ルクス・エテルナ 永遠の光のレビュー・感想・評価
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ルクス・エテルナ 永遠の光(物理)
撮影現場の混乱を挑戦的な演出で描いた作品。2分割、3分割された画面が交錯するストーリーは少し分かりづらかったですが、あまり細かい部分は気にしなくて良いかもしれません。グダグタのイライラのブチギレの展開は好みが分かれそうです。「…で?何がしたかったんだ?」と言われればそれまでですが、演出そのものや撮影現場の修羅場を俯瞰して「うわー、えらいことなってんなぁ」くらいに思ってれば楽しめるかと…うーん、正直私の観る角度も合ってるか怪しい😓このレビューに自信は無い(笑)
俳優達の演技はなかなか見応え有りです。フラストレーションが溜まっていく爆発寸前の緊張感は伝わって来たし、悪化していく状況はもはやコメディです。監督の「まだ撮影中だ」は吹き出しました。
なんと言ってもラスト。美しいシーンではありますが、光による刺激に弱い方は見ないことを勧めます。サングラスかければ大丈夫か…?とても面白いシーンなのでできれば見てほしいです(鬼)
魔女狩りや著名人達の言葉の引用など思わせぶりな演出はちょっとよく分かりませんでした。というかこの映画について何も分かってないかも(笑)でもこの芸術点の高い謎の勢いは凄く好き。
ドッキリ的、ドキュメンタリー的、撮影裏
ストーリーは"あるある"
サンローランが企画したアーティストを招待してのプロジェクトの一環という本作
さすがにこの映画のようなメチャクチャ具合はやり過ぎだとは思うが
海外(特にフランスとか凄そうという偏見もある)の創作活動の現場は、こんな感じでキャストとスタッフそれぞれが我を通すためせめぎ合い、作っていってるんだろうなぁとしみじみ思った。結果としてラストの美しいシーンの撮影に至っているわけだ。それにしても明らかにやり過ぎでキャストの人権が守られていなさすぎる現場には笑ってしまったが。
こうやって揉めたまま下手すると裁判、お蔵入りになる作品も多いのだろう。
映像は尖って芸術性があるとは思うがストーリーは分かりやすく"芸術"という解る人は選ぶが感じるままに観ることは誰にでも出来る懐の深い作品だった。
51分と冗長になりすぎない長さも丁度良い。
不快
不快を煮詰めて作ったような作品
不快を煮詰めて作ったような作品。
もうめちゃくちゃだけど、ギャスパー・ノエの作家性をエスプレッソのように凝縮、少量!にしてくれてるの良いかも。とゆう発明。
私は配信で観たけど、この映像を映画館のデカいスクリーンで観たら体調不良になる人絶対いるでしょと
精神的負荷と肉体負荷が高いとゆう
攻めすぎた映画。(光に過敏な人は絶対鑑賞注意だと思います)
シャルロット・ゲンズブールとベアトリス・ダルが共演してるのはほんとにすごい。
違う世界線で生きているような2人が、女優として会話してるのを観てること事態がすごい。
そしてフランシス映画の時代を作ってきた2人が、体験したかもしれないエンターテイメントの地獄の面みたいなのが視覚化さたみたいだった。
【”ようこそ、混沌と退廃が渦巻く撮影現場へ”火刑に処されるシャルロット・ゲーンズブール。入り乱れる思惑。過激な光の点滅・・。】
ー 序盤こそ、ヨーロッパの魔女狩りにおける火刑シーンなどが、描かれるが途中からは、今作で描かれる監督と思われる、ベアトリス・ダル(あ、「屋敷女 完全版」公開中だな・・・。)と、主演と思しき、シャルロット・ゲーンズブールのツーショットが分割画面で映される。ー
◆感想
・真面なのは、序盤までで、途中からは映画製作の混沌とした撮影風景が、支離滅裂に描かれる。
ー 自分を売り込む映画助監督らしき、品性の無い男・・。ー
・ギャスパー・ノエ監督の前作、「CLIMAX」は、面白かったが、今作は実験的要素が強すぎる。
・ストーリーらしきものも感じられず、只管に映画製作の混沌とした状況が描かれる。
<唯一、見応えがあったのが、ラストの極彩色の光の点滅の中、火刑に処されるシャルロット・ゲーンズブールの姿が、妙にエロティックに見えた所であろうか・・。
異端児、ギャスパー・ノエ監督の目指す映画とは、何なのであろうか?
前作でのトランス状態に陥った人々の姿を、強烈なサウンドと、今作の様な極彩色の光の点滅で描き出した作品では、その方向性が見えた気がしたのだが・・。>
頭がイカれている。ギャスパー・ノエには最高の褒め言葉に違いない。
全員我が強すぎる
アビーのために
なんという混沌。
誰もかれもが何かにイラつき、何もかも噛み合うことなく強行されていく、地獄の撮影現場。
とりあえずみんな落ち着いて仕事して!力合わせて良い作品つくろ!
仕事って我慢も必要でしょ!皆が少しずつ協力して空気作っていけばいいんだから…。
現場がスムーズに回らないストレスったら。
ベアトリス・ダルのダミ声が頭にギィギィ響いて不愉快極まりない。
映画だとわかっちゃいるけど嫌いになりそうで困った。現場のテンポを守らないシャルロットもしかり。
怒号が飛び交い悲鳴が溢れどんどんカオスになる中、芸術に純粋な撮影監督おじさんがすごく好きだった。
そして一番ちゃんとやってるエキストラ陣。
アビー・リー・カーショウはいつだって最高。トップレスは事前承諾が必要。
終盤のエキセントリック映像攻撃にウォォとなったけれど、なんだか物足りないまま終わってしまった。
もっとトランス状態にして頂戴。
というかそれまでに募るイライラが強すぎて、演出やカオスを楽しめるほどのテンションが残っていなかった。
画面のチカチカに合わせて瞬きしたら面白かった。
悩む(>_<)
前半、シャルロットとベアトリス・ダルが会話するシーンが面白くて、ここからどうやってぶち壊すのだろうか?と危惧しておりましたが…
畳み掛けてきましたf(^_^;
しかし、最後のピカピカは理解出来ず。
個人的には『クライマックス』が面白かっただけに…
広い劇場の回で観たので、小さい箱のスクリーンが目の前、音がガンガンの方が良かったのかなぁ。
もう一度観れば、理解出来るのだろうか?
きたきた!
ギャスパー・ノエの『ラジオの時間』
撮影現場には余計な人間を入れちゃダメ!映画作りは大変だよ!とものづくりを仕事にする人たちのストレスが爆発して昇華される映画でした。
でもこの映画に出てくる人たちってみんな自分が最高だと信じて必死に生きているんですよね。その誠実さはきっちり描かれていました。
あ〜分かる。やっぱり分かんない!
ソドム
覚悟していたよりも面白く観れた。
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