「グレー」おとなの事情 スマホをのぞいたら イナヅマゴローさんの映画レビュー(感想・評価)
グレー
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映画の上映回数が減り、夜の上映がなくなったので非常に観に行くのが難しくなってしまった。
収益また減るんだろうなあ。
さて、
大元のイタリア版は見ておらず、韓国版は公開時鑑賞済み。
初めて見たときにすごく面白いと感じたのを覚えており、やはり二度目になるのでその時の衝撃はなく、どうしても星がへる。でも初めて見る人は面白く観られると思うので、お勧めしたい。また、こんなご時世でもあるし、どうせなら一人でだまって見たほうが良い映画だと思う。夫婦や結婚するつもりのカップルで見るのは辞めたほうが良いでしょう。
グレーゾーンという言葉があるが、このグレーという白と黒の中間である中途半端な色こそ非常に大事な色なのだと強く思う。洒落たご老人をロマンスグレーと言うことがあるが、大人になり歳をとるというのは見た目だけでなく、中身もどんどんグレーになることなのだろう。
そしてそんなグレーな部分をできれば受け入れられるようになりたい。実はグレーな部分にこそ本音が隠されていて、最後に三平がいうところの生きている上での大事な部分なのでしょう。
みんな色々やらかしてるが、私には一個だけそれは無理、絶対許せないというものがあった。
見る人それぞれにここまでは許せる、ここからは無理、というラインがあろう。それを話し合ってみたいなあと思った。
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