「エンディング曲で凄く納得」チャンシルさんには福が多いね tackさんの映画レビュー(感想・評価)
エンディング曲で凄く納得
これぞ『何も起きない』映画!
こういった類の映画は、ハマる人とハマらない人がいるでしょう。
日本だったら中川龍太郎監督の作品に近い、静かで日常が散りばめられた感じの作品だった。
私はこういう映画好きです。映画の主点を観る側に委ねるような感じの映画。
そういう意味では、この作品はジェンダーでもいいし、ファンタジーでもいいし、コメディーにもなるし、トータルでヒューマンドラマともとれる。観る人次第で色々見方が出来そうで、面白い。
そしてエンディング曲の詞に納得。珍しく、映画のエンディング曲で頷ける映画だった。
少々ネタバレになるが、小津安二郎とクリストファー・ノーランの件は、まさにこの映画の方向性を表していたような。
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