劇場公開日 2020年8月28日

  • 予告編を見る

「サウンドデザインに筋肉は要らない」ようこそ映画音響の世界へ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0サウンドデザインに筋肉は要らない

2020年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

萌える

音作りにこんなに沢山の人と時間と手間と才能が関わっていたとは!音響の意味を早くから分かっていた俳優、歌手、映画監督の存在が非常に大きいことがわかった。才能の輪の素晴らしさに加えて、音響技術とスタイルが時代の変化と伴走する描き方にはワクワクした。
あまりに若くしてトップに登りつめたが故に苦しんだが片足は音響に片足は家庭や自分の時間にして心が落ち着いた話、子どもの時の病気、テープレコーダーやラジオやテレビ、父親と行った渓流釣りといった思い出が音と密に結ばれていることは、自分を振り返っても納得できた。
この映画を見るきっかけは、マイケルがソロッツォを撃つ場面があるよと聞いたから。そのシーンの音は今でも覚えていたけれどそういうことなのかと感動した。
この映画は映画館で見ることをお勧めします!

追記
子どもの時から視力はとても良かった。そして年齢とPCのせいで視力は落ちてます。そんなときいつも考えるのは、見えなくなるのと聞こえなくなるの、どっちがいいんだろうということです。芝居や映画や写真が好きだし、家族の顔は見たいから視力があればと思っていました。でも、自分が選べることではないけれど、聞こえれば視力を失ってもいいかなと、今は思ってます。この映画を観たことも大きいかも知れないし、昔はお琴とか三味線弾く人、見えない人が多かった。目に依存していた自分が新しい世界に入れるかも知れないね!

talisman
bloodtrailさんのコメント
2020年10月11日

talismanさんへ
バーブラ・ストライザンドは日本では過小評価されてる気がします。ブロークバック・マウンテンがちらりと出て来て、これまたチラッと映ってたミシェル・ウィリアムズが可愛くて、一瞬だけ萌えましたw

bloodtrail
NOBUさんのコメント
2020年9月19日

今晩は
 「僕は猟師になった」のコメントバックです。
 千松さんの幼少期から現在までの思想変遷の過程を知るのであれば、本。括り罠の細かい仕組みや猟のリアルな映像を求めるなら、映画だと思います。
 映画でなくても、NHKでこの作品の基になったドキュメンタリーがありますから、それを見るのも良いかと思います(映画サイトでこんなことを書いたら、怒られるかな・・)
 <閑話休題>
 この、ドキュメンタリー作品は秀逸でしたね。”名作の陰に音響技師あり。現在のハリウッドの繁栄の陰に音響技師あり。”とても興味深く鑑賞しましたよ。
 では、又。

NOBU
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2020年9月3日

ウインドリバーにコメントありがとうございます。
東京から1週遅れで、明日から千葉劇場で上映するので、見に行くつもりです❗️

ぷにゃぷにゃ
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2020年9月3日

ううう、すごく見たくなってきましたっ!!

ぷにゃぷにゃ
bionさんのコメント
2020年8月31日

ゴッドファーザーのあのシーンは衝撃的ですよね。コッポラがあそこまで音にこだわっていたなんて。
初日は、あっという間に席が埋まってしまって、なんとか滑り込めてよかったです。

bion