「体育祭→オリンピックに置き換えてみると面白い!」映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
体育祭→オリンピックに置き換えてみると面白い!
スポーツ嫌いの人にとっては体育祭なんて邪魔でしょうがない。そんな時はギャンブル三昧だ~と思っている人はも世の中に多いはず。パチンコ屋がコロナ禍でも繁盛していることを鑑みれば一目瞭然だ。
まぁ、この『賭ケグルイ』シリーズは賭博を推奨しているものではなく、むしろ借金地獄に陥りたくないように仕向けてある作品だと思う。さらに、家畜(ポチ、ミケ)と呼ばれる上納金を払えない生徒に見られる階級制度が狭い日本の縮図として風刺しているともとれる。そんな家畜にだってチャンスがある。生徒会に対して青天井の「公式戦」を申し込むことができ、生徒会はそれを拒むことができない下剋上制度だ。この劇場版2作目もそれがキーとなっている。
今回登場する強敵は、2年前に百花王学園を追放された男・視鬼神真玄。とにかく純粋なギャンブルではなく、人の命を交渉術に用いて自らを優位な立場に置くという卑劣な悪党ギャンブラーだ。芽亜里に対しては勝ったら家畜の一人を窓から突き落とすという心理作戦、夢子に対しては勝ったら学園の一部を爆破するというテロ心理作戦、生徒会長の桃喰綺羅莉に対しては書記・精華のコイントスに賭けた命というものだった。
「デュエル・ダイス・スタッキング」、「ブラック・テキサス・ホールデム・ポーカー」というゲームが登場し、クライマックスはまさしくロシアン・ルーレット。カードを使い撃つ者・撃たれる者・弾の数を選択するというゲームだ。あまりにも命を粗末にする内容にちょっと引いてしまいがちになりますが、輪をかけて死生観を疑ってしまうのが生志摩妄の存在だ。死にたがりのドM的な彼女も生徒会の中でも異色すぎる!そして、本当に誰か死んじゃうだろうか・・・かなりスリリング。
この映画を観るにあたって、実写版のseason1、2、賭ケグルイ双をチェックしてみました。無料じゃないのもあったため、ヤケのやんぱちで有料版を。てやんでい、こちとら宵越しの銭は持たねぇんだ!てな気持ちで。で、思ったのですが、映画の前作ではやっぱり浜辺美波が良かったのですが、“双(Twin)”を見てからは断然森川葵のファンになってしまいました。CG三白眼の表現も過剰なくらいで、無表情の夢子とは対照的に感情が露わになる様子がいいのです。今回もちょいと活躍。
もう一点、今回の笑わせキャラはなんといっても鈴井涼太役の高杉真宙。モブキャラに落とされ自覚するなんてのも意識低すぎ高杉くんでした。いきなりの「開拓民の唄」でミュージカルになるのも面白かったよ♪
kossyさんへ
復活しましたが、20本くらい見たい映画がたまってますw
キラリの2連続空発は、2/15の確率ですね。シルバーのコルト・パイソン6inchですが(多分)、実銃は銃弾込みで1.2kgあります。女の子には重過ぎると思うんですが、軽々と扱ってましたねーw
今晩は
あの中川さんの姿は、今までのイケメンを封印していた分、インパクトがありましたね。
NHKの今や貴重なキチンと作っているコント番組「LIFE!」の”ゲスニックマガジンの西条さん”に似ているなあ・・、と思いながら”開拓民の歌”を聞いていました・・。
コメントありがとうございます!
Amazonプライムで配信されているあれですね!cmで見かけました
なるほど...。脇役にスポットが当たるのは面白そうですね。今度見てみます!