「化粧って個性を消して理想の顔に似せることなんだ」いとみち nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)
化粧って個性を消して理想の顔に似せることなんだ
ちょっといい話を綺麗にまとめてあります
インディーズとは思えないほど完成されている
さすが、アジアン映画祭グランプリ作品
ただ、いとみちの由来が映像では伝わらなかったので調べました
三味線を弾く時に爪にできる溝を糸道(いとみち)というそうです
あのシーンの意味がやっとわかりました
鬼才と言われているが、うまい監督ですね
文句のつけようがない
ちゃんと地域のPRもしているしね
この手の映画は、若手俳優を売り出すのにもってこいの作品なんだけど、駒井蓮を売り出すのはちょっと早いか、それだけの素材かは微妙ですね
役者は個性だから、
化ける可能性は無いとはいえないけど
現状はよく出来たインディーズ作品にとどまります
主演の駒井蓮はスッピンだと美少年のようです
手足もスラッと長いし、とても好感がもてます
高校の制服は、こういうモデル体型には似合わないなって気づいた
こういう着こなしになる女の子はプロポーションがいいんだってわかりました
メイドの時はスッピンで、三味線ライブで初めて化粧をしているんですが、よくいるメイドさん顔になっていた
同じ女の子とは思えなかった
化粧って個性を消して理想の顔に似せることなんだとつくづく思う
典型が韓国メイクだよね
そしてこの作品の意外な特徴
みんな背が高い
駒井蓮も横田真悠も168cm
160cmの黒川芽以が見上げて話していた
まぁ2人とも可愛い顔してデカいんだから
だから男連中も彼女達に合わせたんでしょうか
豊川悦司、古坂大魔王186cm、中島歩183cm
実物よりセットを小さくして経費節減をするために昔の俳優は小さかったって聞いたことがあるけど
今はみんな大きいわ
昭和のチビには本当に羨ましい