劇場公開日 2021年8月6日

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「故・三浦春馬が出演した最後の公開作品」映画 太陽の子 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0故・三浦春馬が出演した最後の公開作品

2021年8月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

2021年映画館鑑賞72作品目
8月16日(月)イオンシネマ石巻

いまさらこの国で反戦とか反米とか核廃絶を訴える気にはなれない
三浦春馬の死について語る気にもなれない
しかも映画comのレビューで

京都大学で原子爆弾の開発を進める研究員の話
もはや勝ち目がない戦争だが開発競争も勝ち目がない
ウランがなかなか手に入らないし大学の遠心分離機ではいくらやっても原子爆弾の原料を取り出せない

全体的に俳優陣の芝居は良かったが特に柳楽優弥は最高の当たり役

教授役の國村隼とお母さん役の田中裕子が貫禄を見せつけた

3人の海でのシーンは印象的
3人ががっちりとくっつき合うシーン
絆を象徴している
あと柳楽と三浦が全裸になって泳ぐも有村架純は見てるだけ
『愛の新世界』の鈴木砂羽&片岡礼子のような脱ぎっぷりを期待してはいけない

陶器屋の主人沢村を演じたのはイッセー尾形で朝倉のおじいちゃんを演じたのは山本晋也監督
全く気づかなかった

柳楽が比叡山を下山し有村と抱き合い広島市に出向くラストシーンが?
それにおむすびを食べるシーンは冗長
意味不明だった

エンディングテーマを歌うのは福山雅治
日本語なのにエンドロールは歌詞付き
一部レビュアーと違い特に苦痛に感じることはなかった
ただ福山雅治ってこんなに高い声も出るんだなと思ったくらい
苦痛に感じるエンディングテーマというのは大川隆法作詞のものであってあれくらいじゃないと共感できない

本当に笑って死ねるなら幸せかな

野川新栄