「祖国の為に」ザ・ライフルマン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
祖国の為に
1913年、ドイツ兵に母親を殺された16歳のラトビア人少年が、父親と共に兵役に志願しライフル部隊に配属され出征する話。
ライフル部隊といっても、狙撃が主という訳ではなく、普通に塹壕戦を繰り広げる中で、敵兵を前にしても戦うことが出来なかった主人公。
銃撃を受けて戦線を離脱したり、父親の偉大さを目にしたりと成長物語か、染まっていく物語か、と思ったら、最後の最後でそういうところもあったけど…。
若干は緊迫感のあるシーンもあったけど、ヒリヒリする程のものはないし、迫力も生々しさもさほど感じられず。
戦争映画が好きなのでそれなりには楽しめたけどもの足りなかった。
実在の人物を書いた史実に基づく話とのことだから仕方ないか。
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