そして明日は全世界にのレビュー・感想・評価
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これではヤクザの出入り。天保水滸伝だ。ドイツ人もあまり賢くないのか?
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白人の中産階級女児の大人になり切れないモラトリアムな話。
グレタさんの様な立場の活動家だと思う。しかし、
努力して作ったストーリーと言う見方も出来るが、反面、それ以上に、あるまじき終わり方をしてしまっている。
社会運動の基本は『オルグ』にある。それは右も左と無い。宗教までも含んでいる。ボルシェビキの旗印は、農民や労働者をオルグするから、鎌とハンマーの図柄になっている。また、
常識的に考えて、暴力によるデモンストレーションが一般市民の共感を呼ぶ訳が無い。さて、それを踏まえると、この映画はひょっとしたら、『PLAN75』の監督と同じように、『ナチスの様な余計な者は力で排除する』と言った考え方なのかもしれない。(PLAN75は映画の最初にそれが分かるが、気付かない人が多い)
日本の左翼運動の歴史も、運動する側から暴力を仕掛けて、平穏な社会を混乱に落とし入れて終わった。つまり、連続企業爆破やハイジャックは左翼運動の終焉を意味している。
『アルジェの戦い』の様な『独立闘争』と、『三○重工爆発事件』の『テロ』とは、根本的に違うという事を説明するまでもないだろう。
この映画で表現しているのは、ヤクザの出入り。
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