「少し退屈してしまった」チャンシルさんには福が多いね kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
少し退屈してしまった
映画プロデューサーのチャンシルが、監督の死によって干されてしまう。手のひらを返す者もいれば変わらず側にいてくれる者もいる。そして恋の予感も。
自分の生き方ややりたいことなんかを問い直す話だ。でも思ったよりも恋の要素は少ないし、ジェンダー的なトラブルも少ない。でも、女性の自立を描いた話なんだな。
全体的にゆったりとした雰囲気。映画監督は亡くなるがこれといった事件が起こるわけではない。レスリー・チャンらしきやつが出てきたりするのでちょっと変な話ではある。あの感じはあまり好きではない。チャンシルさんはかなりキュートで共感できるところもあり、クスッとするシーンもあったのだが、全体的には退屈に感じてしまった。好みの問題だ。
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