「放映映画館が少ない時点で気付いておけば良かった。」狂武蔵 Takesi Kannoさんの映画レビュー(感想・評価)
放映映画館が少ない時点で気付いておけば良かった。
この作品を観る前にバカボンドを読み直した事とゴーストオブツシマをやって来たのが最大の失敗。
だってこの二作品の方が圧倒的に面白いしリアリティが有るんだから仕方ない。
とりあえず
わざとらしく斬られに行ったヤツが斬られて、その場で転がる→スッと立ち上がる→足取り軽く画面外に捌ける、みたいな素人でもやらないようなやらかしが画面内に映った瞬間にカットしますよ、普通は。
やらないんだよなぁこの監督は。バカじゃねぇの?
しかも至るところに水筒と予備の刀を用意してセーブポイントみたいにしてるし。
しかも休憩中は絶対襲われ無いし、何なのよ?RPGかよ。舐めんなよ。
絶対と言えば、大勢で囲んでいる割には絶対に背後から斬りつけに行ったりしないし
珍しく行く場合はコレまたわざとらしく大声で叫んでから特攻して胴斬られるのワンパターン。
あと、宍戸梅軒?はリーチが活かせない屋内でいきなり中ボスみたいに出てきては、何の盛り上がりも無くアッサリ敗退するわで、ここら辺で一気に冷めましたわホンマ。
本当に信じられないくらいの素人作品。文化祭で映画研究部が出すヤツの方がマシ。
演技も台詞を言わされている感満載のボー読み。
鉢金もアルミ箔みたいなのを貼っつけたみたいな、ソレで全てこの作品を物語っているような超絶チープな代物で
開幕早々こいつの出来の悪さに集中してしまって三文芝居が耳に入って来なかった。
その後はただでさえモグラ叩きみたいなつまらない殺陣?いや、チャンバラごっこを、ただひたすら一時間近く繰り返すだけの作品です。
「剣劇アクションムービー版の死霊の盆踊り」だわコレ。
最後の7分間だけはようやくREBORNっぽくマシになったけどソレも中途半端だし…本当にお粗末。
さーてと、ゴーストオブツシマやろっとw