「笑いあり、涙あり、感動あり…大好きな映画」十二単衣を着た悪魔 とこさんの映画レビュー(感想・評価)
笑いあり、涙あり、感動あり…大好きな映画
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毎日目標もなく流されるように生きている主人公の雷が源氏物語の絵巻物にトリップすることで弘徽殿女御や倫子…様々な人々に出会うことで、成長し最初と最後の雷の顔は全く違うものになっていた。雷の情けない表情、現代っ子の可愛い表情、倫子を思う優しい表情、いろんな経験をし少しずつ変わってく表情…細やかな心情を演じた伊藤健太郎さんの演技は素晴らしかったです。最後には完全に感情移入していて泣けました。三吉彩花さんの弘徽殿女御も凄かった。強い女のいろんな覚悟、生きざまを見ることが出来ました。息子を思う母の優しい顔、帝にキレる凄みのある顔…ハキハキした物言い。沢山の名言…かっこ良かったです。
個人的に一番好きなシーンは雷と倫子の夫婦愛…とても仲良く見ていて羨ましかった。伊藤沙莉さんと伊藤健太郎さんの優しい空気間大好きです。
物語の合間で兼近さんや笹野さんLiLiCoさんなどのやりとりも楽しかったです。
笑いあり、涙あり、感動あり…大好きな映画になりました。
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