ねばぎば 新世界

劇場公開日:

ねばぎば 新世界

解説

俳優・脚本家・監督として活躍する「ひとくず」の上西雄大が、大阪・西成を舞台に描いたアクションドラマ。上西がメガホンをとったほか、赤井英和とともに主演を務めた。大阪新世界。かつてヤクザの組を潰しまわっていた村上勝太郎(通称・勝吉)は、ボクシングジムを営んでいたが、ジムで練習生が覚醒剤取引をして逮捕されたことからジムを畳み、幼なじみの経営する串カツ店で働いていた。ある日、新世界を逃げる少年・徳永武に出会い、勝吉は声をかけるが武は逃げてしまう。また別の日、刑務所の慰問に誘われた勝吉は、かつてともにヤクザを潰してまわった弟分・神木雄司(通称・コオロギ)と再会。その後、釈放されたコオロギは勝吉とともに串カツ屋で働き始める。そして、武が悪徳宗教団体に捕まっていることを知った勝吉は、コオロギとともに悪徳宗教団体へ乗り込んでいくが、そこで2人の前に立ちはだかる女幹部のチャマリは、かつて勝吉をボクシングの道へ導いた元チャンプの娘・琴音だった。

2020年製作/118分/G/日本
配給:10ANTS、渋谷プロダクション
劇場公開日:2021年7月10日

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映画レビュー

3.5「あぁ!ここ!ココ!」新世界旅行を思い切りリメンバーできた映画。500文字縛りで書いてみろ。

2024年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

前回からの反省で、500文字縛りで書いてみようとチャレンジしてみました。←ここはカウントなしでお願いします。
【ここからが本文です】
これ、確か前に一回観たやつやん。
.com様と出会う前に。女装旅行なんかに行こう思う前に。
予定調和で、ベタな浪花節の映画やさかい、安心して観てられました。ええ意味で。
一癖も二癖もあるキャラクターの怪演がほんまに魅力的に描かれてましたねん。
コオロギ役の上西雄大、やっぱりええ監督さんで、役者さんやわー。こんなんファンになるわー。
さすが赤井さん、ボクシングアクションがキレッキレでした。
しかし…「アニキ!抱いて!(棒)」→「やめるんだすずちゃん(棒)」の頃には、こんなええ役者さんになるとは、露ほども思ってまへんでした。←もう触れたるなし!
代わりに獄中の胡散臭い精神科医役の田中要次の標準語がちょっとなぁ…やったかな?
そして、梅に鶯松に鶴、牡丹に唐獅子、ヤクザ言うたら白竜と小沢仁志ですやん!の小沢さんもご出演です。もちろん強面のヤクザ役で。てか、白竜さんの方が年上やったんや。Σ(oдΟ;)!!マジデ?
「闘うこととは何ぞや?」がテーマっぽかったけど、そこがちょっと描ききれてへんかったかな、と惜しく思いました。
ラストの決戦も、ちょっと物足りへんかったかな。赤井さんのアクションをもっと見たかったです。
(改行抜きでこれでちょうど500文字です。やったらできるやん)

【脱線話】(ここはカウントなしでお願いします。卑怯ですけれど)
勝吉の勤める「だるま」は通天閣店じゃないんですけど、総本店の方に行ったことあるんですよ。女装で。←やっぱりかー!(笑)
独特の衣の串カツと、これまた独特のどて焼きが、大変美味しゅうございました。迷惑な客にも関わらずその節は快く?ご接待してくださり、誠にありがとうございました。
次に行く時はB面でお世話になりたいです。(B面=Beforeの“B”。女装前の男の姿という意味。対してA面はAfterの“A”。女装後という意味)←知ったところで、全く使い道のない知識w
女装は…さすがに…もう…ちょっとね…(^_^;
そしてね、旅行で泊まった来山さん、チラっとですけど映ってましたやん!
国際劇場ドーンと映ってますやん!ついこの間のことやのに、なんかめっちゃ懐かしい(*ˊᗜˋ)
ヤバい!なんかまた女装旅行に行ききとうなってきたわ!←もうやめときて!

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野球十兵衛、

3.0赤井英和

2023年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(赤井英和)は刑務所の慰問で再会した元子分を引き請ける。
大阪の新世界で、放浪している男の子を見つけ、面倒を見てやるが姿を消し、カルト教団に連れ込まれたらしい。
悪い奴がいっぱい出てくるが、良い奴もそれなりに出てくるので、楽しんで見ていられる。

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いやよセブン

4.0「先見の明」and「問題提起」

2023年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この映画は、あの事件の前に公開されているから、尊敬に値します。
奈良での事件は2022年7月8日。
この映画の公開は、2021年7月10日です。

2つのwhy?
1、赤井英和主演、
2、子分が上西雄大。

これは「難波のロッキー」こと赤井英和さんの上西さんは大ファンである。
(これは間違い無いでしょう)
共演が夢で、赤井英和の主演映画を監督するのが夢だった。
(これも間違い無いでしょう)

なぜ宗教法人が仮想敵なのか?
1、映画にしてくれと言う提案があったから?
2、前々から宗教法人の洗脳や、ヤクザ、政権との癒着に
腹を据えかねていた。

宗教法人を扱った映画には、「星の子」「八日目の蝉」がある。
被害者になるのは、いつも子供です。

奈良の事件の加害者の母親が、血を分けた息子の食費まで考えずに
寄進してしまう洗脳に心底驚いた。
それまで宗教と寄付の関係をそこまで深いとは理解していなかった。
この映画では有森也実が西岡徳馬の娘で宗教法人「なめく」にハマる役を
好演している。
宗教は心の隙、心の弱さにつけ込む。

映画はコメディタッチでドタバタタッチ。
上西雄大も座長芝居をせずにリラックスして助演を楽しんでいる。
すっかり上西組のミューズとなった徳竹末夏と古川藍も常識的な役なので、
ややこちらが戸惑う。
それにしても旧T協会は、今にも《解散させる》勢いだったのに、
今ではもううやむやにされている。
政治家は狡い。
本当にどの事件(事案)も粘り強く継続して闘って行くことが大事。
油断していると雨後のタケノコのように次々と事態があらぬ方向へ進む。

残念ながら映画のように簡単に解決はつきそうに無いのだ。
ハッピーエンドには程遠いのが、現実だ。

コメントする 2件)
共感した! 5件)
琥珀糖

3.5【”昭和枯れすすき、令和新興宗教撲滅バージョン。”旧〇〇協会の政治と癒着している問題が発覚した事でリアリティを感じた作品。ガラッガラの声と、皺が刻まれた小沢仁志さんのインパクトが絶大な作品でもある。】

2023年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

幸せ

ー 上西雄大監督の自らの哀しき出生を基に描いた「ひとくず」は、場で鑑賞し粗い作りでは有ったが、見応えある作品であった。
  で、今作。劇場でフライヤーを手に入れるも、何となく未鑑賞であった。-

◆感想

・予想通り、序盤から上西雄大氏が、赤井さんに気遣ってか、一歩も二歩も後ろ伝いで役柄を演じているが、違和感が半端ない。
 彼の方の魅力が伝わって来ないし、赤井氏の素人演技が失礼ながら興を削ぐ。

・だが、今作の価値は有森成実演じる娘が漢気ある父(西岡徳馬)の所為で新興宗教に走ってしまった過去から、現在に至る過程及び、母が新興宗教団体にドップリと浸ったがために自分も新興宗教団体に無理やり入信した男の子が傷つき、声が出せなくなってしまう過程をキチンと描いている事であろう。
ー 容易に想起される”旧〇〇協会の政治と癒着している問題”を意識した訳ではないであろうが、現在この作品を鑑賞すると、彼の問題を予期しているようである。ー

<愚かしき教祖の実態が明らかになる過程は、ウームと思ってしまうが、新世界に住む赤井さん演じる漢気ある男と、上西氏の卑屈過ぎる子分の姿が印象的な作品である。
 そして、登場シーンは少ないが、ガラッガラのシワガレタ声と、皺が刻まれた小沢仁志さん(還暦、おめでとうございます。)のインパクトは絶大な作品である。>

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NOBU

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