「子供向けとやり過ごすには、もったいない。」ギレルモ・デル・トロのピノッキオ カレーか豚カツかで悩むアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
子供向けとやり過ごすには、もったいない。
観る前は、ピノキオってどんな話だっけ?ってのが正直なところだったけど、このストップモーションアニメーションを前にして、過去の記憶を探ることを諦め、この世界感にどっぷり浸りたいと思わせるほどの映像体験。デルトロ版ピノッキオの「良い子」像は、デルトロそのもののようにも思えた。
そもそもが贅沢すぎるキャスティングだけど、いちばんの驚きはスパッツァトゥーラ(猿)がケイトブランシェットだったってこと。機会があればスクリーンで観ることがオススメ。
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