「遊牧という仕事」ノマドランド HigeKoboさんの映画レビュー(感想・評価)
遊牧という仕事
淡々と進むノマドライフ。
自由そうな遊牧民暮らしだが考えれば遊牧って仕事なのだと思い至る。
ワークライフバランスを振り切った感じ。
自由そうな放浪者にも薄い絆と思い出とお金が必要。年金額への不満を聞きながら借金に奔走するファーン。
赤ん坊を見てると家族と家の必要性が本能的に分かる。定住させる動機なんだろう。
そこに埋没できなかったファーン。
ノマドライフ、家族が減り始め、しがらみがだんだん薄くなってきた世代にはひとつの誘惑です。
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