「このピアニストの演奏を聴きたいとは思わない」マイ・バッハ 不屈のピアニスト noさんの映画レビュー(感想・評価)
このピアニストの演奏を聴きたいとは思わない
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実在のピアニストのストーリーとのことなのでストーリーの良し悪し、という意味では評価できないが、なんだか主役の方の音楽への情熱というものは感じられなかった。
幼少期から青年期まで音楽一筋で生きてきてピアノを愛してやまない、のだとは思うが、いろいろな女性に手を出し(相手の女性の夫にピストルで撃たれそうになったり、美人局にひっかかって暴漢に襲われ障害抱えることになる)たり、妻や子供は顧みず、といった部分がなんだか自業自得じゃない?って気もした。
あと、個人の好みなので作品の良し悪しには関わらないが、バッハをあそこまでエネルギッシュに弾かれてもな・・・グールドの陶酔具合も人によっては引かれるだろうけど。
観終わってみて、この人の演奏を聴いてみたいという気にはなれなかった。
音楽家の映画作品である以上それは致命的かと思ったが、単に私個人の趣味に合わなかっただけだと思うので★2.5と普通の評価とした。(これがフィクションだったら★1.5かな)
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