「My 〇uckin Life」マッド・ハウス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
My 〇uckin Life
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真っ先に思い出したのが有名なカルト教団。さらに強制的な結婚とか、また違うカルト教団をも思い出してしまう。コミュニティを大切にし過ぎるとこうなるかもしれない・・・
1:無私、2:心の開放、3:受容、4:監視というC・D・エラビー先生による基本の教え。“神”が存在しないところから宗教色は薄れているが、4番目の監視というのは現代の世の中においてはどこでもあり得ることで、これはカルトに限ったことではない。監視によって人格をも否定するような現代社会への警鐘となっているのかもしれません。
人生に悲観した者を陥れる勧誘、洗脳。特にサラの場合は家族の不和、父親に対する嫌悪の気持ちによって油断していた。ペット禁止のアパートに猫を持ち込んでいた後ろめたさも罰を受け入れやすくしていた。あぁ、それにしても時間のかかる拷問はひどい・・・
どことなく戦時中の隣組を思い出してしまいましたが、ラストのシークエンスはまさにそれが中央に伝わるようなイメージだった。このエンディングは最高!束の間の友人リサの性格からすれば、あのアパートを訪れることはないと思ったのだが・・・まぁ“私の人生”を引き出すために必要だったんでしょうね。原題1BRは1LDKのこと。
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