「人間はエネルギー資源を求めて戦争する」映画 太陽の子 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
人間はエネルギー資源を求めて戦争する
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映画「映画 太陽の子」(黒崎博監督)から。
わざわざ、邦題に「映画・・」とつける違和感はあったが、
2020年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」とは違うよ、と
言いたかったんだろうな・・と理解した。
戦争兵器としてではなく、単なる科学として「核分裂」を追求、
そして、その目的は、戦争をなくすことだった。
この理論に、なるほど・・とメモをした。
「この戦争は何で始まったんやろ。エネルギーや。
土地も鉱物も人間はエネルギー資源を求めて戦争する。
先の戦争もそうやった。我々が核分裂をコントロールして、
そのエネルギーを自由に使うことができるようになったら、
人間のエネルギー問題は永久に解決するはずじゃ、
そしたら戦争はなくなる」
しかし、この理論の大きな間違いは、
「人間が核分裂をコントロールできなかった」ことにある。
逆に、自分達がコントロールできないものを野放しにしておくと、
大きな代償を払うことになることを私たちは、3.11で思い知った。
これから、ますますエネルギー資源を求めて、戦いが続く。
世界の人々が争わずにすむエネルギーは、やっぱり太陽光かな。
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