「リアルなアメリカをみる思い」ノマドランド Masatoshi Matsumotoさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルなアメリカをみる思い
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リアルな米国を見る思い。若い奴らが行く先々で事件をしでかし、もしくは、事件を起こして逃げまくるなんてのが記憶にあるロードムービーだが、これは特に大きなドラマがあるわけではなく淡々と時間のコマが進んでいく。
そして、問題にぶち当たると自分で解決しようとする主人公。仲間に助けを求めたり。
でも、最後には1人。1人の人がそこでは、ドラマの主人公であり、ドラマを作っていく。こう言った人たちにとっては、ヴァンそのものが自分の世界。そこで毎日を戦っていく。
アメリカが力一杯だった頃のロッキーのように勝ち上がっていくドラマは、やはりエネルギッシュなアメリカのあの時を象徴していたと思うし、こういうドラマは、いまのアメリカを描き切っているのかなあと思った。
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