「松ぼっくりが落ちる。それで、人間である意味をこの映画は解いている。」ギレルモ・デル・トロのピノッキオ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
松ぼっくりが落ちる。それで、人間である意味をこの映画は解いている。
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『僕もパパも怖くない。戦争大好き』さて、ピノッキオはそう言うが、鼻が伸びなかった。伸びればなぁ!って思ったが。それは
兎も角
『幸せだった。だから、こんなに悲しいんだ。』って台詞が良かった。
原作の終わり方と違うが、それも良かった。
松ぼっくりが落ちる。それで、人間である意味をこの映画は解いている。命があるから人間で、命あるもの必ず死を迎えるって事だ。
姿が最後まで変わらないのが、彼らしい表現だ。そこが傑作たる所以だ。
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コバヤシマルさんのコメント
2023年1月25日
こちらこそ、いつも面白いレビューありがとうございます。この世界は残酷な事柄で満ち溢れていて、耳に痛い事の中にエッセンスが凝縮していると感じるので元気は出ずとも楽しく拝見さして頂いております。ピノキオは大人な映画でしたねー身に沁みました。今後とも辛口な切り口を楽しみにしてますし、お互い楽しい映画ライフを送りませう。