「最後が少し残念」ヤクザと家族 The Family 長久保結さんの映画レビュー(感想・評価)
最後が少し残念
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派手なシーンは序盤で大きな抗争なども描かれてはいない、ヒューマンドラマに近いので女性も楽しめます。
最後、市原隼人演じる弟分に刺されるのはいただけなかった。
あのシーンで、誰かに殺されるだろうとは予感していたが、他の方も言うように動機が薄いこと。
あとは、綾野剛演じるケンジが時代変化の被害者かのような終わり方。
もちろんケンジが主人公でケンジは仲間の仇打ちという正義が大義だが、彼は殺人犯に変わりはない。
どんな奴でも殺された人にも家族や仲間がいるのだから、その殺された人の家族や仲間に今度は逆に仇打ちにされる終わり方の方が考えさせられるのではないか。
ヤクザが現代では、社会的に弱くなった理由にも繋がっていくと思う。
ケンジも被害者でもあり加害者ということを出した方がよかったと思う。
それ以外は、主題歌含めとてもよかった。
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