「楽しむには直前「うる星やつら2」鑑賞必須」ビューティフルドリーマー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
楽しむには直前「うる星やつら2」鑑賞必須
大学の文化祭準備に追われる中、映画研究会の1人が古い段ボールの中から撮影途中のフィルムと脚本を見つけ出し、今の映画研究会で完成を目指そうとする話。
まぁ、映画撮影の裏話を作品化した映画である☆。
映像的に1984年劇場公開作品「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」が原案であり、原案を知っている人間には映画研究会がうる星やつら2の実写版として模倣しているは明白である。
しかし、それではただの真似事(うる星やつら2の実写パロディ)を撮影する映画裏話になってしまうので、更に制作している映画研究会や役者の方々にも真似事を入れ込み、撮影裏話も楽しんで頂こうと言う魂胆である。
うる星やつら2側から言わせて頂ければ
(○が撮影した映画内容。☆が撮影裏話)
○戦車の主砲部分を遠近法にて人間が呑み込み。
○温泉(先生)&アパートがカビだらけになるシーン。さくら先生発見。
○校長がコタツに入り長台詞を話すシーン。
☆さくら先生給湯室でポット抱き抱え。
☆ラムとしのぶが給湯室で異性について長話シーン。
○風鈴シーン。
☆しのぶ失踪シーン。(あたる窓越しに見つめる)
○白い帽子の少女。
☆皆でお好み焼きをするシーン。
☆あたる2人出現シーン。
等がパロディされている所である。
もう、うる星やつら2好きにはたまらないだろう。
(作品の方向性は違いますので要注意)
そこにうる星やつら2に存在するテーマの一つ「楽しい時が永遠に続いて欲しい」と言う願望が、撮影している映画研究会ともリンクするのである。
プラモデル製作と同じである。完成形が楽しい訳じゃない、作っている最中が1番楽しい。
楽しい時が終わって欲しくない、誰かの願い。
これは映画研究会の楽しい時間のお話であるのだが、最後の学校のジオラマがうる星やつら2の学校(○)だったのにはがっかり。
「そこは映画研究会がある大学のジオラマ(☆)だろ、普通。」と思ってしまうのである。
(あくまでもうる星やつら2はパロディネタであるからだ)
「最後の詰めが甘いな、本広監督💦」と思ってしまった映画でした😓
①サンダーロード②もしも私たちがサイサイじゃなかったら③水上のフライト、の予定が。今日は①が上映されてなかったため、映画館を移動して①鬼滅の刃②水上、になってしまいました!サイサイより3回目の鬼滅を取ったのは、昨晩ロシャオヘイを見てしまったからですねw
やっぱり、ufotableのバトルアニメは最高である事を確信しました!
巫女雷男さんへ
金曜日の仕事帰りに3本見るでぇ、で早目に帰宅の途についたBloodですw
こちらにコメント返します。
ロシャオヘイは、巫女雷男さんのお眼鏡にかないそうにはありません、多分、ビームも無かったしw
AKIRA、マトリクス、ドラゴンボール、ジブリ作品、等々。他の方のレビューにもありますが、切り貼りストリーなんです。ただ、ルーカス的な構成力の高さや、エピソードの魅力、つなぎの巧さがあって、結構楽しめてしまいました!
パロディって気付いてからタイトルに気付きましたw
うる星やつら2は公開当時劇場で観賞しましたが、うる星やつらにそこまで思い入れがある訳ではなく、なぜ選んだか謎です。
もちろん吉川目当てでもありませんw