サモン・ザ・ダークネスのレビュー・感想・評価
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『We summon the darkness』という題名から想起される禍々しさは少しもなく、どちらかというと女達のかしましさが際立つユーモラスなB級ホラーまがいって感じ。
①『アリータ・バトルエンジェル』で御贔屓になったキーアン・ジョンソン。
ホラー映画かと思ったら違った!!
これは面白そうと思ったのですが、40分経ってもエロもホラーもありません。また「ゲット・アウト」のように何かおかしくなっていくのかなと期待しましたが、出だししかメタルは関係ない(中盤からポップスが繰り返し流れます)し、ただのチンピラ女たちの話でした。エロとホラーの融合では、改めてイーライ・ロス監督(「ホステル」)は凄かったなと思いました。せめて4Pさせろよと、成仏できねえよ、と思う訳です。全然面白くないのに、終盤だけ映画っぽく終わって妙にイラつきましたw
よく見るやつ
ヘビメタ = 若者を堕落させる。時代と共にその対象は変わるだろうけど元はロックもそう言われてきた、悪の象徴のように扱われてきた。そして本作ではそれを文字通り解釈してみました、と。闇の召喚者 --- 1988年インディアナ、悪魔崇拝者によると思しき連続殺人事件に世間の関心は持ちきり。ライブ会場でターゲット物色。ユーモアのセンスもハマる人はハマりそうだけど、ありがち展開にイライラさせられた。類似作品、結構よく見る気がするぞ、こういうの。ただでさえストレスフルな傾向にあるプロットなのに自ずと既視感を覚えて余計に厄介。
映画や音楽、ポップカルチャーにおいて何かと80sブームな昨今に(もう少し遅い気もするけど)マッチした題材、時代設定。これ主演は一応アレクサンドラ・ダダリオになるのかな。『ジャッカス』でお馴染みジョニー・ノックスヴィルもまさかの役どころでスッカリ真面目に役者している、今に始まったことじゃないが。継母も保安官も邪魔するから悪い?気は利いているかもしれないし、面白いと思いたいんだけど、やっぱり最後までサプライズは無し。
勝手に関連作『ザ・ベビーシッター』『ベター・ウォッチ・アウト』
悪魔崇拝のシンボル、カルト集団による連続殺人と見て、初ライブは?ヘビメタもカルトも悪魔崇拝も見せかけ、来週はまた別のグループがやるってわけ、もう誰も死なせない、予想外の思い切った解決策がある、真実が闇に隠れている
ヘビメタギャルは殺人鬼!
序盤の雰囲気からは想像もつかないストーリーが面白い、ハイテンション&フラストレーションを楽しむスリラー。
「やったことないゲーム」に流れる妙な空気、本性が見えてからの本番。
ビッチにしか見えないギャルが信仰のために人を殺す、ギャップ萌えが激しいじゃない。
仲良し三人組、お待ちかねの殺戮ショー!派手にかまして頂戴!
と思っていたのに、どうしてこうも上手く行かないものなの。
雲行き怪しくなったところから畳み掛けるような怒涛の展開。
立場の逆転、からの逆転、さらに逆転、と繰り返し、イライラしたりハラハラしたり応援する先をコロコロ変えてみたり。
基本的に全員頭が悪くてギャーギャー喚きまくるので、ムカつき度はだいぶ高い。
なんでも良いから早く誰か殺されないかな!?と思っていたけれど、柔軟に目線を変えることで面白く観られた。
これまた頭の悪い来訪者の存在と死がアクセントになって、退屈しないでいられた。
そして何と言っても諸悪の根源、牧師の圧倒的存在感。
それまでのギャル達の悪行なんて全然ショボく感じる、一目見ただけで「キレ者のめちゃ悪いヤツ来たー!」と思えるオーラの強さ。
終盤の牧師の言動があまりにもバッドで興奮した。聖職者の本性って良いなあ。
汚れたジープ、真実は闇の中へ。
ガソリンスタンドのショップの対比が好き。
こぢんまりしていたけれど、テンポ良く動きの良い、楽しい映画だった。
その頻尿は通院必要レベル
1988年インディアナ州を舞台にした、ヘヴィメタルと悪魔崇拝による連続殺人事件の話?
メタルバンドのライブに道すがら絡んだ女性3人組と男性3人組が会場で意気投合し、近くの別荘でアフターパーティーを開いたら…というストーリー。
カーラジオから流れる音楽に会話にTシャツに懐かしいメタル魂をくすぐられ、ライブが始まったら、どこかで聞いたことがある様な?w
パーティーが始まったらメタル色は薄くなり、なんとそういう設定だったのね。
残虐なことをしてはいるけれど、どこかコミカルだったり、そこはメタルじゃないのかよ!のツッコミどころがあったりと、なかなか面白かったんだけど、ラストがヤケにあっさり、えっ!?これだけ!?
結構好きなな感じだったのに、エグさもヒリつく感じももっと下さいよーという感じ。
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