劇場公開日 2021年1月15日

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「【若き"司祭"が、ある田舎町で行った事。聖と悪、憎しみと赦しの対比を冷徹な視点で描いた作品。淡い緑の色調をベースにした作品の世界観が、蠱惑的な作品でもある。】」聖なる犯罪者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【若き"司祭"が、ある田舎町で行った事。聖と悪、憎しみと赦しの対比を冷徹な視点で描いた作品。淡い緑の色調をベースにした作品の世界観が、蠱惑的な作品でもある。】

2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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NOBU
R41さんのコメント
2024年6月4日

おはようございます。
確かにダニエルは良からぬ人物です。
その背景にあるのは「孤独」かなと思いました。
しかし嘘から始まった神父劇場は、人々からの信頼を受け、それを裏切れないという思いにさせます。
無視していいことさえも、声を掛けます。
同時に7人が犠牲になった事故によって、人々の心が歪んでいるのを感じます。
彼は調和を求め、わずかではありますが町人が参加します。
その変化こそ、神父の大きな功績です。
罪人は永遠に罪人扱いする社会。赦しがないのなら、神もないのでは?という問いかけを、この作品から感じました。

R41
アンディぴっとさんのコメント
2021年12月30日

おはようございます。
偽りの神父でも人々の心に響く、でもダニエルが製材所で働き、普通の人として同じ事を話しても村人達は聞き入れなかったのではないか?
立派な聖職者でも児童に対しての性的虐待の事件があった。
表面に惑わされず、大事な事を精査出来るようになりたいものです。

アンディぴっと
talismanさんのコメント
2021年1月18日

NOBUさん、コメントありがとうございます!その箇所は、自己啓発セミナーとか新興宗教みたいな危うさを私も感じました。

talisman
キティさんのコメント
2021年1月17日

彼が、司祭の服を、脱ぎ、教会を、後に出て行くシーン。本来の司祭の妻の横を、通って出る時、司祭の妻の涙が、全て私は、わかってるのよ、って言ってるみたいで、私は、印象的でした。

キティ