「最初から最後まで憂鬱です」悪魔はいつもそこに さーさんの映画レビュー(感想・評価)
最初から最後まで憂鬱です
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好みが結構分かれる映画です。
私には苦手な部類の内容でしたが、つい魅入ってしまう内容でした。
本編中、記憶の限りは『悪魔』という単語は一切出てこず?タイトル回収はないまま終わります。前半は時系列が結構飛んだりするので、集中して観ていないと置いていかれるので結構疲れます。
人それぞれ違う悪魔を中に飼っている、でも、その悪魔を飼い慣らせず、欲望のまま生きてしまったら…………
自分の中の悪魔を曝け出した奴は、性癖のため、名誉のため人を殺すし、児ポする。
主人公にとっての悪魔は父で、人を殴っている姿がまるで父のようで、悪魔のようでした。
後半は、殺人犯は殺人犯に引かれ合う…的な感じで面白いなぁ!と思ってしまいました。
人をころした主人公の行く末は決して幸せではないだろうけど、最後のシーンの、車の中で微睡む彼を見て、幸せであって欲しいと願わずにはいられません。
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