空に住むのレビュー・感想・評価
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主人公の心情の変化
両親が亡くなり、1人高層マンションに住むこととなった主人公の心の表情を描こうとしているんだけど、私には伝わりづらかったです。
仕事場の友人とのやり取りは現実的なんだけど、住んでるマンションでの表現が無味な感じになってて、それが意図したものだと思うんだけどなんか微妙です。
ただ広げた風呂敷をまとめ上げる点はやはり監督だなって評価出来ます。
タワーマンションで体感。ヒロインが行き着く、本当の愛と幸せとは。
【賛否両論チェック】
賛:ヒロインが経験する悲喜こもごもを通して、真の愛や幸せについて、思わず考えさせられる。
否:展開は非常に淡々としているので、思わず眠くなってしまいそう。ラブシーンも結構あり。
タワーマンションへと引っ越してきたことが転機となり、日常に良くも悪くも様々な変化が訪れるヒロイン・直実。復帰した職場でのひと騒動や、クセのある叔父叔母夫婦との関わり、そして人気俳優とのまさかの逢瀬を通して、自分がこれまで築いてきた人間関係の意義や、本当の意味での愛や幸せについて、ふと考えたくなってしまうような、そんなお話です。
ただ展開としては非常に淡々としていたり、直実と時戸の哲学的なやりとりがあったり等、興味を惹かれないと退屈して眠くなってしまいそうなストーリーでもあります(笑)。
ラブシーンも結構あるので、ご留意を。ヒロインが体験する、ちょっと不思議な人生の1ページを、是非ご覧になってみて下さい。
ラジー賞決定!
実に退屈な駄作。人物描写のすべてが薄っぺらい。多部未華子ほか演技陣が充実しているだけに残念な思いがした。
イケメンの芸能人がモテるのはわかるが、それしてもきちんとした職業を持つ常識ある女性が初めて会話した男を簡単に部屋へ入れるだろうか。ふわふわとした地に足がつかないイメージ表現なのかもしれないが、主人公が多部未華子だけにミスマッチ感が強い。
設定も展開も安易過ぎ、日本にもラジー賞があったら決定的な作品だ。
また凡打
世の暗部に斬り込むかに見えて掘り下げ不足。
心情の全てが台詞だけで説明されて上滑る。
抑えた演出と評したいが無理。
スター俳優のキャラ造形が凡庸。
エグい快作ピンクとグレーの生々しさを想う。
描写不足の美村里江他全員が演り損。
青山真治また凡打。
モヤモヤ
タイトルと予告編に惹かれて
前売り券を購入して観に行ったけど
うーーん、なんだかモヤモヤする
映像も綺麗だし、配役も悪くない
それなのにこの残念な感じはなぜ?
結局何が言いたかったのか
結局主人公とスターの関係性も
感情も理解できないまま
猫のハルが可愛く、岩ちゃんがひたすらカッコよかったしか記憶に残ってない
青山真治が監督でよかった
確かに、エキセントリックな関係性も事件性も殺人もない映画だ。ただ、これが商業的な要請だけに応えた納品映画だと思うなら、それは違うと思う。
エキセントリックな事柄は起きないまでも、全員どこかネジが飛んでいて、犯罪や詐欺ギリギリ手前に踏みとどまった振舞ばかりじゃないか。
それでいて親近感や既視感が発生しない人物はひとりもいない様相だ。人間がどれだけ危ういバランスで、時には狂気に委ねながら、日常を生き抜いているのが、見ていてビリビリと伝わってくる。
ヤベー考えや行動していたやつが、次のシーンでとても愛らしい信頼できる表情や真剣な考えや態度を露わにしている。どっちも嘘ではない姿として。
これ、毎日生きていてマジでよく見る光景じゃないか?自分だってやってしまってないか?そんなクソな様子を人に晒して首尾一貫しない人生を、死ぬ時まで生き残り続けなきゃならないんだ。
そうした「生き抜く・生き残り続ける」様子は、九州サーガ3部作も含め、見ていて痛いほど、これまで監督が見せてきた人間の軌跡だと思う。
今回の作品が俺はいちばんそれを濃厚に感じた。撮るに足らないように見える事件しか起こらないから、なおさら身近にね。
テーマだけじゃない、遮蔽物がないタワマンならではの空の冷たく美しい光とヒロインが勤める出版社の日の匂いがしてきそうな光の対比、どこまで続くのかハラハラする長回しの緊張感に繊細に対応するカメラワーク、寸断し挿入される音響・編集の効果。
監督もスタッフもキャストも、創造に対して何ひとつ手を緩めてはいない。
編集社が魅力的だった
大好きな多部未華子ということで観賞◎
サラ〜と始まりサラ〜と時が流れていってサラッと終わったような印象が…。感動系でもお仕事系でも恋愛でも闇系の話でも何でもいいんだけど、私は面白い映画特有の観終わった後の心地良い疲労感が好きで…。これに関しては疲労感が無いという疲労だけが残った感じになってしまった。
キャストかなり良い◎けど、登場人物ひとりひとり謎が多いというか、大なり小なり色々考えていたりトラウマ的な闇があったりするのだろうけど、それが良い方向に、こちら側のもっと知りたい欲にまでは繋がらない…のループだった。
多部未華子演じる主人公が働く編集プロダクションは、こんな職場あるんだ!っていう新鮮さとか魅力があった。そこで働く人達の雰囲気も惹きつけられるものがあったし、ここがメインでのストーリーを見てみたいなと思いました。
空はあまり関係無いかな
多部未華子、大森南朋さんとの絡みはほとんどなかったけれど、最近共演のドラマもなかなか面白かったので、勢いで観たのが正直なところ。けれど、思った以上に楽しめました。もともと大森南朋さんがお気に入りで、いかにもおじさんっぽい風体でありつつ、「ハゲタカ」の主人公鷲津のようにクールな感じもあり、魅力ある俳優さんですね。
さて本作、各シーンの長回しが特徴的。表にはあまり出ないけど、それぞれの心情を見え隠れさせる台詞が、無機質な高層マンションの部屋に漂う感じ。人気俳優を配しながら、なんだか文芸書のような匂いを漂わせる作品でした。この雰囲気は好きだなあ。
両親を急な事故で無くしてすぐ、資産家の叔父の持つ高層マンションに住むことになった主人公直美。郊外の小さな文芸出版社に勤めながら、愛猫のハルと孤独な都会暮らしを始めた。そこで起きる絵物語。
何かと騒がしい叔父夫婦(鶴見慎吾と三村里江)や、マンションに住む人気タレント(岩田剛典)、出産間近の妊婦である会社の後輩(岸井ゆきの)、どこかくせのある編集長など、キャラクターに囲まれて騒々しいが、主人公の直美はどこか空虚な印象のまま、物語は進む。それぞれの孤独な生活の穴埋めに交流があり、煩わしさが無い程度に付き合う。そんな生活に慣れそうで慣れない直美のちょっとした成長譚だ。
全体として淡々と話が進むので、少し飽きも来るが、終盤ある業者として出てくる永瀬正敏が良いクサビとなって、物語が締まった。映画の展開としては、もうひとつふたつ主人公を掘り下げる印象的なエピソードが欲しかったが、尺的には難しかったかな。
なんだかんだで、よい
※星付けるのは好きではない。
何か書きたくさせてる時点で5つ星
セリフがいちいちよかった…!
というか、今の私には刺さる言葉ばかりでちょっと困惑するくらい
映画って時に内容とは違うところで
そういうこと仕掛けてくる奴だよな〜
だから、他の人がどう感じるかは、
知らん。
タワマンは心身と、運気に、悪い。
共感
麻痺してると違和感持てないのかも、
と。知人が言っていた。
ナオミは本質分かってる系の社長のもとで、毎日多摩川渡って通勤する編集者。
地面に近づきたい、てがんちゃんも言ってた。
専業主婦の叔母さん、がんばれ。
でも、投資家のおじさんの持ってる高級マンションでイケメン俳優と
もにゅもにゅ…少女マンガ的ファンタジーは悪くない
だって映画だもん
久々の青山作品期待したのだが...
多部ちゃんファンにも勧めにくい作品でした。ナギサさんとメイが何気に競演してるから尚更勧めにくい。
青山監督でも多部ちゃんを脱がすわけにもいかないし、LDHの企画で青山監督が監督しただけなのでしょうね。ただ単に空虚なだけの物語で演出も平凡。
これは多部ちゃんにとっても代表作にならず、久々の青山真治監督も池田千尋の脚本も不発。
テレ東の深夜ドラマで十分です。ユリイカ、サッドバケーションどこ行った‼️
0年代を席巻した、あの青山真治新作にまさか公開二日目に客私だけでした。もう過去の人なのか岩ちゃんのファンもいないのか...
2020 マイ🌟ラジー賞決定でいいかな
突っ込みどころありすぎて 書けん
とりあえず 靴脱ごうよ
井筒監督なら「こんなん××映画ですわ」
みうらじゅんなら「そこがいいんじゃない!」って言うかな
これJソウルブラザーズの男の子ファン映画でした。
それなら そんな感じでポスターとか作ってくれないとね
タイトルとか多部 永瀬 柄本 鶴見‥
期待しちゃうな
でも 多部と岸井の二人の演技は合ってた
から🌟一つ
普通な感じだけど?
タワマン暮らしが普通か!笑
とりあえず岩ちゃんのこの感じの役は良かったなぁ
FENDIの服が似合いすぎ😍
tohoシネマではやってないのね
永瀬正敏さんと柄本明さん
良い味だからあの役なんだろけど
少ない、勿体ない。
最初に叔母さんが馴れ馴れしく入ってくるんだなぁとは思ったけど。
やはり邪魔しちゃったねぇ
岩ちゃんと同じマンションとか
羨ましいです❤️
映画の内容より
そっち目当ての鑑賞だったので。
そりゃーあの場面でキス断らないでしょ!!
岩ちゃんに❤️3個の感想です。
つまらんかった。。
両親が交通事故で死んだことでお金持ちの叔父の計らいでタワマンに住んだら、イケメン俳優と同じマンションで体の関係持てちゃった話。
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劇中で雲みたいと言われるように、まさに雲のようにフワフワ、フワフワしてる主人公なおみ。でも、ふわふわしてるように見えながらもしっかり甘い蜜を吸い続けてるこの女。
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ほとんどシーンで飲んでるワインもまだ身の丈に合ってないように見えるし、徐々にタワマンに似合うような服を着るようになってもまだやっぱりダサい。この子がこれからタワマンにふさわしい女になるのか、元の地に足のついた生活に戻るのか。そんな微かな余韻を残して終わっていった。
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そして岩ちゃん演じるスター時戸との関係が全て、こんなことある?まぁでもスターだから許されるか?で済ませてしまうような雑さがなぁ。そりゃ芸能人と関係持てたらなんでもするし、時戸の振る舞いがやや気持ち悪くても芸能人だったら許しちゃうけどさ(笑).
新式ジャパニーズホラー
原作は未読。曲は聴いたことあります。
はっきり言って酷い出来栄えでした。演技力は問題ないですが、それ以外の部分が壊滅的です。
この作品の最大の汚点はキャラクター像が気持ち悪すぎるところです。
まず主人公の直美。身勝手というか空虚なのか分からない周りに振り回されるキャラクターですが、自分自身も中々身勝手だと思います。哲学的な言葉を振りかざしてくる時戸を簡単に家に入れるわ、時戸に簡単に体を明け渡すわ、結構キレるわ、叔母さんを急に忌み嫌いはじめるわ、言動のテンションが一致しないわで、多部未華子さんの無駄遣いだと思います。
次に時戸。こいつに関しては言いたいことが山ほどあります。エレベーターのシーンで嫌悪感を覚えました。自分の住むところまでエレベーターが上がったのにわざわざ1階まで送っていくとかほざいたり、花束をいきなり渡してきたり、オムライスを作って欲しいと意味の分からないおねだりをしたり、部屋の前で花の蜜をムシャムシャしながら待ち伏せてるわと、この時点で相当キツかったんですが、急にキスをせがんだり、叔母さんが部屋を訪ねてきた際に、鍵を持っているのかというだけで萎えたとか言って部屋を飛び出したり、オムライス食べてく?と聞かれたら、「俺、卵嫌いだから」とかもう意味が分かんなかったです。お前が作れって言ったじゃないか!哲学的な意味かなんか知らんけどただのクソカス野郎じゃないか!
挙げ句の果てには妊婦向かって間接的に「お腹大きいのって不気味だよね」とかもうひたすらに見下しているようで腹が立ちました。本当に気持ち悪かったです。岩田さんのファンが求めていたのってこんなキャラクターじゃないと思うんですけどね…
続いて叔母。なんか腹立ちました。やけに直美に対しては気にかけているようで絵空事で、寂しいからかまってほしいのか直美の部屋に無断侵入して話を聞こうとかも気持ち悪かったです。
続いて愛子。親になるという割にはなんだか無責任だし、病院にも同僚にも出産時期の嘘をつくとか、だったらいつ破水するとか分かったろうに。それでいて直美に味方でいてくれるんじゃないかとかキレるからもー訳分かんねぇ。女性の強さを推している映画じゃないのか?
編集部の面々や吉田さんもまぁ無神経な奴らが多くてキツかったです。全然マシですけどね。
無神経な映画は大嫌いなので、今作は生涯トップクラスに酷い作品だと私は思います。これはホラーです。
未華子ちゃんの不思議な魅力に萌えた
お久しぶりの青山真治監督。前作『共喰い』を公開年の日本映画ベストワンとした自分には大切な監督の一人。そして今作はこれまでのイメージを払拭するような心地よい作品だった。
出版社で働く直美は両親が急死し叔父の所有するタワーマンションの39階の一室で暮らすことに。両親の死に際して泣かなかったと言う直美。大きな喪失感が見え隠れする。
直美を演じた多部未華子さん。実は苦手な女優さんだった。印象が変わったのは昨年の『アイネクライネナハトムジーク』。そして今作で最も気になる存在になった。今作の彼女は不思議な魅力に溢れていた。
叔父夫婦との近過ぎる距離感やら、職場の後輩の複雑な男性事情やら、同じマンションに住む人気俳優・時戸森則との関係やらに葛藤しながらも新たな人生に踏み出す直美が清々しかった。
時戸を演じた岩ちゃんに『いや?』と聞かれ『いやじゃないです』と答える未華子ちゃんに『やっぱりか〜』と思いながらも萌えた。
残念だったのは三代目のエンディングテーマ。せっかく夢の中にいたのに現実に戻された感じ。
#91 タワマンに住みながら
地に足がついた人生を望む無い物ねだりの人々を描いた作品。
人間関係は嘘の固まりとか、実際に思ってることと内心は違うとか当たり前なことを延々と語る人たち。
私は高いところが苦手だし、裏表がある人はもっと苦手なのでこの映画の世界には住めないな。
いわた
めちゃめちゃ笑えた
岩ちゃんが、嫌いな人が作ったのかと思った笑
三代目JSBなど、全く興味が無かったが、付き合いで見に行きました。
思いのほか、岩ちゃんの役どころや、セリフなどが、面白くて笑えました。
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