劇場公開日 2020年7月17日

「アナ・デ・アルマスを愛でる作品」ナイト・ウォッチャー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アナ・デ・アルマスを愛でる作品

2021年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 いや、単に盗撮魔!アスペルガーの青年ということで殺人なんか犯さないだろうと、ジョン・レグイザモ演ずるエスパーダ刑事も優しく接するのも良かった。容疑者ではるけど、捜査令状を申請するには盗撮という行為だけ・・・彼が心を開いてくれれば・・・といった展開。

 偶然に偶然が重なり、異動させられたバートがまたもや危険な状況を目撃してしまう。また早速隠しカメラを仕掛けたんかい!と、単なる覗き魔でしかないのに共感してしまう自分が恥ずかしい。
 いや、でも、アナ・デ・アルマスが魅力的すぎる。プールサイドでのヌードそのものよりも、バートの出現に驚きと羞恥心が混ざったような表情がとても良いのです。そこからは優しいお姉さん風。二十歳くらいの青年ならコロっといってしまいますよね。

 バートを演ずるタイ・シェリダンの演技も抜群。夢の中でのコミュニケート能力で幸せな気分にさせてくれるし、やっぱり難しい病気の克服。彼なりの方法で・・・と、静かな展開ながらも微笑ましかったりします。

 ちょっと納得いかなかったのは自宅(大豪邸)と勤務先の距離感。最初のホテルも近いし、異動先のホテルも近い。それともかなり無茶な運転だったのか・・・

kossy