「忌野清志郎の歌声に涙・・・」音響ハウス Melody-Go-Round kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
忌野清志郎の歌声に涙・・・
まるでコロナ禍の中でのリモート配信みたいな分割画面のメロディなんとかという曲。途中で『戦場のメリークリスマス』のタイトルバックが映し出されたのでビックリもした。眠かったので、いきなり映画館ごとテレポートしたのかと思った。
ミキサー室のコンソールを見るだけで興奮しがちでしたが、74年に設立されたということは、アナログからデジタルへの転換期があったのだろう。音楽シーンでも80年代のデジタル革命は画期的だったし、そのターニングポイントなんかを描いてくれたら良かったのにな。YMOもテクノだけど、最後のアナログシンセバンドなんだろうし・・・
終盤では13歳のHANAちゃんの曲が中心。アレンジもどことなくアナログ感あふれていたけど、ベーシストが映らなかったからそこだけは打ち込みなのかな?
カッコイイ!と思ったのは4人のホーンセクションの音が左右にパンされるところ。これは生演奏でしか出せない。そして葉加瀬太郎の職人芸。また、ONKIO HAUS という綴りもドイツ語っぽくてかっこいい。そんなとこかな。実際、スタジオとしての経営はうまくいっているのか?変なところで気になってしまいました。銀座だし・・・
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