「旅に出るという終活」ノマドランド hohetoさんの映画レビュー(感想・評価)
旅に出るという終活
寂しさを抱える人たちが、何かを探している。
彼らの家は、故郷は心の中にしかなくて、
心の中にあるけど、やっぱり寂しくて何かを探している。
日本でキャンピングカーに乗って旅をする人は、
最高の人生を求めて旅に出る人が多いけれど、
映画では寂しい放浪者の生きていく手段のような描かれ方だった。
寂しい中でも、車を改装して少しの工夫で暮らしやすくして、自分の城のように車を大切にしたり、出会いと別れがあり、そうして、1日、1年があっという間に過ぎてゆく。
同じようで、また違う1年が始まる。
それは車で旅に出てても出てなくても同じで、
毎日の1日1日を大切に生きようと思える作品でした。
過去は捨て、明日を向いて生けねば〜!
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