「「痛烈な美に満ちている」」ノマドランド bull&hanaさんの映画レビュー(感想・評価)
「痛烈な美に満ちている」
司馬遼太郎の「峠」の中の言葉である。
いかにもアメリカ映画だという気がした。
圧倒的な自然の美しさを、作為なしに、ありのままに見せるカメラワークは、一種、爽快でさえある。
⭐️5にしない理由を考える。
おそらくそれは「恐れ」だ。
「痛烈な美」は、人を幸福な気持ちにはしない。
しかし幸福な気持ちにしないからといって、この映画を劇場で観ないというのは、大きな損だ。
コメントする