新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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群れるな個であれ、か。
ゾンビ系でなくマッドマックス系。
序盤、終盤良し、中盤ダルいが楽しんだ。
自国民を無様に彷徨い派手な光と音にだけ猛追するゾンビに見立て、群れるな個であれ、と物語る。
今がそんなにも嫌な国なのか。
CG丸出しのカーチェイスの余分で減点。
結果、及第点。
ゾンビほぼ関係ないやん
ゾンビほぼ関係ないやん!と
途中からツッコミを入れたくなってきた。
劣化版ワイルド・スピードを観てるかのようで、
映画とはいえ、
ちょっといろいろ都合が良すぎですね。
映画を比較するのは良くはないけど、
ウォーキングデッドがゾンビ映画では群を抜いてるので、どうしても同じゾンビものを観るとボロが見えてしまうというか。
なぜ銃だけで戦おうとする? ゾンビ、人間並みにあんなすばしっこく動けるのに何もないとこになんで一カ所に集まってるの?
みたいな、ゾンビ側の気持ちにもなるような、変な疑問が出てしまいました。
ラストシーンは白眉、圧巻!!
年頭にこんな素晴らしい映画が観れて幸せです。ヒーローが、撃たれたヒロインを再度奮起して救う場面が圧巻です。早く彼女を助けて!お願いだからと、心の中で願い、号泣してしまいました。一言で言うと、最初から最後までウィルス感染者と戦うノンストップホラー映画です。そして、人間がいかに残酷な生き物かと言うことを見せつけてくれます。ですので、韓国映画のレベルの高さに脱帽してしまいました。カーチェイスのスピード感、少女と母親の抜群のドライビングテクニックに、一緒に乗っているような錯覚に襲われました。片や631部隊の二人の悪党や異常な世界には、吐き気がしました。しかし、感染したゾンビの中での希望は、家族への強い愛だったのです。ウィルスに感染してゾンビになるという設定は、現在のコロナ禍の恐ろしさを、増幅させてくれますが、その先にある希望は、この家族愛と、常識を覆えす真剣な戦いがあれば、乗り越えられるということです。そのことを教えてくれた、新年の最高の映画でした。
興奮するけど一過性
韓流ゾンビ・エンタメで、マッドマックスなカーアクション・ムービー。
終了後、シアターの最後列の男子高校生3人組が、キャッキャしながら盛り上がってました。
少し年配のカップルは、無言で立ち去ってました。
おひとり様女子は、ため息もらしてました。
わたくしはですね、「へっ。疲れた」
師団長様、ちゃんと通信出来てたって事ですか?
もう、突っ込み無しで、次行こう!
って事で。
正直、韓国映画の文法にも飽きて来たってのもありますが、色んな場面を、結構、醒めた目で見てしまいました。韓国ゾンビものと言えば、「感染家族」が楽しかったよなぁ、とか思いながら退散。
ちなみに北朝鮮なら中共と共に、除染(ゾンビの排除)しつつ38度線を南下して来るでしょ。そうはさせじと半島東海岸側から連合国が上陸。ゾンビと北軍と連合軍が、半島で三つ巴の戦争を繰り広げる!
なんて映画、誰か撮ってくれたら、見に行きたい。
みんな、期待しちゃうのよ!!
前作は人間模様や葛藤などを描いており、素晴らしい作品となっていたが
……今作はゾンビのシステムを借りた、パニックムービーになっただけだった……
いや、前作を見てなければ十分面白いのかも
だけど……やっぱり……やっぱり……
マ・ドンソクが足りない〜〜〜!!!!
P.S.
ソ大尉役のク・ギョファン、ロンブーの田村淳にソックリ!!
予習不要!スキの無い傑作!
続編とうたってはいるが、登場人物やストーリーは完全に新作なので未予習の方でも安心してご鑑賞下さい。
解りやすいストーリーと、随所に散りばめられた伏線を完璧に回収していく脚本の妙が素晴らしい。
ツッコミどころが無い訳ではないが、そのご都合主義的展開が自然に感じられる痛快エンターテイメント、韓国映画はこうゆう作品が本当に上手い、正直言ってうらやましい!
韓国映画界の俳優陣の層の厚さも感じられます、日本でこれやったら確実に何人かはアイドルや芸人がねじ込まれちゃうんだろうなー(笑)
また、カーアクションのCGが独特で、まるでゲームなムービーシーンのような印象を受けますが逆にそれが今作の良い味付けになっていますね。
所謂“本当に怖いのは人間だった”的な作品なんですが、肝心のゾンビが小道具化しているのが少々残念、軍隊で制圧できるレベルじゃない?w
ボーリングのピンと化すゾンビ。前作とは逆ベクトルの良作。
前作より好き。
前作の不穏な空気感の中で進む閉鎖的ホラーも斬新で面白かったけども、
今作のアクションベタ踏みで進行するハイテンポなアクションはハリウッドとは違う趣向で理屈抜きで楽しめました。
何よりゾンビ達が万能。
某ウォーキングデッドでも話が進む程にゾンビ達は「脅威」から主人公達が力を誇示するための「切られ役」に成り下がる訳ですけども、
今作もそんなゾンビもののお約束がしっかり踏襲されており、
アクションを盛り上げるためにに弾除けになるわ、敵をハメるためにトラップになるわ、挙句に車に気持ちよく跳ねられるためだけにボウリングのピンのごとく道に綺麗に配置させられるわ、便利な小道具と化したゾンビ達。
作品を盛り上げるためならば死体であろうとモノのように扱って派手にぶっ潰す監督の狂気と独創性。
いわゆるB級といわれるその手の勢いある作品がお好きな形なら今作はどハマりするだろなと思いました。
欠けていたのはヨンソクかも
「新感染半島 ファイナル・ステージ」前作が「ポセイドン・アドベンチャー」型の古典的名作パニック映画に、走るゾンビという要素をぶち込んでアップデートした今まで観たことがないハイパーなパニック映画だったのに対して、今作は「ニューヨーク1997」「マッドマックス」といったディストピア映画のアップデートを試みていた。
その試みが成功しているかといえば、残念なところだけど、それは難しかったかなと。ただ、ゾンビ、アクション映画としては、超一級のできなので、そこは普通に楽しめました。
あと、前作と違う点は、今作は戦わなければならない敵は人間が中心なんだけど、ゾンビが敵だった前作の方が人間の怖さ、脆さを描く結果になっていたのは皮肉ですね。
怖さが足りない
ビデオゲームのバイオハザードに似た作品である。バイオハザードが、アンブレラという巨大な製薬会社が生物兵器開発の人体実験のために作ったウィルスが流出してゾンビが大量発生してしまったという設定であるのに対し、本作品はゾンビ発生の原因が曖昧である。理由も発生源も不明のウィルスが蔓延してゾンビが大量発生している状況からストーリーがはじまる。
元軍人という主人公の設定は、戦闘能力という点からもバイオハザードと同じにならざるを得ないのかもしれないが、もう少し工夫があってもよかった。加えて、素人の主婦がたった4年で軍人並みの戦闘能力を身につけたり、中学生くらいの少女がドリフトを駆使するA級ライセンス以上の運転技術を披露したりするのは現実的ではない。百歩譲ってその辺もありだとしても、家族に対して一般の人間と同じような感情を見せるのはどうかと思う。
他人の死に慣れてしまった軍人は、たとえ家族が死んでも油断することはない。戦闘訓練を受けてきた人間も同じだと思う。元自衛官で様々な格闘術を受けてきた人を知っていたが、その人の視線は遠くを眺めているようでとても不気味だった。こちらを見ているように見えて、視線は外れている。視界の真ん中だけでなく上下左右からの攻撃に備えると、そういう眼付になるらしい。
本作品の登場人物には冷酷な軍人らしい眼付が少なく、そういう意味での怖さが足りなかった気がする。他人の死に慣れてしまうと、死に心が動かされることがなくなる。家族に対しても同様だ。本作品の登場人物にはリアリティが欠けている。
ゾンビの発生とは無関係の悪役は、脳足りんの暴走族みたいに浮薄で存在感がない。悪役に重味がなければ天秤の一方の主人公の重味もなくなる。だからだろうと思うが、本作品の主人公には人間としての奥深さがない。味方となる女性陣は儒教の国らしく封建的だ。子供は親の言いつけを守らなければならないという考え方である。愛情よりも上下関係。
結局、登場人物の誰にも感情移入できないまま、映画が終わってしまった。アクションとカーチェイスはそこそこ面白かったが、それだけだ。今年1本目の映画は、駄作という感想に終わった。
観るライドアクション
前作は観ていて気になったので観ました。
感想
流石は超大作の続編ということもあり、CGやセットなどの演出面がハリウッド並のリアリティで圧巻でした。
特にカーチェイスは初期の頃のワイルドスピード並みのスピード感があり、アトラクションに乗っているような感覚に陥りました。
しかし、終始マッドマックス感が漂っていて途中マッドマックスの場面が過ぎってしまいました。
内容はやはりマッドマックスに似ていました。また、他にもジュラシックパークの敵側の様な立場の主人公グループや前作同様の家族愛など似ているなと思う部分は多々ありました。
キャラクターの行動動機が曖昧で感情移入し辛いとも感じました。
また、演技はどの役者さんも魂が宿っている様に見えた。特に半島に残されていた家族の母親役の人の演技は圧巻でした。
それでも、ハリウッド大作並みの迫力満点の映像と内容ではあるので正月映画にはぴったりだと感じました。
総評
前作と比較すると低評価な作品。
しかし、楽しめたので良い作品だったと思います。
新感染後の世界として半島に残された人々の物語を描いた事は流石だなと思った。
アベレージは高い
いまの韓国映画のアベレージの高さがわかる。
物語の導入から終わりに至るまでキャラクターの導線がしっかりしている。
いまこのキャラクターが何を抱えていて、何を成し遂げたいのか。わかりやすくできている。余計な寄り道もしない。
CGのカーアクションは楽しかったが、反面安っぽくもあり、ビデオゲームのムービーシーンのようだった。
キャラクターがギャーギャー叫んだり心情を吐露したりすべてを口に出す、気が狂った邦画の脚本は予告編だけでもうお腹いっぱいなのよね。
この映画よく見ててください、どんなに追い詰められた場面でも人間は天をあおいで「うわぁぁぁぁぁ!」なんていう叫びはしないです。あんなのやってるの日本のテレビだけです。
ストーリーもガンアクションもよくできているしマイナスは少ない。反面、これという個性もないのが残念。
ジャンル映画としてはありがちな内容。
1作目のむごたらしく、嫌な気分にしかならない列車のなかでの分断のような、映像とストーリーがうまく融合した場面があればよかった。
損した分を回収できた
昨年末に新解釈○国志という酷い映画と出会い、1800円と2時間を無駄にしてしまったと心底後悔してましたが、この映画で全て回収できました。
カーアクションとユーモアが素晴らしい。
ゾンビ映画で泣くと思わなかった。
前作もそうでしたが、深い家族愛をテーマにしたヒューマンドラマです。
期待はずれでした
前作の新感染が思った以上に面白かったし、予告編で見る限り良さそうだったので期待していったのですが・・・
カーチェイスは確かにマッドマックスを彷彿とさせる迫力で良かったけど、最後の感動のシーン(のつもりだと思いますが)が必要以上に長くてせっかくのスピード感が台無しになってしまいました。
主人公のカン・ドンウォンがやたらかっこよかったし、イ・レちゃんは可愛かったですね。それらがせめてもの救いかな。
邦題問題、大問題
【新感染半島 ファイナル・ステージ】
3部作として捉えると、かなりおもしろかったのですが、今回は敢えて少々辛口気味に。邦題問題、大問題問題の件です。
前作の「新感染ファイナルエクスプレス」が大傑作だったので期待して鑑賞したのですが、もう少し予習してから鑑賞すればよかったです。
いつの間にか邦題に引きずられていました。前作「新感染ファイナルエクスプレス」の原題は「To Busan」直訳すると「釜山行き」なので映画タイトルしてはかなり地味。そこで「新感染ファイナルエクスプレス」という「パンデミック」×「新幹線」を想起させる電車パニックムービーにピッタリの邦題になっていました。
当時、このダジャレみたいな「タイトル」だし、しかも「ゾンビ」なので、B級映画確定と思い、完全にスルーしていたのですが、町山智弘さんが超お勧めしていたので鑑賞したら、想像を超える大傑作だったため、「邦題の違和感」を胸の奥に閉じ込めていたのを、本作で改めて思い出しました。
前作のタイトルのおかげで、閉鎖空間におけるパニックムービーみたいな印象が強くなってしまったのですが、本作は、閉鎖空間ではありませんが、ゾンビになった「物体」をひたすらボーリングのピンのようになぎ倒し続ける、脱出系の「単なる」アクション映画に見えてしました。マッドマックスみたいな感じ。ちなみにアクションは凄いです。特に子どものカーアクションは最高でした。
実は、この3部作には「競争」「格差」「差別」「共助」などの社会テーマがあり、それをゾンビというメタファーを用いて表現しています。特に前作では「ゾンビ」になるということは不可逆なため、切り捨てる対象になってしまいます。
それが「親子」「夫婦」「恋人」「友人」などの親しい間柄であっても、一旦ゾンビになってしまうと、「切り捨てるのか?」「自分もゾンビになってしまうか?」という、かなり強烈な選択を迫られるため、そこに多くのドラマが生まれていました。本作をきっかけに大スターになった「マ・ドンソク(マブリー)」さんは、多くの人を守るために、自らゾンビになり、その自己犠牲の姿には涙が止まらなくなりました。ここでいうゾンビは「社会的弱者(落伍者)」のメタファーになります。
そして本作では、何とか生き残ったコミュニティであっても、「助け合い」「支え合う」ということにはならず、平時と全く同じように、支配、格差、差別という構造を自ら作り出しながら社会を構成しており、この根源については深く考えさせられます。
ちなみに3部作の原題を直訳すると①「ソウル駅」②「釜山行き」③「半島」となり結構地味なタイトルです。そして邦題は、①「ソウル・ステーション パンデミック」②「新感染ファイナルエクスプレス」③「新感染半島 ファイナル・ステージ」となり、映画の表現したいテーマ性とは少し離れ、アクションパニック映画という印象を色濃くしてしまっています。
邦題は本当に難しいです。最近は鑑賞前に必ずチェックして、監督が表現したいことを想像しながら鑑賞するようにしています。
でも、あまり深く考えすぎると娯楽性が薄れるので、ボーリングのピンのようになぎ倒される「元人間」を狩りが好きな方は楽しんでご覧ください。
꒰꒪д꒪|||꒱ガーン
スゲー꒰꒪д꒪|||꒱ガーン
凄すぎて驚き‼️
本当にマッドマックスの2.3.4にゾンビ出したみたいな内容迫力満点💯
内容もわかりやすく中だるみ無し❗️
おすすめdeath❣️
観てよかった(^^)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️満足の満点💯
「マッドマックス 怒り〜」というか「ニューヨーク1997」です。
前作はゾンビ映画で初めて3回も泣いた。
“大切な人を守るための犠牲”
の描き方が秀逸だった。
で、この第二弾。
原題は“PENINSULA” 半島という直球のタイトル。
物語、演出、キャラクター、フラグ
そして“大切な人を守るための犠牲”
どれを取っても素晴らしい。
ん?
では何でそこまで熱くならなかったんかな?
多分、現代社会とリンクするリアリティが原因かと。
前作は今の韓国(アジアなので尚更共感)が舞台だったので
めっちゃリアルな恐怖&感動。
今作は四年後の死んでる韓国なので
要はSFになってしまった。
みんな「マッドマックス 怒りのデスロード」を書いてるけど
私みたいなオヤジには「ニューヨーク1997」ですね。
ほぼ同じ(^ω^)
でも、楽しかったですよ(^ω^)
史上最多数ゾンビ
カーアクション満載なゾンビ映画。それよりここまでの数のゾンビには圧巻。
そもそも今までのゾンビは明るいのを嫌い夜のみ行動していたのにその逆になってましたね。
この作品ではゾンビは脇役のショッカーの戦闘員みたいなもん。結局人間vs人間ですもんね。
この状態だったら北朝鮮にもゾンビの大群は雪崩れこんでいるはず。続編は金正恩北朝鮮指導部とゾンビの戦いを見たい。
テンポが良く飽きさせない
前作を知って居れば経緯は分かるくらいで
登場人物などは関係性はありません
なので前作を予習出来てなくても
十分に楽しめます
ホラー映画とは違ってアクション映画に
近いかと思います
前作は色々な家族模様が有りましたが
今回はシンプルなので感情移入は
しやすいと思います
アクション映画なので派手に音を鳴らしている
劇場がベストだと思います
観て損はしない映画だと思います
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