「志が空回りで残念」狂武蔵 ロードあがさんさんの映画レビュー(感想・評価)
志が空回りで残念
最初に、相手の大将と立会役を不意打ちで斬るのは、勝負として当然でよろしい。
また、主演の坂口拓も、雰囲気が武蔵らしくて良いと思った。
しかし、ここから後の長回し分は、ひたすら退屈な繰り返しで見るべきものがない。
繰り返し突っ込み直す数人のエキストラを、同じポーズで繰り返し撫でるだけ…
これは殺陣とは言えないし、アクションでもパターンを変えるべきところだ。
むしろ、「7年後」のラスト前、異質な武器での戦闘を時間をかけて見せて欲しかった。
監督も脚本も、もう少し人と時間の使い方を工夫していただきたかった映画で残念。
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