夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
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ベタなタイムトラベルもの、、、だけでもない
ベタなタイムトラベルものだな、、、と思って見ましたが、原作は1957年!
ベタも何も、元祖のような原作なのですね。
納得です。
伏線を回収するというか、伏線を作っていくというか、、、ちょっと他と違ったタイムトラベルもののような感じがしました。
多分、原作を元に今風なアレンジがあるのだと思います。
SFと言うよりはラブストーリーかな?
清原果耶が可愛いですね。
涙も笑顔も良かったです。
目の色はあんな色なんですね。
なんとも光の使い方が上手だと思ったら、三木監督でしたか。通りで。若い女優さん綺麗に撮らしたら右に出る人はいないですね。
ちょっとベタな展開もありましたが、最後はきっちり騙されました。
我が地元の九十九里のビーチタワー(初めて名前知った)も良かったですよ!
あとはブサ猫が可愛すぎるね。ストーリーに集中できないよ、、
山崎賢人と清原伽耶の至高のラブストーリーを目撃せよ‼️❓‼️
両ピートの名演に拍手
原作はずいぶん前に読んでいて、記憶もあやしくなっているが、エッセンスは生かされていると思う。第二次世界大戦後のアメリカからバブル後の日本に舞台を移しているが、コールドスリープやロボットのリアリティが現実に近づいている時代だからちょうどよかったんじゃないかな。
清原果耶のまっすぐな瞳には、やられてしまった。白石に対する嫉妬もわかりやすくて愛くるしい。
それにしても夏菜の悪女ぶりが際立っている。宗一郎が罠に嵌められている事を隠そうともしないストレートな演出で、思いっきりがいい。猫のピート君も毛嫌いする女に騙されちゃダメでしょう宗一郎君。
もう1人のピート君を演じた藤木直人もよかった。アンドロイド感たっぷりに動きに加えて、辛辣なセリフを吐く冷たい表情には思わず笑ってしまった。
未来人を自称する人間をいとも簡単に信じるバカがおるかいっ!て突っ込みたくなったが、猫のピート君の熱演に免じてスルーしちゃいました。
ターミネーターオマージュもあり、なかなかの仕上りでございます。
清原果耶の演技力に脱帽
猫 ヒロイン かわいい 惜しい作品
前半のテンポが異常に悪く間延びしているのが残念。
つかみで主人公のキャラ立てに失敗しているのが感情移入しにくい原因か。
猫 ヒロイン その他役者のキャスティングがとても良いのですごく惜しいかんじでした。
劇中ミスチル押しだったのにエンディングで唐突にlisaは違和感バリバリでした。そこはミスチルでしょと。
ハインライン原作を「すごく若い人向け」にしてみたら。
猫の女神 ビュバスティスに幸あれ!
イオンシネマワンデーフリーパスポートにて、本日のコースは
前菜・・・ウサギ農園のサラダ
スープ・・美魔女のエキス
魚料理・・時を駆ける俎上のコイ
肉料理・・伝説の筋肉(猫舌仕様)
デザート・大和魂のフラッペ
肉料理に期待していたが、予想に反して本日1番美味しかったのは魚料理だった♪
物語は、現代史のおさらいから始まる。本作の主人公 高倉宗一郎が生まれた1968年の時事問題、3億円事件犯人逮捕から。
そう!ここで気付く人は気付く。
この映画は我々の暮らす世界の話ではなく、また、R.A.ハインラインの名作「夏への扉」の世界でもない、
「多元宇宙(パラレルワールド)」の物語なのだと・・・!(逮捕されていない迷宮入り事件だからね、実際は)
もう、こういう仕掛け、最高に好物だ!「逮捕」という、コンマ3秒にも満たない尺の台詞ひとつで、これだけの情報を観客に伝えてしまうのだから。
こんな先制を貰ってしまっては、原作ファンとしても、この後どれだけ改変されていようが「なんでも、どーんとこーい!」って気持ちになるというものだ。
SFファンにとって「仮想(バーチャル)」と「多元宇宙」はまったく別物。「仮想」が「空想、想像、夢想」の「実在しないもの」であるのに対し、「多元宇宙」は「我々と同じ時空間ではない」というだけで、確実に存在する現実」なのだ。
だから、どーんな「なんでもあり」でもリアリズムを失わないまま好意的に許容出来る。
「原作付き作品」にとっては最高の仕掛けだ。
なるほど、パラレルの世界観がマッチする時空間モノSFは原作改変しやすい題材なのだな、とコロンブスの卵であった。
((注)パラレルだからと言って「荒唐無稽なんでもOKというわけではありません。
パラレルワールド・平行世界・多元宇宙とは「お隣の世界」は私達の時空間とほとんど変わらないのです。着ている服の色の濃淡が少し違う程度です。
しかし、そのお隣、またそのお隣、またまたそのお隣・・・と距離が離れていくうちに、凄まじく遠くなるとかなり違う世界になる。
地球の地理で言えば、アジア民族は国境違ってもモンゴロイドで似てるけど、土地を遠くへ行けば行くほど、人種的違いは大きく離れていく、みたいな感じです。
だから、世界観がパラレルワールドならば、空想よりもリアリズムが強いのです。)
その後「おさらい」ではなく「この世界での昭和&平成史」を学んでから本編がスタートする。
336頁の長編小説を破綻させず2時間に収めた仕掛けは原作には無い2名の登場人物。
1人目は、浜野謙太演じる坪井強太。
彼を設定した事で、主人公が未来にて自由に動けるようになる為のエピソード全てをスムーズに省いてしまう事に成功している。130頁分くらい?
地味な役どころだけれど、脚本に与えたkoka(効果)は凄まじい!
手にしたkoka(←この略称でわかる人はお友達w)も嬉しい。息子の小学生時代には買い与えていた。
2人目は、護民官ピート(藤木直人)。
原作では、冒頭の現代で宗ちゃんが作っていた「万能(フレキシブル)フランク」の改良型である「勤勉ビーバー17A型」というヒューマノイドに過ぎないのだが、そこに「プログラム外の反応を生じる欠陥品」として感情や自由意志を持たせてキャラ立てしている。(火の鳥・復活編のロビタやチヒロを思い出させますね♪)
ピートのおかげで、宗ちゃんは未来の常識をいち早く獲得出来る。
またミッション敢行時には、ピンチや障害の数々を乗り越える頼もしい相棒だ。
(藤木さん、一度もまばたきしなかったと思う。北島マヤか!役者魂、お見事。「面倒くせぇ」とか呟くのも笑ったw)
小さな原作改変箇所は、これまた2箇所。
「ヒロイン」の年齢設定。
原作は11歳だから、そのまんまではロリータものにw(ってのは冗談。原作の現代パートでは「家族愛&強固な信頼」のみですから。ダン(原作主人公)は断じてロリコンではありませんw)
甘酸っぱい青春ロマンス映画に仕立てるには、清原果耶ちゃんくらいのお年頃でないとね。
「プラズマ蓄電池」
黒幕の正体を推理する為の重要アイテムだが、原作では「製図機ダン」というキーボード&音声入力可能な3DCADのようなもの。プラズマ蓄電池に変更した事により、ピートに埋め込む事も可能となり、佐藤(原田泰造)の説得もスムーズに。(宗ちゃんはトニー・スタークか!)
これがなかったら、佐藤を納得させる為に、これまた長〜いストーリーが必要になって間延びするものね。さすがに製図機は未来から持って来られないし1995年に3DCAD見せても衝撃与える程じゃないしね。1957年の発想だから凄かったわけでw
改変して正解だと思います。
展開もキビキビしていて心地よい。
冒頭の忌々しい2人組も、比較的序盤のうちに破滅してしまうので、復讐心を引きずらずに済む。(原作では肥え太った白井に会うのは後半以降)
主人公&観客は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」同様に「望まぬ未来」を防ぎ「正しい歴史を紡ぐ」ミッションにのみ専念すればいいのだ。
璃子とピート(猫の)を守るために!
BTTFを彷彿とさせるのは当然の事。
なぜならば、バック・トゥ・ザ・フューチャーが生まれる「大元」となったモチーフ作品こそが、この「夏への扉」なのだから・・・。
(まぁ、遠井教授は完全にドク 入ってましたねw
他にもデロリアンを思わせるシーン、ぽろぽろ入ってます。この辺は、三木監督や小川プロデューサーの、BTTFへのリスペクト&オマージュネタですから笑って楽しむべし。
猫のピートが、ハヤカワ表紙の猫そっくりなのも胸熱ポイントだなぁ。後ろ姿だからイメージだけど)
お好みの合う、合わないはあると思いますが「タイムトラベルSF映画」という前提で、ご鑑賞下さい。
(星はSFマニア、原作ファンとしての評です。)
※エンドロールにて「〜図書館」という文字を必死で探してしまったw
高崎市立中央図書館だったのですね。
デッキやテラス、吹き抜けなど魅力的な良い図書館だなぁ感じました。
君といた夏 by ミスチル
原作は、ロバート・A・ハインラインが、64年も前の1957年に発刊した、タイムトラベルのSF小説。原作の時代設定である1970年を1995年に、そして2000年が2025年へと、現代風にアレンジして描かれている。しかし、著者が2000年には、瞬間移動のタイムトラベルも可能な時代となっていると考えていたのは、夢が語れる時代だった、ということでしょうね。
最近のタイムトラベルものは、得てして内容の展開が複雑になりがちで、ストーリーについていけない作品が多いと感じる。しかし本作は、古典的というか、元祖的であるが故に、単純なタイムトラベルだったため、主人公が行き来した1995年と2025年とのタイムループの流れが、よくわかり、ストーリーにも入り込めた。
ストーリーは、天才的なロボット工学の高倉宗一郎が開発した、特許を巡り、信頼していた共同経営者と恋人に裏切られて、全てを奪い取られてしまう。更に、宗一郎は、人体を凍らせて永い眠りにつかせる『コールド・スリープ』に入れられ、30年の眠りにつかされ、その眠りから覚めたのが2025年。
全てを失ったところから、少しずつ記憶をたどる中で、愛する義妹・璃子を守り、新たな未来を生み出すために、過去への扉を開き、タイムトラベルによって未来を変えていくお話。最後には、それまで散りばめてあった数々の伏線が、見事に回収され、感動的な再会の中でのエンドロールに、グッと引き込まれた。
主演の山崎賢人は、ヒューマンドラマからアクションまで、いろいろな役柄をこなし、いい俳優さんに成長してきています。義妹役の清原果那も、朝ドラ進出するだけあり、これからの有望女優さん。夏菜が思った以上の悪女振りを発揮し、原田泰造は、てっきり悪の巣窟役かと思いきや、意外な役どころ。そして、ロボットのピート役の藤木直人。原作には登場しない役柄とか…。感情を表に出さないロボット役に徹する中、偶に見せる山崎賢人との、ちょっとした掛け合いが、笑いを誘う。
エンディングでは、Lisaの曲が流れたが、やはりこの作品には、劇中の挿入歌として流れた、ミスチルの『君といた夏』がピッタリだと思う。
スッキリ爽快、笑えて、ちょい泣きしちゃいました。
原作はハインライン、SF小説を日本で制作ですか。設定とかスケール感とか、ちょっと不安を抱えながら着席。
ほぉ〜、舞台は1995年と30年後の2025年。
主人公は子供の頃からいろんなものを失う運命のロボット開発者で、かなりの天才。でも騙されて、研究してたものを失ってしまい30年間冷凍睡眠されてしまう。で、目が覚めてから過去を修正するべくタイムマシーンで30年前に戻る。
前半は、騙されるまでのいやーな展開で、ちょっと眠くなったりしたけど、未来に行ってからは、とっても楽しくて最後まであっという間でした。主人公の山崎賢人君と清原伽耶ちゃんは、人生の危機に巻き込まれる役なので、真面目で真剣。なかなか緊張感ありました。と、ロボットの藤木直人君がかなり笑わせてくれました。猫も可愛かったし、伏線回収もテンポ良く分かりやすかった。
原作が昔なので2025年って凄い未来だったんだよね。ロボットが社会になじんでるもん。
細かいことは置いといて、楽しい仕上がりで満足できました。
ただ、ひとつタイムパラドックスが・・・
2025年に賢人君、2人になってない?
鬱陶しい梅雨にオススメな涼風
原作は半世紀以上前のアメリカで書かれていますが、保険会社の事業でなぜ冷凍保存?(→コールドスリープ中、つまりかなり長期間の運用なので、睡眠明けの生活保証の費用を差し引いても保険会社はがっぽり運用益で儲かるのですね。だから、一定の財産がないと冷凍してくれない)とか、その頃既に開発者は20代の若さでも自分の発明を事業化し、同時に出資者として株主になっているわけです。
このあたり、ひと昔前の日本社会ではなかなか理解しにくいと思ったのですが、今の感覚ならそれほど違和感なく消化できました。そういう意味では、〝今の日本〟で作られたのは決して偶然でなく必然だったような気がします。
それでも、日本生命や東京海上日動がコールドスリープ始めます、というよりはソフトバンクやSONYやパナソニックが事業化する、というほうがなんとなくしっくりきますね。
完全なキャッシュレス社会が実現した時、金(ゴールド)の価値も無くなったというのはどういうことだろう。
永久エネルギー(例の蓄電池)が実現し、石油やガスのような資源に価値が無くなり、鉱物資源にも価値が無くなった?
映画、とても良かったです。
大瀧詠一さんの『ロンバケ』のジャケットやわたせせいぞうさんの海辺の絵を見てるような、眩しいけどほど良い陽射し、カラッとした爽やかな風、そんな雰囲気を感じさせてくれる山﨑さんと清原さん。
夏菜さんの悪意だって毒気というほどのものではありません(寧ろ、結果オーライのコールドスリープへの導き手)。
長引くコロナ禍で慢性的に疲れた頭には、先が読めるくらいの展開が寧ろちょうどいい。
心身ともに効果抜群のとても良く効くストレッチのような作品です。
観てから読む
初日に近所のシネコンで観た。SFではあるが、暴力場面はほんの少しあったけれど、殺し合いはなかった。ラブストーリでありながらヒューマンドラマでもあった。話の内容は、意外に複雑であった。山崎賢人と清原果耶の組み合わせは、10歳の年の差の設定に相応しかったし、「璃子」役には、可愛いだけでなく知性も必要であったから清香果耶が適役だったのだろう。森七菜の「璃子」も観てみたい気もしたが。藤木直人のアンドロイドは、前半は?であったが、後半には伴走者として必要な役どころであった。猫のピートの演技力と存在感に驚いた。主演の山崎賢人は、また役者のジャンルの幅を広げた。今作は、若い科学者に成りきっていて、違和感も与えなかった。今回、走る後姿が何回も映されたが、それさえも絵になっていた。パンフレットを読むと美術の井上さんの心意気が伝わった。監督はもちろん、プロデューサーの心意気もかなりのもので、監督は出演者達に手書きの手紙を送ったらしいエピソードも。安っぽいSFにはしたくないとの全員の思いが込められた今年の夏一番の映画かな。原作が読みたくなった。
こういうの好き👍
タイムスリップ系?は個人的に大好物なのでこの作品も好きになりました
ミステリー要素もあって大概、黒幕的な存在を先読み出来ちゃうんだけど今作のは読み切れませんでした(不覚)
しかも全く脈絡もないわけではないから納得するしより面白みを感じた😁
最初はまったりとしてたけど物語が動き始めたら、もう止まらない。ずっと集中して見れた。
ただラストはもっと見せて欲しかったかな🤔あと自分の頭では一度しか見てないと理解が追いつかなくなるところもあって誰か図で説明してぇ
宗一郎が璃子に『さっきはごめん』ってところがグッときた😢😢『さっき』という言葉に🥰
役者さんたちみんな良かったけど猫のピートが可愛すぎて可愛すぎて仕草や表情をみて顔がニヤけるわー
まぁタイムスリップ系の映画では必ず出る矛盾(出発点と終着点は?)は深く追求しないようにと☝️
名作SFを元にした映画
観た印象として
内容はわりと原作に沿ったものであり
自動制御されたロボットの名前とキャラ設定が変わってるってぐらいで
基本的に変更はなかった感じ
なので物語も素直に観て楽しめた
あと変更されてたのは原作で問題視されたロリコン要素
(相手の女の子の年齢が確か10歳位だったと思う)が排除されていて
その点はより万人向けに作り直した感じで良かったと思います
欲を言うなら
お笑いで有名な人など個性的な人を起用すると
そこばかりに目がいってしまい
物語が阻害されるのを考えて欲しかった
あと劇中歌でミスチル使われてたんだから
そのままエンディングその曲使うべきでしょう?
何故Lisaをぶっ込んだかな??
そこは納得いかなかった
若者に対して迎合しすぎじゃね???
まぁあとはピートの演技もそこそこ
全体的にもそこそこで悪くはなかった
でも反面小説を最初に読んだ時みたいな衝撃はなかったな
それはしょうがないのかな?
藤木さん細い。。!
予告編で藤木直人さんがどんな役回りなのか気になってたので、それだけの理由で見ました。あと、山﨑賢人君はキングダムで見てたので懐かしくて。
タイムワープ系は、テネットもそうだったんですが、多分未来の自分があれこれやったんだろうなぁ、と思いつつだんだんと混乱。。
例えば今の会社の社長さんは、最初の主人公の状態では初対面。その後、自分が過去に戻って社長さんの実家のお店を訪れていたことを知って、
改めて、「確かここでこの店に立ち寄って、まだ子どもだった社長に君は将来良い開発者になれるよ!って声かけてあげるんだっけ。だから行こう」ってなるんですけど、
次の自分はもう社長さんと会った時に「子どもの頃のあなたに実家のお店で会いましたね〜!」と懐かしくなれるのかな?そしたら初対面だった時の本人はどこに行ってしまうのか?
。。等などが途中から疑問に思い。。やっぱりタイムワープ系は脚本が複雑に思えて話についていくのが難しいです(汗)
ただ、お目当ての藤木さんはまさかのロボット役でしたが、ロボット的な動きに加え、40代後半ですがとてもとても細いーー!!!役者だから節制しているとはいえ、足の細さとかがさらにロボットに見えて流石でした。
猫の名前ピートをヒューマノイドロボットに付けてる時点で、開発者である主人公はピートの行動パターンをプログラムに組み込んだのかな?とか思いました。
まぁ、雪を見ると窓を開けてくれとせがむ猫の行動が夏への扉??という解釈は正直よく分かりませんでしたが。。猫を飼ってる人には分かることなのかな?
山﨑賢人君が若くて当初27歳に見えず、22歳くらいの大学生?と思ったらもう社会人だったし、璃子ちゃんは17歳の高校生にしては大人びてると思ったら、10年後、27歳になって20年間コールドスリープして、30年コールドスリープした主人公と同い年で再会して、ここで璃子ちゃんの見た目と年齢が一致する感じでした。ちょうど良い感じの年齢でまた会えて、良かったです。
映画としては、淡々と話が流れるので大きな盛り上がりとかはありませんが、とりあえず実の両親も育ての両親もみんな次々無くなって、味方と思っていた当時の社長や恋人には3人で株主総会開かれて罠にはめられるのはやだな〜と思いました。
もっと屈折した性格になりそうですが、
璃子ちゃんとまた会えたこと、自分が開発した半永久的エネルギーで動くロボットと会えたことは本当に良かったと思いました。
大きなスケールを感じられないチープさ、プロットが雑で入りこめず
原作未読。ワンデーのついでで初日に観たけど、浅い期待も超えてくれなかった。
序盤から感じた雑なプロットが元凶となり、終始バタバタ。タイムリープの凝り固まった理論的な部分はほぐしてくれるので多少は世界観に引き込まれるが、前フリが拙くて入ってこない。緊張感一つないまま、謎を解いていく。よって何処か腑に落ちないまま終わる。また、SF展開も半端に進歩してて良く思えない。東京モーターショーのコンセプトムービー、こんな感じだよなって思った。既視感もあって凄くチープに見える。
清原果耶と山崎賢人は安定感があって、ドラマとしての緊張感などはあるものの、付随するメッセージが軽くてピンとこない。あれだけ大きなことをやっているのに、全然大きく見えないのはかなりの致命傷だと思う。
ドラマの空気感は上手いが諸々半端に写る。三木監督のムード作りは評価できるものの、原作ファンほど肩の落としそうな作品。
ピート(猫)がひたすらかわいい
ああ、ピート可愛いよ、ピート。
ハヤカワ文庫のカバーイメージで、ペトロニウス(ピート)はスラッとしたアメリカンショートヘアっぽい猫と思っていたので、最初は真ん丸な顔と、身体の太さに戸惑いましたが、キジトラのよい猫ちゃんでした。
で、原作既読の自分でも、本編がすんごいハインラインの原作のイメージを大事にしていたと感じ、また面白かったのでびっくりしました。
原作からの大きな改変は舞台を日本にしたことと、短い尺に収めるために「事実に通じるヒントを得る過程に必要な未来の人物」を、技術者のチャックではなく、アンドロイドにしたくらいでしょうか。
例の弁護士を原田泰造が演じていて、何の説明もそんなシーンもなかったけど、原作のヌーディスト設定を活かすための配役かな、と勝手に納得しました。
清原果耶のでてる(私が観た)映画に外れなし、は今のところ継続中。
スッキリとして、よかった。
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