劇場公開日 2022年7月20日

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あなたと過ごした日にのレビュー・感想・評価

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3.5公衆衛生は大切だしコロンビア怖いよ

2022年11月21日
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鑑賞方法:映画館

事故の件でおいちょっと息子となるが、原作もその息子の回顧録をもとにしているけど。本人が書いてもあの様子だから、溺愛されたんだろうなぁ。

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mikyo

3.5二人分の価値

2022年11月8日
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悲しい

難しい

70〜80年代のコロンビアにて、家族想いで公衆衛生を説く医師エクトルが政治活動を始め、そして…といった物語。

6人姉弟で唯一の男の子キキンを中心に、教授として医師として、様々な活動をする父エクトルとの生活を見せていく。

姉さん達は皆美人。他の教授と比べたら…とのこのだが、充分豊かそうだし、まさに幸せを絵に描いたような家庭。

少し心配な活動を繰り返すエクトルと家族の間に多少の衝突はあれど、中盤あたりまでは一家の幸せぶりがこれでもかというほど見せられる。

しかし、終盤から突如逆方向へ急展開!!

調べてわかったのですが、コロンビアって壮絶な時代を送っていたのですね。

息子にちょっと甘すぎな一面はあれど、病気や差別を許さず、優しさに溢れた人間なのに。。

善も悪も関係ない、ただ目の前に横たわる現実に打ちひしがれるような作品だった。

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MAR

4.0見事な女系家族(女優さん皆さんお綺麗)にとても子煩悩で人格者で現実...

2022年10月5日
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見事な女系家族(女優さん皆さんお綺麗)にとても子煩悩で人格者で現実的な父上 とても幸せそうな子供時代 マルタが亡くなってからは家族にも変化が 次第に反抗的になったのか、あれは飲酒運転?息子の方は出来損ないでは?と思ったけど
如何せんかつての内戦、政治腐敗、犯罪多くて危険な頃のコロンビアなので、どんなに正しい事やっても父が報われないのが辛い しかも宗教も強そう 手洗い始め公衆衛生、感染症、ウィルス、子供の教育に熱心な所やなんかはまるで現在を示唆してたよう
特典が除菌ジェルとシート そして珍しい医療関係者割引

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ゆう

3.5良い映画だけど、傑作ではない。評価に迷う作品。

2022年9月3日
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鑑賞方法:映画館

映画チラシを読んだときから、この作品に惹きつけられた。息子から見た父親を描いた映画。
つい、私の父親と比べてしまう。

この映画の父親は、子供想いの優しい良い親だ。子供は6人いるが、唯一の男子である長男を溺愛している。私の父と比較すると、信じられないくらい優しい。日本の昭和の父親達の中にも、このような父親は存在していたと思う。でも、少数派だろう。愛情表現が下手なのだ。

父と暮らした日常生活が延々と描かれていく。くどいくらいに。観る人によっては退屈かもしれないが、監督が意図的に撮っている。それで上映時間が3時間近くとなってしまうが、それなりに工夫して眠らないように作っている。

私の不満は、父親を余りに理想化してはいないか。欠点をさらけだした方が、人間らしくていいと考える。白黒やカラーを使い分けている。終盤は白黒になり、何の意図があるのだろうと考えていたら、ドキュメンタリー仕立てにしたかったと思いついた。

コロンビアの政治状況が分からないと、すぐには理解できないだろう。ラテンアメリカの文学も、背景に政治状況が見え隠れしている。

私が大好きな映画「ベニスに死す」が2回スクリーンに映る。主人公が本当に好きだったのだろうか。ひょっとして監督の趣味かと感じた。原作を久しく読んでいないので、読みたくなった。

父親の背広から出てきたメモは、ボルヘスの詩だ。
観て損はない映画である。

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いなかびと

4.0偉人 アバド・ゴメス

2022年8月24日
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鑑賞方法:映画館

事実に基づく話。

70年代コロンビアに実在した、公衆衛生専門家エクトル・アバド・ゴメス博士の伝記。

貧しい子供の為“Future of Children(子ども達の未来)”プロジェクトを立ち上げ、公衆衛生に尽力した人物です。

難しくて眠くなる話かと警戒していたけど、そんな事なく観やすかった。

引き込まれて面白かったです。

ストーンズの「RUBY TUESDAY」を、ギターを弾きながら歌う場面と、歌詞を映画内容にカブせる感じが印象的で、

僕は、この曲が大好きなので、テンションぶち上がり(笑)

キャロル・キングもラジオから流れます。

ジャニス・ジョプリンやエルヴィスのポスターが貼ってあったり、音楽ファンとしては、ニヤリとする場面も。

時間は少し長めですが、長ったらしさは、ほとんど感じませんでした。

ラストカットが好きです。

この映画を観なければ、この偉人を知らなかったと思う。

いい映画だ。

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RAIN DOG

3.5キリストもユダヤ人

2022年7月31日
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悲しい

知的

1987年にメデジン市長選挙に出馬を表明し暗殺された公衆衛生専門家にして医師で大学教授の工クトル・アバド・ゴメスを息子目線で描いた伝記。

工クトル・アバド・ゴメスというじんぶつは知らず、コロンビア情勢に詳しくはないけれど、1970~80年代のメデジンといえば…と思い観賞。

1983年留学先のトリノから帰国する息子キキンの様子から始まり、程なく1971年のドラマへ移行し展開していく。

水質の悪さを問題提起したりボリオのワクチンを治験したり、人種差別の愚かさを説いてくれたり、脚の不自由な人を気にかけたり、貧しい若者に支援したり、人格者にして家族想いで人思い、更にはこの時代に於いてはなかなか革新的なパパエクトル。

ただ、特にこの時代、ワン・フォー・オールををやるのは勝手だけど提唱しちゃうとファシスト呼ばわりされちゃう未成熟な国だからね。
パブロ・エスコバルが議員になれちゃった国だし。

社会的貢献の話は勿論あるけれど、家族として、父親としてのアバド・ゴメスをみせる姿が主だったし、1971、1983、1987のドラマだけで少し話しが急展開過ぎる感じは否めないけれど、家族ドラマとしてなかなか面白かった。

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Bacchus

4.0色々な事はあるけれどゆったりとした映画

2022年7月24日
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2022年劇場鑑賞168本目。
あらすじをさらっとしか見なかったので、てっきり父親が病気か何かで亡くなってから、成長した息子の物語かと思っていましたが父親が主役でした。
コロンビアの誤った衛生感を正そうと苦心する博士という側面より、息子に対する父親としての面をゆったり描いていたような気がします。それだけに終盤はなかなかショッキングでした。

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ガゾーサ

4.5映画は最高の教科書

2022年7月20日
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鑑賞方法:映画館

1970年代、麻薬カルテルが台頭するコロンビアを舞台に、自由を声高に謳う医師である父の波乱の人生を描いた、真実から生まれた物語。 とポスターにあったので、犯罪組織に屈することなく闘う父親の物語、のような内容を想像していた。
ほとんどが父親を中心とした母親、五人の姉妹と主人公の少年の心あたたまる家族の描写に費やされる。
ハビエル・カマラ演じる父親が、信念を曲げない、実直な、それでいて家族をはじめ周りの人に対してどこまでも優しい。
こんな父親になりたかったな、こんな父親がいたらな、と思うほどのいい人物。
それだからこそ、最後の悲しみが増してくる。
ただ、政治活動にのめり込んでいく経緯が深く描かれていないようで、緊迫感に欠ける気がした。
原作ではそこもしっかりと描かれているのだろう(チラシや公式HPのストーリーにはそれが中心のように書かれているから)。
女性たちが(子どもから老人に至るまで)みんな魅力的。それに引き換え主人公の少年・青年がただの甘やかされて育った馬鹿息子に見えてしまった。

70年代、80年代のコロンビアが舞台。馴染みのない国の人たちの日常、事件、宗教、歴史に触れることができた。映画って最高の教科書だ。

いつも行くイオンシネマに早くからポスターが貼ってあったので、結構メジャーな作品かと思っていたら、全国で十館しか公開されてないんですね。
イオンシネマに感謝。

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大吉