「欠けていたのはヨンソクかも」新感染半島 ファイナル・ステージ flipperpinballさんの映画レビュー(感想・評価)
欠けていたのはヨンソクかも
「新感染半島 ファイナル・ステージ」前作が「ポセイドン・アドベンチャー」型の古典的名作パニック映画に、走るゾンビという要素をぶち込んでアップデートした今まで観たことがないハイパーなパニック映画だったのに対して、今作は「ニューヨーク1997」「マッドマックス」といったディストピア映画のアップデートを試みていた。
その試みが成功しているかといえば、残念なところだけど、それは難しかったかなと。ただ、ゾンビ、アクション映画としては、超一級のできなので、そこは普通に楽しめました。
あと、前作と違う点は、今作は戦わなければならない敵は人間が中心なんだけど、ゾンビが敵だった前作の方が人間の怖さ、脆さを描く結果になっていたのは皮肉ですね。
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