳さんにいたっては、物語の大切なファクターとなる歌声もすばらしく、多才な一面を発揮していました。トウマ役の工藤阿須加くんも、…まあがんばっていたと思います。
評判に違わぬ良作で心が温まりました。アニメが嫌いでないならおすすめです。
もしかしたら、今年一番好きなアニメかも
違和感も次第に消えた(個人差はあります
全153件中、81~100件目を表示