「みでけろ(笑)」いとみち kdさんの映画レビュー(感想・評価)
みでけろ(笑)
青森が舞台だから、終始津軽弁
さすがに東北出身だから、7割ぐらいはニュアンスでも伝わるけど、
単語はさすがにわからないのがあるのと、声が小さくて聞き取れないとこあったけど😅
個人的には字幕があったり解説があるよりも、無い方が自然な会話だから、より入り込めたかなぁと。
後半のお客さんのセリフでおじいちゃんが『人生なんて不確かなものだべ』っていうのが、個人的にも今の心情と重なってしまって泣けてきた
祖母の三味線の演奏はもちろん、一番聞き取りやすい方言(笑)
すごく懐かしい感じになって、実家思い出す感じ
そういう面もあって、何気ないことでもいろいろ考えたら、割りと泣けてきた😭
ご当地映画な感じになりがちだけど、地方で暮らす、メイドのシングルマザー、漫画家の夢を持つ女の子、勉強は出来るけど貧しい女の子とか、
地方の抱えてる部分が出てて、
方言を話さない、父親が東京の目線を代弁するようなセリフ『メイドなんて、いつの時代の話だ。誰にも相手されない男が、クラブに行く金も無いから、カフェに来てるだけだろ』的な、痛いとこつくなぁと
死んだ母親の事は語られないけど、人にはそれぞれ踏み込まなくていいことあるよなぁとも思って
三味線もっとガンガン弾くのかなぁと思ってたけど、そこまでじゃなかった😅
東京出身の、黒川芽以のメイド姿で方言なのが、ものすごく好きな感じ
あと、あの汽車がより田舎感が出てて大好き(笑