「ゾンビアトラクションはパワーアップ、既視感は強め」新感染半島 ファイナル・ステージ まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビアトラクションはパワーアップ、既視感は強め
新感染ゾンビ映画として大成功した前作の4年後が舞台。
ゾンビ大量発生、シンプルで分かりやすいプロット、ゾンビ以上に恐ろしい狂った人間の狂気と、今作もゾンビエンタメとして王道展開で楽しく観れました。荒廃した町の障害物はゾンビというカーチェイスや、ゾンビの特性が分かっている続編だからこその攻防戦など、前作から予算も演出もパワーアップしたアクションは見応えたっぷり。
でも個人的にはちょっと不満もあり、正直前作に比べ満足度は低め。
新感覚ゾンビアトラクションムービーではなく、既視感強めのパニックアクション映画になってしまい新鮮味がなかったり、泣かせるシーンが長く冗長的でツッコミ所が大量発生してしまったり。プロットも良くも悪くもB級サメ映画的ノリで、意外な展開はゼロ。死にそうな人が死に、生き残りそうな人が生き残る展開。笑
お正月のハリウッド大作映画が公開出来ない今、このくらいシンプルなエンタメもアリなんだと思いますが、もう一捻り欲しかったです。
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