劇場公開日 2020年8月28日

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ようこそ映画音響の世界へのレビュー・感想・評価

全99件中、61~80件目を表示

4.0ドキュメンタリー観て初めて泣きました。

2020年9月19日
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よくあるDVD特典の集大成かと思ったら、映画の音響効果の世界を真面目にそして魅力的にとらえた作品でした。音響効果の技術革新の歴史を追いながら、その重要性や名作の裏話だけでなく、裏方としての栄光と挫折、苦悩も描かれているのが、作品に深みを与えていて素晴らしいです。だからこそ、最後のスピルバーグ監督の短いスピーチが感動的です。世の中の全ての裏方さんへの賛辞のようで、思わずウルっときました。

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シネマディクト

4.5【"映画は映像と音響で出来ている" 映画音響技士達への目に見えない努力、拘りを数々の名画における音響の位置付けを明らかにする事で、描き出した作品。彼らへの尊崇の念に満ちた作品でもある。】

2020年9月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0とても良い映画

2020年9月18日
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stoneage

4.0音響スタッフの熱い仕事ぶり

2020年9月16日
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鑑賞方法:映画館

サイレントからトーキーに変わって生まれた映画音響。その歴史と関わったスタッフたちの仕事を追いかけるドキュメンタリー。
ただ映画音響技術発展の歴史を追っていくのかと思っていたら、どちらかといえば映画音響の先駆者たちの活躍と、音響スタッフたちの地位向上を勝ち取っていった仕事ぶりを紹介している印象だ。
優秀な技術者は有名になり忙しくなる。だからその周辺の技術者たちに声がかかり、そこでまた新たに技術を発展させていく。鑑賞する側もモノラルからステレオ、そして5.1chへと迫力や奥行きの変化を楽しめるようになっていた。
熱い!熱い人間たちの仕事ぶりはやはり面白い。

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kenshuchu

3.5音を集める人々の歴史

2020年9月15日
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鑑賞方法:映画館

当たり前すぎて考えたこともなかったけど、無音映画の居心地の悪いこと!
音は映像と違って正直に「撮る」ものではなく「見立てる」ことが基本だった。
音オタクにとって、これほど美味しい生業があるだろうか。動物園で撮った鳴き声を逆回転してスピード変えてって、なんというクリエーティビティ!
監督の下、信頼し合った音響担当たちがさらに分業して放任され、1年間も各自音を集め、再結集して一つのフィルムに仕上げる。考えただけでワクワクする仕事=高度な遊びだ。
監督って、日本語だと監も督も「上からガッチリ管理する人」の意味に取れるけど、あくまでもスタッフの才能を方向付けて信頼する人=ディレクターなんだ!と再認識した。

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トマソン

4.0F14に猛獣の声?

2020年9月14日
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鑑賞方法:映画館

当然高級なミキサーなどで難しい重ね方をしているのだろうが、原音を作るのに今でもラジオドラマみたいなアナログな工夫をしているのが微笑ましく、とても楽しそうだった。音響といえばマニアなおっさんの世界かと思いきや、意外にも多くの女性が活躍しており、彼女らの感性で大アクションシーンの音もうまくデフォルメされていたことに驚き。普通の奥さんのような人が、迫力ある音にこだわりすぎて完全に拗らせてしまっているのは何だか観てて痛快な気分。男女関係なく、マニアの領域まで入り込んでしまった自分を自虐しながら仕事ができるなんて本当に幸せだ。

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あっきゃん

5.0素晴らしいテーマと視点

2020年9月13日
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20080.登場する作品を改めて鑑賞したくなる

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movie

4.0映画音響の変遷が面白い!そこには歴史を作った作品、監督が関わっていた!

2020年9月13日
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興奮

私は十代の頃、映画館が近くにない環境で育ったこともあり、映画はテレビで観るものだった。でも一枚のサントラアルバムが大好きになり、音楽がきっかけでその映画を観に行ってから、映画館で観る映像と音響の迫力にハマるようになっていった。その作品はトップガン。
トムクルーズのカッコよさと、音楽、戦闘機の迫力がとても印象的で何度も映画館に足を運んだことを覚えている。
そのトップガンの音響スタッフの方も出てきて、戦闘機の音を、リアルだけを追求するのではなく、より作品を良くするための音作りも語られており、とても興味深い話しだった。リアルが一番ではないということ。
また、スターウォーズや地獄の黙示録が映画界に与えた影響の大きさなども知り、あらためて凄いなと。

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TOMO

5.0音響もいいけど照明もお願い

2020年9月13日
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鑑賞方法:映画館

音は確かに大事! ものすごい説得力あった! サラウンドシステムの話の時、ほんとに映画館のスピーカーが一個づつ鳴って、音の立体感が体感できた。技術の進歩が素晴らしい。サンプルにした映画も多く、クレジットの文字の小ささと長さが半端なかった! そして未見の映画がすごくあり、自分の見てる本数少ないなーと思った。(でもアメリカ映画メインだったから仕方ない面もあるか)

これ、音響だけじゃなく、照明・大道具・小道具・セット・衣装など、裏方全般もお願いしますよ! みなさん映画を愛し、自分の仕事を誇っているはずだし。そして、これだけたくさん人と時間とお金をかけて作られたものを、大切に見ないといけないと思った。

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ぷにゃぷにゃ

4.0音の大事さ

2020年9月13日
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大阪鯉

4.5王様の耳もロバの耳

2020年9月13日
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鑑賞方法:映画館

人よりも画面よりも音が好き!なんて嘯いてきましたが、感無量。素晴らしいドキュメンタリーでございました。後半は何やら感極まって落涙までしてしまう始末。
これまでの映画ファンとこれからの映画ファン、全ての方々がこの作品に触れ、劇場に足を運ぶようになると嬉しいなぁ、なんて思いました。
教材みたいな邦題だけはどうにかして欲しかったけれども…。コレじゃあ食い付かないでしょうに、ねぇ。

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lynx09b

5.0素晴らしかったです、泣きました

2020年9月12日
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泣ける

興奮

萌える

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ke_yo

3.0やっと観ることができました。

2020年9月9日
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良かったです。映画の要素で音は50%〜だと思う。
「午後8時の訪問者」を観ればよくわかります。
もちろん、スターウォーズをミュートしてもわかります。
多くの方に観て欲しい映画です。

追記です。

観ようと思い立ったとき、すでに満席だったことが続きましたが、やっと観ることができました。

前述の「午後8時の訪問者」はBGMと効果音(SE)が無いという挑戦的な試みのフランスのサスペンスミステリーです。「余計な音」が無い分、息づかいや視線の動きが強調され不安感が増し、サスペンスが際立つ、というような話も聞きましたが、私の感想は全く違いました。
面白いのですが、正直、BGMとSEをつければ傑作になるよなあ、脚本いいのにもったいないなあ、と思いました。
この監督さんは一流の音響さんと仕事したことが無かったんだろうなあと想像してます^_^

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SUZUKI TOMONORI

5.0映画音響の進化の過程を映画館で体感するドキュメンタリー

2020年9月8日
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1927年に公開された世界初のトーキー『ジャズシンガー』から始まる映画音響の歴史を膨大な映像と音の断片、既存フォーマットに満足出来ずより多彩な音響を求めた映画史上の巨匠達、その飽くなき要望を満たして未開の世界を切り開いた映画音響のレジェンド達の発言を綴ったドキュメンタリー。

オーソン・ウェルズ、コッポラ、ルーカス、スピルバーグ、リンチ、ノーラン・・・映画史を塗り替えた巨匠達が音響に求めたものが、幼い頃から音に魅せられた若者達を駆り立て、無数に繰り返された試行錯誤から見出された新たな音が映画史に新たなチャプターを追加していく様を捉え、その効果を実際に体験させてくれる作品。正直ベン・バート、ウォルター・マーチ、ゲイリー・ライドストロームといったレジェンド達の名前すら知らなかった見識のなさを恥じるとともに、彼ら自身と彼らから影響を受けたアーティスト達が実現した革新的な音響表現が映画に及ぼした圧倒的な効果を目の当たりに出来た喜びに感謝し、今まで当たり前のように享受してきた映画の世界の深遠さに改めて感動しました。

これこそ実際にスクリーンで観なければその魅力を半分も堪能出来ない特殊な作品なので、是非上映館へ足を運んでもらいたいです。最初から最後まで耳からウロコが落ちまくるのですが、特に意外だったのがバーブラ・ストライザンドが音響表現の発展に大きく寄与していたこと。音響というと派手な戦争映画やSF大作を連想しがちですが、映画史と音楽史が地続きであることもまた非常に重要であることが解ったのも大きな収穫でした。

ちなみに本作の製作会社の名前がAin’t Heard Nothin’ Yet Corp.という見覚えのないものだったのが冒頭から気になったのですが、作品中に挿入された『ジャズシンガー』のワンシーンにその由来を見つけ、音にこだわる人達の圧倒的なネーミングセンスに驚嘆しました。

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よね

5.0音響という名に騙されるな!これは

2020年9月7日
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宇宙だし、社会だし、普遍的な「世界」だ。
日常では当たり前の「耳」からの情報が、なんで軽視されるのか 映画はそこから深ーく入っていく。制作会社の「音響」軽視 監督の「重視」の対比は操作された感が否めないが至極全う そこにないものを作る なんて尊く感動的なのだろうか 総合芸術たる「映画」が好きな理由を再確認させてもらった… ありがとうございます。

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けつお

4.0声・背景音・音楽

2020年9月7日
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幸せ

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J24

3.5見応え十分

2020年9月7日
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名作ばかりの舞台裏はかなりの見応え。
音響の中でも効果の方にフォーカス。
これは飽きない。
もっと見たい。

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NobuNaga

5.0若い頃に観てたら、音響技術を目指したかも!

2020年9月6日
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サイレントからトーキー、モノから5.1chへ至る歴史。生産工場の様な当時の音作りから、個性を持つ音への変化など様々な角度から、誰もが知る作品を交えての音響世界の紹介は、どれも目を見開く様に食い入る話だった。

特にスターウォーズの音作りは独特だった。
音探しの旅に1年間や音が先行している場合もあるなど、音がどれだけのイメージを作り出しているかがわかる。チューイの声の誕生秘話を特に取り上げているが、これは沢山の人に見て欲しい。

元々無い音を作る、例えばピクサーの電気スタンド、ルクソーJr.の話やトイストーリーの話は勿論と言って良いほど興味深かったが、リアルな音に臨場感を与える為に、戦闘機の音に動物の鳴き声を加えるなんて話も面白かった。

個人的には地獄の黙示録の音響技術、ウォルターマーチが影響を受けた、ミュージックコンクレートやジョンケージの話。
ミュージックコンクレートと言えば、ビートルズのレボリューション9が有名らしいが、私的にはモーリスベジャールの振付け曲と繋がったのは良い発見だった。

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パプリカ

3.5オタク勢ぞろい!

2020年9月6日
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オタク要素高めの天才たちが、たくさん出てきて面白かった!
チャレンジャーばかりで、ただただ感心。
みんな、たいへんだったことも楽しそうに話すので、こっちまでワクワクしてきた。

映画「音楽」じゃなくって『音響』ってところも納得だし響きも良い。
裏方だけど実際、要だね。

今度からは、もっと耳を研ぎ澄まして映画を観ようっと!

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hkr21

3.5映像業界者は見るべき

2020年9月5日
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映像の仕事をしていると、音なしフィルムを見る機会も多く、初見でヒヤヒヤしながらリテイクをチェックしつつ、本当にこのままで大丈夫なのか?
と思いつつ効果音、セリフ、音楽が入った完成版は安心して見る事ができる。という経験を何度もしています。
それだけ映像作品に音響、音楽は重要で、ルーカスがインタビューで「映画体験の半分は音だ」というのも理解できます。
ドキュメンタリーなので地味なインタビューシーンが続くと思っていたら、超大作、名作、問題作の迫力シーンも多く見応えがありました。
映像関係者には必見の作品です。

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Yoji