アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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映画館で見て良かった
まずこの映画、ミュージカル要素があるので音響設備が整ってる映画館で見るのが超おすすめです!
世界観がloT機器もりもりの超ユビキタス社会なのに昭和チックな家に住んでたり、田んぼの真ん中にエレクトロニクス会社のでっかいツインタワービルがどん!と立ってたり、一見矛盾しがちな近未来×田舎×現代の生活様式が絶妙に混ざり合っててめちゃくちゃ好みでした!
秘密裏の実験として転校してきたAIシオンと過ごす5日間の物語です!主人公を含める個性豊かな5人の高校生がシオンを通じて繰り広げる群像劇でありながら起承転結がはっきりしており、テンポよく進むので2時間があっという間に感じました!
ただ後味スッキリの青春グラフティではなく、ミュージカル要素に加え、AIと人間の境界が曖昧で「AIの考える幸せとは」みたいなメッセージ性や数々の伏線回収なども盛り込まれておりとても見応えのある作品だと思いました!
多分これが好きな人は「VIVI」も好きなはず!!「VIVI」が好きな人はこの映画も好きなはず!!両方知らない人はこの映画だけでも観てみましょう!後悔はしないと思います!!!
何はともあれ、面白くはあった。
通常スクリーンで鑑賞。
作画などアニメーションとしての出来映えは丁寧に作ったという感じがしました。
CG感が少ない自分好みの絵柄で好感度がありました。
ストーリーもなかなか面白い展開で全編通して飽きることなく見れました。
問題はやはりAIについての題材ですね、細かい所は、近未来、きっとこんなとこにAIがって感じさせる現実感があるシーンが沢山あり物語に吸い寄せられる一方、詩音のキャラ的にほんとにAIがこんな所作をするだろうかとか(歌も含め)、周囲の機材をコントロールできちゃうのかとか、そして、AIにそもそも幸せという概念が、という所に来るとこの物語が面白いのか、恐ろしいのか解らなくなってきます。見る人によってはこの物語中の大人の様にAIを危険視することもあるのでは。
もしその点を問いかけてるんだとしたら大変深い映画と言えるのですが・・・。
ちょっと中途半端にミュージカルぽいのが違和感ありましたが、楽しめたとは思います。
印象が何につけて良いか迷いますね。
物寂しさを抱えている時に寄り添ってくれる人がいる幸せ、大胆な世界も悪くない
観ようか悩むくらいだったが、口コミに押されて駆け込み。憂鬱な感情を吹き飛ばすドラマティックな展開とAIの多角的な視野を含んだ世界観に魅了された。
転校生はポンコツAIでした…という予告編は沢山観たけど、認知される所からスタートするとは。サトミを初めとしたクラスメイトがAIであることを知りながら隠し通していくことが1つのミッション。そんな所から始まるが、ホントにポンコツ(笑)。周りを考えず突っ込んでいく姿は呆れてしまうが、見離せないのはその研究者が母であること。よって、サトミは必死に押し通そうとする。そうした解れを設定で崩さないことで、役割を全うするため駆け回るシオンの姿に愛着が湧く。
この作品におけるAI描写も、なかなか近未来でありながら、さほど遠くさせないのが良い。あらゆる"便利"を向上させていることと、実験都市的な要素を含んでいることを推測させる街が舞台。だからちょっと先の時代を予感させ、非現実的に感じさせない。一貫して、生活に寄り添うことの可能性と危険性を両面的に魅せる。それでいながらアニメらしいアプローチで描き切るのだから、なかなか上手いと思わせる。
そんなシオンを演じたのは土屋太鳳。最初はミュージカル映画っぽくなるのかなと思ったが、全然違くて良かった。喋り方に畳み掛けるような間、そして伸びやかな歌声…。全てがマッチしている。さらに、サトミを演じる福原遥もハマっている。工藤阿須加もいい抜け感で良かった。そこに声優が層を厚くすることで、アニメ映画としてのクオリティを高めている。アニメ好きを唸らせる理由は、こうしたキャスティングの上手さも一理あるはずだ。
本作の監督の作品はこういう大胆な世界観のモノが多そうでなかなか興味深い。機会があったら観てみたい。そして何より、原作と脚本、監督と重層的に仕事をしたからこそ出したかった色を出せているように思う。今年のアニメの良作の1つに加えたくなる1本。
安心して楽しめるコメディ
なかなかなファンタジーアニメ。
性善説に基づく綺麗な事を歌に乗せて
最初に願った事がサトミの幸せでよかった。
AIに人を不幸にすることを覚えさせてたらえらいこっちゃ!
ミュージカルシーンになると思いっきりディズニーで思わずプッと吹き出してしまったんだけど、かと言って歌がないとまとまらない。だから歌は必要。
同じディズニーっぽいものでも竜とそばかすの姫よりはだいぶストーリーはよかった。
ミュージカルとして聞くと高音になると少しキツい。神田沙也加だったら?松たか子だったら?と頭をかすめるがアナ雪の2人を声優にする訳にもいかず。
ならばマイペースな感じの土屋太鳳がちょうどシオンのキャラに合ってたのだろう。
登場人物の高校生たちはみんないい子たちなので安心して観られた。後半の奪還作戦からの手つなぎシーンまでが素晴らしかったな。
鬼滅の刃/千と千尋の神隠し/君の名は/に並ぶ秀才、素晴らしい!
スクリーンで見て欲しいし、スクリーンで見るべき一作。
素晴らしいです(=´∀`)人(´∀`=)
伏線もお見事、最初のシーンは結末にも関わりますので、是非に見逃さないで!
ダラダラ引っ張ったりはしません、最初の15分以内にストーリーに引っ張られて、あとはシオンへの『???』のまま、ずっと一気にお話しが進みます。
最近は?90分でも長い!と思わせる映画が有りますが?
こちらは、脚本?進行?お見事です。
アッと言う間の100分強!
日本映画ジャパニメーションらしく作画は文句無しの問題無し!
賛否有る俳優陣のCVですが?
元エメラナ姫と元まいんちゃんは、全く問題有りません(どころか?めっさ素晴らしい!!!)。
他の方も仰ってるようですが?
柔道シーンの土屋太鳳ちゃんの歌声は、聴いてるだけで泣けます。
女性の原作か?女性の監督か?と思ったけど?
特にそんな事無いンですよね。
感性?自分の中の忘れてしまった『人に優しくしたい心』を思い起こさせてくれました。
ありがとう!アイうた!
ありがとう!詩音♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
DVD欲しい度】☆⑤
オススメ度】☆⑤
カノと観たい度】☆⑤
一人でも観たい度】☆⑤
もう一回スクリーンに行くかも度】☆④
見てくれ!これは見てくれ!
品質保証作品に大認定\(*´ー`*)♡
まあまあ良かった
素晴らしい完成度の作品。
予告を観てどうするか迷いつつもいったん保留にしておりましたが、
1週目に観た方達の評判があまりに良かったためそれにつられての鑑賞です。
映画.comでの点数4点以上というのは中々無いため期待値はかなり高めでしたが、
そのハードルをしっかり超えてくる素晴らしい作品でした。
特筆すべきはなんといってもその完成度の高さでしょう。
映画を評価する中で【良い映画】と一口に言っても、色んな種類の良さがあります。
それはストーリーの展開だったり、映画的アニメ的表現の技法だったり、
映画の中の世界観や命を吹き込まれた魅力的なキャラクターに、
良い意味で観客を裏切る伏線やその回収による意外性から
場面場面を盛り上げる音楽や歌、物語の進むテンポや時間配分などなど。
細かいものまで挙げればキリがないほどのポイントがあるのですが、
本作品はそれらが全て、高いレベルで纏められている作品だと感じました。
いろいろな映画の良さの内、一部が良い映画というのはまあよくみかけるのですが、
全体において高水準な映画というのは中々お目にかかれる物ではございません。
あちらこちらに感情を揺さぶり、最後には綺麗にまとめて終わる。
本作はそんな物語の「当たり前」を当たり前の様に魅せてくれる作品。
老弱男女手放しでお勧めできる素晴らしい映画だと思います。
今回はあいうえ…の冒頭からなんとなく母音だけで済んでしまう名前を付けたわけではないだろうが、やはり同程度のカロリーの節約がうかがえる。
JKになった人工AIが歌うミュージカルアニメ。
設定や世界観がなかなか面白く、竜ソバよりも上、評価に値する。歌はまあまあ。
「2045年問題」というものがあるが、実際こう成り得なくもないとも思える作品である。
予算を倍かけていれば☆5クラスの作品であっただろう。倍。3倍か?
良い点
・設定やストーリー
・作画もまあまあ
悪い点
・トウマをはじめモッサリとした声の面々。収録のマイクが悪いのかとも思える。
・女子グループのぱっちり目の子がアイ以上にAI顔
・専門用語連発がやや負荷
・殺風景になりがち
・停止時に飛び出すパーツがアナログしいし危なっかしい。
・遠隔で何故かモニターしていない
・ビルが小さすぎる(リアルサイズすぎる。アニメなのでもっと大胆に。バイクのシーンがより生かせる)
・ドアのヘルメット?の作画が浮いている
・終盤の展開が腑に落ちない。追い詰められたがためのほうがよかったようにも思える。
・「聞かせて」ではなく「聴かせて」なのがやや重い
その他点
・サトミが男だったら美男子
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